いつかにヒカル
その光はまだ遠くて
しばらくしても届かない様子
いくつかの思いを重ねてみれば
それ以上、明るく輝くことを
わたしは期待している
まだ、手には届かないから
それがあたたかいのか、
意外と冷たく感じるのか分からない
もし、わたしが誰かに
同じような光を導き出そうとしたなら
ほんの少しでも、早く届くように
頑張ってみて
ほんの少しでも、あたたかく感じてもらえるように
思いを込めるのだろう
だとしたら、
わたしの目の前にある光は
誰かの思いがあって
誰かが望んでくれていると思えれば
ワクワクしてくる
いつかヒカル
まちがっていることに気づいたら
すぐに教えてあげられる
いつかヒカル
自分ひとりじゃないことに
自分以外の誰かが
そう教えてくれる
いつかヒカル
たとえ、その光が
まだ遠くにあっても
あせらなくていいよ、と
教えてくれる
いつかヒカル
そのいつかの明るさは、
そのうち、どうでもいいように
思えてくるはずだから