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衝動歌  作者: 黒石晶
6/6

花と野原あと、審判 老木

厳しい厳しい冬の中

凛と咲くのは桜の兄

たとえ徒花であろうとも

花は咲いてやがて散る


審判

私は罪深い物だ

何故なら子供を沢山殺したから

殺し方は簡単だ

お顔におおきなばつ印

書けば子供は奈落行き

子供は奈落に真っ逆様

其れを続けてはや数年

私は罰せられ無ければならぬ

裁判長!私を罰せよ!

この罪深い私を罰せよ!


執筆

筆よ走れよペン走れ

白い野原に足跡残せ

時折足跡消え行くが

それでも足跡続いてく

白い野原の終わりまで


老木

永く生きた老木は

いづれか終わりが来るものだ

永く居坐わるぐらいなら

サッサッと朽ちた方が善い

世代は回り続くもの也

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