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TS星の魔法少女  作者: ゆん
設定集
1/25

設定集① 世界観

【パラレルワールド】

令和時代の地球と同程度の文明を持つ、地球によく似た別世界。

この世界には電子の代わりに魔素があり、

パソコンも、電気自動車も、どんな機械も、ほぼすべてが魔素で動作する。

ダンジョンから産出される魔石を制するということは根本的なエネルギーを制するということである。

そのため、国家が運営する探索者協会以外でも、大企業は基本的にお抱えの探索者チームを雇っている。


【ダンジョン】

ダンジョンとは魔物が発生する地域、エリアを示す。魔物を倒すと、必ず魔石を落とす。無限に湧き出す星のエネルギー源。ごく浅い階層には一般人も入るが、中層以降を探索する専業者は特に「探索者」と呼ばれる。ダンジョンの魔物は基本的に階層を超えることはないが、例外として戦闘中はその壁を越え、逃げる者を追って外に出ることもある。ゆえに戦闘開始後、階層を超えての撤退は許されない。

万が一逃げ延びた場合は早急な連絡と討伐が必要になる。


【レベル制】

レベルが上昇すると、生命体としての「存在力」が上昇する。戦闘に限らず、勉強や趣味手芸など、あらゆる努力を伴う行動で上昇する。例外として「ダンジョン産の魔物」は倒すことで保有存在力を解放し周囲にまき散らすので、これを吸収するのが最も効率が良い。よって、探索者は一般人よりも総じてレベルが高い。複数人で倒した場合の吸収率は「いかにその戦闘で努力したか」で判断される。

レベルキャリーは可能だがあまり意味はないし、努力の必要ない階層でいくら戦っても意味はない。なおダンジョン産モンスター以外は、倒しても存在力を解放したりはしない。]


【存在力】

個を成長させるための基本エネルギー。力や体力、精神力などステータスを上昇させたり、スキルを取得したりするほか種族を変更する、寿命を延ばす、身長を伸ばす、髪を力強くする、ニキビを無くす、おっぱいを大きくする等、自身の魂が支配する肉体に対し、あらゆることに使うことが可能。ただし内容によってはダンジョン産のアイテムなど高級な触媒が必要であり、お金持ちにでなければ活用できない。市場に出回らない激レア触媒もあり、完全に使い切れるのは高レベル探索者くらいだろう。

レベルを上げても、存在力をうまくスキルやステータスに分配し、使えなければ意味はない。


【ユニークスキル】

この世界の生命体は動物も含めてみな生後15年を迎えた瞬間に特別なスキルが覚醒する。覚醒するスキルは個体によって違い通常とは違ったユニークなものが多く、「ユニークスキル」と呼ばれている。99%は現代技術で代用のきく内容だが、1%程度はユニークスキルでしか再現できない貴重な能力であり、大当たりと呼ばれる。寿命が15年以下の生命は「劣等種」、15年以上生きる生命体を「優等種」として区別されている。人間は優等種であり、15歳の誕生日は生涯で一番重要なイベントだと認識されている。人間の元で長年愛されたペットは15歳を超えることもあり、スキルに覚醒して人語を理解する「猫また」になったりもする。また、野生動物が強力なユニークスキルを習得し災害になることもある。]


【スキル】

生命体に付与する装備品のようなもの。通常「スキル」と言えばこちらを指す。スキルオーブを使うことで、存在力分の枠を消費して装備可能。例えば「毒耐性Lv1」は存在力10、「毒耐性Lv3」は存在力50の枠を占有する。スキル解除で枠を解放することは可能だが、再取得にはもう1度スキルオーブが必要。限られた存在力を使うこのビルドは極めて重要であり、高ランクスキルのオーブは戦略物資である。空間魔法はその筆頭の1つ。]


【ステータスカード】

存在力のあり方は生命毎に固有であり、全ては魂に紐づいたステータスカードに記録される。ダンジョンアイテムで種族や性別の変更、若返りも可能な為、見た目が全く変わることもあるが(72歳人間の男⇒16歳美少女エルフになった事例もある)ステータスカードがあれば個人の識別に問題はない。身分証明の際には必ず利用される。


【種族別の特徴】

種族は様々であり、種族変更アイテムがあれば後天的に変更可能。魂は同じだが、存在力の在り方が変わる。


人間:レベル上昇に伴う能力上昇が平均的。

エルフ:レベル上昇に伴う能力上昇は魔法的能力+ 身体的能力-。

獣人:レベル上昇に伴う能力上昇が身体的能力+ 魔法的能力-。


など、見た目以外にもいろいろ変わる。


【魔物災害】

様々な理由から世界を循環する魔力が澱むことがあり、一定濃度を超えた状態でネガティブな感情が溶け込むと、ダンジョンではない場所で魔物が発生する。悪意に満ちた現代ではすぐに魔物顕現につながるためそこまで濃度が上がることもなく、大抵はF~Dランク程度の弱い魔物の顕現で終わるのだが、人気のない場所で長年澱み高濃度になった魔力に、偶然にネガティブな感情が溶け込んでしまった時。大規模な魔物災害が発生することがある。魔王信奉の秘密結社「第六天」は人為的に魔力淀みを発生する技術を確立し、実験的に神奈川県で大規模魔物災害を引き起こした。結果、日本は半壊することになる。費用がかかり触媒も貴重なので多用はできないが、とある目的のために、多くの場所で強力な魔物災害を発生させるテロ行為を繰り返そうとしている。」


【魔物の強さ】

Gランク(Lv1以下)

出力:0.1~3W(目安は乾電池1つで動くオモチャ)

寝ているときに不意打ちされてもケガをする心配はほぼ皆無。幼い子どもでも容易く討伐が可能な相手であり、それでいて入手できる魔石には使い道も多い。一般人のダンジョン入場が制限されない理由でもある。週末にのんびり散歩をしながら狩り、自分たちで使用する乾電池(G魔石)を回収しにくる一般人も少なくない。

魔石の大きさ:ビーズくらい

買取価格の目安は1つ10円

小さくも紫色に発光しており、あまり見失うことはない。

用途としては、ほぼ乾電池。


Fランク(Lv1~Lv10)

出力:3W~200W(ミニ四駆~小さめの電動工具)

油断して無防備に急所に攻撃を受けるとケガをするかも?程度の出力がある。とはいえ装備を整えていればLv1一般人でも問題なく討伐が可能なレベルであり、やはり自分たちで使用する電池(F魔石)として回収しにくる人は少なくない。

魔石の大きさ:ビー玉くらい

買取価格:10円~1000円

小さくも藍色に発光しており、あまり見失うことはない。

Fランク最大級の魔石はスマホのモバイルバッテリーなどにも利用できる。


Eランク(Lv10~Lv30:プロアスリートレベル)

出力:200W~4kW(最大の4kwは124cc程度の小型バイク程度)

だんだんと一般人では大人の全力でも止められないほどの出力になる、危険領域。安定して狩るためにはある程度のレベルとスキル、そして装備が必要になる。レベルを上げた一般人たちもまだまだ多い領域。

安定して狩れれば専業としてギリギリ食べていけるような収入になるが、初心者はトラブル時の経費のほうが大きくなりがち。

魔石の大きさ:小石くらい

買取価格:1000円~10,000円

青色に発光しており、見失うことはほぼない。

一般的な電動工具や携帯家電に利用できる。


Dランク(Lv30~Lv50:兵器で武装した軍人レベル)

出力:4kW~100kW(最大の100kWの目安は大型車)

一般人では装備をしっかり整えても歯が立たなくなる専門家の領域。存在力をしっかり使いステータスとスキルを整えなければ立ち入れない。小型~大型のバイクや軽トラックが明確な意思を持って突っ込んできて、しかも噛みついてくるイメージ。Dランクを安定して狩れれば生活に間違いないが、経費もかかるのでお金持ちになれるほどではない。この領域の探索者から美男美女が増える。存在力を何に使っているんでしょうね。かなりのレベルとスキルを鍛えてきており、プロの探索者であると言える。

ソロでは通常、この領域が限界である。

魔石の大きさ:ゴルフボール程度

買取価格:10,000円~500,000円

緑色に発光している。

一般家庭に電力を供給できるレベル。一般向けインフラの維持に必須の魔石

需要が高く、探索者と呼ばれる職業が望まれる理由である。


Cランク(Lv50~Lv80:スーパーヒーロー)

出力:100kW~1MW(最大の1MWの目安は戦車や小型戦闘ヘリ。)

大型トラックや戦車、小型戦闘ヘリのような火力・耐久性を持つレベル。魔物の攻撃はもはや機関銃や大砲のようなもの。ここで安定して狩れるのは、長年レベルとスキルを鍛え上げたベテラン探索者のみだが

なぜか実年齢に反して若々しくなってくる。存在力さんのおかげ。それなりの高給取りになり、Lv70を超えれば国家組織や大企業からもスカウトが来る。危険度が高いため保険料も高くなるし、必要な消耗品や装備の整備、維持にお金がかかる。このランクで通用する武器やスキルオーブは超高級品。

魔石の大きさ:野球ボール程度

買取価格:500,000円~10,000,000円

黄色に発光している

大型トラックや特殊車両のエンジンなどに利用できる。

町工場や病院、小さなホテルなどに1か月電力が供給できるレベル

物流や産業に直結する重要な魔石であり、取引は活発


Bランク(Lv80~Lv120:いわゆるファンタジー)

出力:1MW~50MW(最大の50MWの目安は小型駆逐艦や小型火力発電所レベル)

ミサイルや機関砲が飛び交い、駆逐艦のような重量物が突進し噛みつき、小型火力発電所レベルの火力が飛んでくる、怪獣大決戦のようなランク。Bランク以上はダンジョン外に出ると街に甚大な被害を与える災害級であり、戦闘開始後の撤退で街までトレインした場合、重罪となる。

人間が装備できる程度の兵器は役に立たず、ここに踏み入れるのは「ファンタジーの領域」となった強スキル高ステータスを持つ、高レベルの探索者のみ。見た目もファンタジー化してくる。燃えるような赤い髪に赤い瞳のイケメン炎魔法使いとか。企業などから手厚いサポート受けるチームが多大な経費をかけて戦い、なんとか狩ってくる獲物である。このクラスになると最高速で走っている電車を正面から受け止められる。

魔石の大きさ:ソフトボール程度

買取価格:ここから基本的に全て時価。保有エネルギーと需要によって変動する

橙色に発光している。密度が高く、かなり重くなる

電車や大型船舶のエンジン、超大型工場の安定電力としても利用できるレベル。

50MWなら小型の火力発電所1か月分と同レベル。


Aランク(Lv120以上:ファンタジー領域の英雄)

出力:50MW~1GW(最大の1GWの目安は原子力空母)

もはや一国の軍隊。あらゆる戦略兵器が支配する戦場を駆け抜け、山のような耐久力の敵を屠る。ここは、おとぎ話に出てくる英雄の領域。現代で言うトップアスリートのような存在で、ピンキリだが人気者はトレーディングカードになっていたりする。見た目も完全におとぎ話の世界になり、まさしく正義のヒーロー/ヒロインである。戦略級兵器の稼働や大規模な半導体製造工場の安定稼働に必要な魔石であり、

毎年どのくらいAランク魔石を産出できるかが=国力と言って過言ではない。Aランク魔石を輸出できるような国家は先進国であり、その他と国力に圧倒的な差がでる。一部グローバル大企業のトップチームや国家組織(何チームかある)が、あらゆるサポートを得た上で、万全を期して狩る魔物。

魔石の大きさ:サッカーボール程度

買取価格:全て時価(為替のような変動制)

赤色に発光している。密度が高く、重い。

小型の原子炉と同レベルのエネルギーを1か月供給できる。


Sランク(イレギュラー)

出力:1GW以上、上限なし。

特別という意味のSpecialを現すSランク。あまりに災害規模が大きいため研究が進まず、イレギュラーの発生要因はいまだ特定できていない。過去発生した全てがオンリーワン。故にこれ以上のランク付けに意味はなく、それらは等しく災害である。2025年に神奈川県湘南エリアで発生した魔物災害では、発生初期からSランク級エネルギーが観測され、それを受けた対策本部が被害を抑える為、参加可能なAランク探索者を全員招集し早期解決を図った。結果、初期観測を大幅に超える想定外の超火力により、実に117名が命を落とすことになる。葵の父と祖父もここで殉死した。Aランク最上位の探索者ですら時間稼ぎが限界と判断した対策本部はA級魔石を数十個使用する戦略級大規模破壊兵器の使用を決断し、直径およそ100kmを跡形もなく吹き飛ばしながらもこれを討伐。神奈川、および首都東京に甚大な被害を及ぼした。この災害により、150名しかいなかったAランク探索者が33名にまで減り、日本は衰退することになる。

なおこの時ドロップした魔石は、17.3Gwの出力を記録した。(歴代2位)

魔石の大きさ:規定なし

買取価格:時価

見ているだけで不安になるような、暗めの極採色。

技術開発研究用、最先端戦略兵器の動力などの用途がある


【スターA・トレーディングカード】

Aランク探索者の約8割を失った日本は大きく失墜した。Aランク魔石が足りないのである。輸出も当然できず、先進国としての権威は地に落ちた。国策としてAランク探索者を増やすべく、政府は様々なキャンペーンを実施することになった。現役探索者のプロマイドを集めて作ったトレーディングカードが大ヒット。世界にも広がっていくのであった。


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