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過去の…

放課後、女子高生2人がカフェで会話をしていた。




「私、過去の自分を探しに旅に出るわ」


「お土産待ってまーす!」


「……」


「どうしたの?はるちゃん?」


「どうしたのはこっちのセリフよ、こなつちゃん。『大丈夫?』とか『何かあった?』とか言ってよ…」


「えーだって、お土産が楽しみだもん」


「私、別れたの」


「分かれた?体が?」


「なんで体が分かれるの! 怖すぎるわ。彼氏と別れたの!」


「へぇーそうなんだぁ。それで旅に出るの?」




「そうよ、彼がいなくても楽しかった昔の自分を探しにね」




はるはカップを取りコーヒーを一口飲んだ。




「ちょっと待って、それって彼氏がいない自分が楽しくないってこと? 今は」


「…ええそうよ」


「じゃあまた彼氏作れば良いんじゃないの?」


「……それは……」


「あ、良いわ、やっぱ旅に出て」


「こなつちゃん、それってお土産がー」


「欲しいです!」


「はぁ…分かりました…」

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