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小説の書き方わからない、投稿しようか迷っている人へ。

作者: もひぷる

 どうも、これを読もうと思っていただきありがとうございます。



 これを読んでる方で、もし「自分も小説を書いて、投稿してみたい。でも書き方分からないし…下手だし…」と思っている方が居たら、「こういう人もいるのね」って感じで読んでもらえると幸いです。




 注意:文章の途中で「例」が出てきますが、私の書いている作品のキャラを使っているため、読んだことが無い方には意味が分からないかもしれません。(若干ネタばれありです)

 そのため、少しだけあらすじの方を書かせていただきますね。


「才色兼備、容姿端麗、文武両道、聖人君子と言った褒め言葉をすべて兼ね備えている四條学園の生徒会長“藤堂綾乃”と、その生徒会長に振りまわされちゃう残念な、でもやればできる副会長“犬塚真也”が学園のために精一杯頑張る? ハラハラどきどきな学園ストーリー。」


 これが「生徒会長」のあらすじとなります。

 簡単に言ってしまえば、学園のアイドルである天才美少女と、優等生の男の子との恋愛話です。

 また、主人公である"犬塚真也"はヒロインの"藤堂綾乃"から「ワンちゃん」と呼ばれています。

 ヒロインの"藤堂綾乃"は"犬塚真也"から「会長」と呼ばれています。




 さて、これ以上私の小説の事を書いてもただの宣伝になってしまうので、始めましょう!

 最初は、私がどうやって小説を書き始めるかっていうのを書きますね。

(1つの方法だと思ってください)



 簡単に書いていくと、


 1.主人公とヒロインとの関係

 2.主人公・ヒロインの設定決め

 3.キャラの設定が伝わりやすいように背景を考える

 4.名前決め(主人公・ヒロイン・地域名などなど)

 5.実際にキャラを動かしてみる(書いてみる)

 6.自分の思うように動いたなら、そのまま書き続ける。 書けなかった場合、1から開始。


 って感じです。

 例(生徒会長の場合)を出して説明すると…


 1.最終的に付き合う。

 2.主人公は優等生。ヒロインは天才。

 3.ヒロインの天才を強調したいので、1年から生徒会長に。さらに天才を強調したいので学校そのもののレベルを上げる&学校での生徒会の立場を大きくする。もっと強調したいので1人で生徒会をしている。 主人公をヒロインと出会わせたいので、ヒロインが主人公を見つけ、生徒会に招き入れる(強引になら尚OK)

 4.ネットで探す。探す時の注意点は、過去に使ってる名前は使わないようにすること。一応、キャラの設定に合った名前を探す(無ければ諦める)。キャラが呼びやすいような名前にする(あだ名などを作り易いと楽ですよ。犬塚真也ならワンちゃんなど。)

 5.ここでは読者に設定を伝わりやすいように、1・2・3を中心に書いていく。

 主人公・ヒロインなどの主力キャラは他のキャラクターと区別ができるように、読者がパッと見で誰が話しているか分かるように話し方などに気を使う。

 6.5で書いた文章に半分ぐらい納得できれば書いていく。「むぅ~、なんか違う…」と思ったなら1に戻る。



 って感じですね。

 ちなみに、5の部分で文章が書ければ、プロローグの完成です!


 この作業で最も重要な事は「6の時点では"完璧"を求めないこと!」

 完璧になるのはその小説が完結した時!という気持ちで1~6の作業を行ってくださいね。


 また、書いていく初期の段階で「なんか広げられないなぁ」と思う事があると思います。その場合は1~3の所まで戻って設定を変えてみてください。

 ただ、これは自分の場合ですが…投稿してしまえばもう「書き続けるしかない!」って状態になるので無理やり書いていけるものです!(書けなかったのもあるけど…)



 おそらくですけど、この書き方は全ジャンルに通じるところはあると思います。

 人によって世界観から考える人などもいると思いますけど、1~6は皆さんやっていることだと思いますよ。

 なので、「書き方わからねぇ~」と思っている方は1~6を試しにやってみてください。


 ちなみに、例の話ですが実際にあんな感じで書き始めました(笑)

 だから、難しく細かく考えなくても大丈夫です。また、1~3は箇条書きで書いてみると整理しやすいのでおススメですね。





 さてさて、ここまでは「小説ってどうやって作ってるの?」って人向けに書きました。

 次は「どうやって文章を書いていくの?」って話をします。


 おそらく、これで止まっている人が多いかと思います。

 正直言って、私も未だにこれで悩みます(苦笑)

 まず、文章を書く前におススメするのはプロの小説を読んでみる事です。

 ラノベが好きならラノベ、「なろう」の作品が好きならその作品で。

 これはどんな本でもOKです。 読んでみましょう。

 その本の文章が貴方の基本となる形になると思います。


 私の場合は、シナリオライターの北川悦吏子さん(オレンジデイズとかロング・バケーション)が好きなので、その人の本を読んでました。(その影響があるのか、私の小説ではセリフ中心の進み方をしてます)


 ただ、好きな本と全く同じ書き方をするとそれは下手すりゃパクリ認定にされてしまう可能性があります。(なろう。は基本素人なのでその辺は緩いけど)

 そこで、"自分らしさ"を出すのです。

 "自分らしさ"と言っても難しいので、今は回避させてもらいますけど、いつか書き続けていれば"自分らしさ"は見つかると思います!安心してください!!



 さてさて、実戦的な事を書きます。

 まず小説には1人称・3人称という物があります。(2人称は難しいので回避)。

 書きたいと思っている人の中で「そんなの知ってる」って人もいると思いますけど、知らない人用に説明すると、

「1人称:自分を中心に話を進める。例:俺は~、私は~」

「3人称:第3者的な立場で話を進める。例:ワンちゃんは会長に話かけた。」


 と言った感じです。

 1人称のメリットとしては、

「主人公が語り手となり書く為、主人公の視野範囲で話を進める事ができる」

「ヒロインや他のキャラが裏でどう動いているかを読者に悟られずに話を進められる」などのメリットが存在します。ただ、メリットであっても、逆に言えばデメリットでもあります。

「主人公の行動・視野範囲でしか書けない」と言うことです。

 これは、フィクションなどで、戦闘などを書く際に「相手の行動は主人公の認知の範囲でしか書けない」ということになります。

 つまり、主人公の能力以上に相手を行動させたい場合には書くのが難しいということになります。


 また、書くコツとしては、視点のキャラの事を考えながら書くってことですね。(キャラになりきるって言う手もあります)



 次に3人称のメリットとしては、

「すべてのキャラにスポットライトを照らして執筆できるため、広範囲に書ける」ということです。

 分かりやすく言うなら、キャラ事に頭の中を説明できるという感じ?

 1人称では難しいと言っていた戦闘物でも、こちらだと書きやすくなると思います。

 敵がチートキャラで、主人公が認知できない動きも書けますから、読者に想像させやすくできます。

 ただ、もちろんこっちにもデメリットはあります。

 それは、スポットライトを当てるがコロコロと変わる事があるので、読者を混乱させる可能性があるって所です。

 このデメリットは私が3人称を書けない理由でもあります。上手く切り替えられないんですよね…(苦笑)


 3人称を書くコツとしては、自分が書き手だと言うことを忘れないことだと思います。

 自分(書き手)という視点でキャラを動かすことで3人称はできると思います(私が書けないので強く言えないですけど…イメージとしては、神様が天の上から人の動きを見ている。と言った感じでしょうか)


 1人称・3人称のどちらが向いているかは、一度試してみて感じてください。

 おそらく、こっちの方が書きやすいなぁってのがあると思います。

 もちろん、1人称でも戦闘物を書いている方はいるので「1人称が書きやすいけど、戦闘書きたい…」って人はその方のを参考にしてみては?





 さて、次々♪

 次は「どうやって話を展開していくの?」です。


 ここで先ほど書いた"自分らしさ"が発揮されます。

 なので、100人居れば100人なりの展開の仕方があるわけです。

 つまり、ここが自分の想像力の本領発揮です!

 まぁ上のような言い方をすれば「意味分かんないし…」ってことになるので、私の展開の仕方を書きます(参考程度にね)



 私の場合、小説のプロローグが書けたとこで一度、休みます。

 休むと言っても1日程度ですが、これには理由があります。

 "一度キャラ設定を忘れるためです"


 1日離れた後にプロローグを読み、頭の中でその文章を映像化させます。

 ん~、これは例えるのは難しいんですが、「頭の中でアニメを作る」と言うと伝わりやすいかな?

 ここで空想アニメ(以下アニメ)が出来上がらない場合、「アニメが出来上がらない=初めて読む読者にも伝わらない」ということになるので設定そのものをやり直すか、話を書き直します。 


 アニメが出来た場合、それを頭の中で動かしていきます。

 ん~、言葉にするのは難しいので、才色兼備で例を出してみますね。皆さんも以下の文章でアニメを創ってみてください。


 四條学園の中で会長がワンちゃんに対して「抱きつきたい」と我が儘を言ったとします。

 すると、ワンちゃんはどんな反応をすると思いますか?(もし、私の作品で「才色兼備な~」を読んだことがある方は会長をチィ姉に、ワンちゃんを楓に置き換えてください)


 答えは「物凄く嫌がる」です。

 おそらく、私の小説を読んだ大抵の人がこういう反応をすると思ったと思います。


 これが私の"自分らしさ"です。

「会長とワンちゃんなら絶対こうなる」「もひぷるならこうする」と読者側に思わせる事が出来れば、それはもう"自分らしさ"の完成です。

 それが出来てしまえば、もうこっちのモンです!


 頭の中でアニメを創っていき、「チィ姉がこう動いたら楓はこう思って、こういう動きをする」「楓がこう動いたらチィ姉の反応は…」と頭の中で動かしていくのです。

 そして、行動の1つ1つに答えを出していくことで、自分らしい展開になっていくと思います。


 もし、"自分らしさ"が分からず自分らしくない展開になった場合、大抵の読者様は「なんか違う…」と様々な形で反応してくれます。(コメントを残してくれる方、離れる方などなど)

 なので、"自分らしさ"が分からない場合はとにかく書いてください!

 書いて書いて書きまくることで、自分の中で分かってくると思います!

 そして、自分以外の人に読んでもらいましょう。そうすればきっと"自分らしさ"は分かります。




 さて、次に移りましょう。

 ここまで来ると、ほとんど小説(プロローグ~2~3話ぐらいまで)は書けると思います。しかし「文章が上手く書けなくて面白くない…投稿できない…」と思う人がいると思います。

 私がその人たちに言えるのは「面白いか、面白くないかは読者が決めること」です!


 ハッキリ言って、小説家になろう。は素人の小説家が多く存在するサイトです。

 つまり、読者様は文章が良く出来ている物を読もうとは思っていません。

 "自分の読んでみたいと思った設定"を読みたいのです。


 私の小説を読んでくれる方は「文章が上手いから」とかいう理由で読んでいるとは思えません。

 私の小説より上手く書けている小説なんて「なろう」の中でも山ほどあります。書店に行けば数万冊以上あります。

 それでも、私のを読んでいる人は「恋愛学園物」が好きという人だと思います。

「もひぷるのだから」という理由で私の作品を全部読んでいる人は片手で数えるほどの人数だと思います。(いてくれるといいな…)


 あなたが「酷いなぁ…」と思っていても、他の人は「面白いなぁ」と思ってくれる可能性があります!

 もちろん、文章の上手い下手で読者様が付くか付かないかは大きく影響すると思います。

 しかし、それは1つの理由でしかありません。

 どれだけ上手な文章を書く小説でも、嫌いな設定なら読まないですよね。検索すらしないと思います。


 だから、まだ投稿できずに悩んでいる人は、投稿してみてください!

 すべては投稿から始まります!


 重要なのでもう一度書きます


「読者様は"自分の読んでみたいと思った設定"を読みたいのです!」


 勇気を持って投稿してみてください!!!





 さて、ここまで来れば、私からはもう何も言うことはありません。

 小説を書く・書かない。投稿する・投稿しない、はあなた次第です。



 もし、何か聞きたいこと・質問などがあれば遠慮せずにコメントをしてください。

 他人に聞かれたくないのならメッセージを送ってください。

 私に出来る限りの返事はさせてもらいます!




 最後に私から皆さんへ。


 小説を書くと言うことは、自分の妄想を文字にすることで、非常に恥ずかしいことかもしれません。

 でも、読者が付いて、コメントで「面白い」と残してくれるのは何物にも替えがたいモノです。

 だって、自分と同じような妄想をしてくれるんだから。


 私もたまにですが、なろう。の作品を読むことがあります。

 そして、自分が読みたいと思っている作品に出会った時、嬉しさ爆発です。

「自分の読んでみたい物があった!」と感動します。


 だから、「小説家になろう」はここまで大きくなったんだと思います。

 そして、これからも続いていくと思います。


 執筆・投稿を悩んでいる方は是非、チャレンジしてください。

 あなたの作品を待っている人は必ず居ると思います!


 私はあなたの小説を楽しみにしていますよ。



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― 新着の感想 ―
[良い点] 初めて長編を書こうとして行き詰まってた時に、この作品を見つけました。自分らしさを持って書いていこうと思います。ありがとうございました。
[一言] ありがとうございます
[良い点] とても参考になりました! [一言] 今まで自分流の書き方で書いていて「これでいいのか」と悩んでいたのでこの作品を見て「こんな書き方があるんだ」と知れてとても参考になりました。 書いた後投稿…
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