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咎人の詩  作者: 81MONSTER(日本を代表する怪物)ポンコツ犬のタナトス
第八話【武芸】

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 ——天界。


 神々の住まう居城に、二人の騎士が(ひざまず)いていた。


 一人は初老の男だった。鮮やかな赤毛が印象的で在る。


 もう一人は、三十代の男。其の鍛え上げられた体躯は、洗練されている。


 二人は共に、天界の神と契約した天仕で在った。


 《禍人の血族》と違って、天仕は何の制約も受けない。そして天仕には、不老と強大な力が与えられる。言わば、神の御遣いと成るのだ。


「良くぞ、参った。邪悪なる魔獣・タタラが復活した事は、知っているな?」


 神が言った。


「我々に、タタラ討伐の命を御与え下さい」


 赤毛の男——矢紅が言った。


「タタラ討伐は、矢紅(しぐれ)。貴方、一人で(おもむ)きなさい」


「何故、大軍を率いないのですか?」


 若い騎士が問う。


「【闇の牢獄】が先程、破られました」


「【闇の牢獄】が……。では、例の戦騎が解き放たれたと言う事に成る。其れと同時に、皇渦陸仙(おうかろくせん)が動いた事を意味する」


「だからこそ、同じく皇渦陸仙で在る貴方達を()び寄せたのです」


 ——皇渦陸仙。


 天界の賢人・仙人達の頂点に位置する六人。其の内の三人が、闇に墜ちて【闇の牢獄】に幽閉されていた。


「天界は今、非常事態に在ります。天界の戦力を、タタラに割く余裕は在りません。(きょう)、貴方は暗黒戦騎・ガルム並びに、皇渦陸仙の討伐を命じます。最強の騎士《金獅子》と呼ばれる貴方にしか、任せる事が出来ません」


「畏まりました」


 二人は深々と頭を下げて、其の場を去った。



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