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柵落ち無能 

「な、なんだここは!?」


俺はいつもと違う見慣れない場所にいる事に気づく。


確か、高校に行こうとして遅刻が確定してたから校門裏の柵から乗り越えようとしたら落ちて・・・。


「まさか俺、死んだのか・・・。たった2メートルの柵から落ちただけで・・・。」


どんだけ弱いんだ俺は・・・。


「ん、んぅ・・・」


隣でもう一人、男の格好をしている人が横たわっていた。


寝顔だけでも分かる美形、女と言われても納得する。


こういう奴がモテるんだろうな・・・。


「こ、ここはどこだ・・・?」


美形が起きて俺に聞く。


「ここは天国だよ」


「て、天国!?」


「そう、俺らは死ん・・・」


その時、扉が開き声が聞こえる


「まだ生きてるぞ」


2人で声の主を振り返るとそこには40代くらいであろうか。


威厳のある男の姿があった。


「勇者候補達殿。お目覚めになられたようで何よりですな。」


声の主は続けてこう呟く。


「ようこそ、わが『シイ』の国へ」



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