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転生編〜第1話
筆者のモチベーションのため是非評価して下さい
ちょうど正午、4時間目、現国の時間。
この世で最も憂鬱な時間の1つであることはみなさんもご存知だろう。こんな時おれは決まって夢の世界を目指すんだ。
グニャグニャと視界が歪み始める。
いい兆候だ。ダウンまで後少しだろう。
両腕の位置関係をずらしベストポジションへあたまを下ろす。机に突っ伏したが最後、
俺は夢の世界の住人になる。......はずだった。
ほんの2秒ほど現実世界から目をそらした隙に俺は異世界のどことなく懐かしい街並みの中にいた。
気付くと俺は異世界にいた。