この素晴らしいニャン生に終結が
僕は猫派です
吾輩は猫でにゃる。にゃ前はまだにゃい。
にゃ前はあるのにゃが、これといって定まっていにゃい。要するに野良猫にゃ。
今吾輩は人生のピンチというやつの真っ最中にゃ。原因は……
「可愛いぃぃぃ!」
道端でばったり会った不思議にゃ少年?に首を絞められているからにゃ。
「(この少年!人が気を失いそうににゃったら緩め、見事タイミングよく首絞めを繰り返して……まっマジで死ぬにゃ……)」
「こうしてる場合じゃないんだった!で、でも……あと少しだけ……」
少年はさらに力を入れてくる。さすがに落ちる……。
「(いいにゃ減に……せんかい!)」
吾輩は自慢の肉球で、少年を叩く。
「!?」
少年がビックリしている……。流石に殴られればビックリす……
「うひょぉぉぉぉおおおお!やっぱり可愛いぃぃぃいい!」
こいつ頭大丈夫かにゃ!?
「この子寮で飼っていいかな?あ、でも寮もともとペット駄目だったりして……いや、でもやっぱり飼いたいし……う~ん……」
ダメにゃ、この子。特に頭がダメだにゃ……。
「よし!いったん寮に連れて帰ろう!」
「(ちょっと待たんかい!)」
我輩は全力で抵抗したが、無意味なものとなった……。
「神代先生!この寮でペットは飼っていいですか!?」
おいおい流石に無理があるにゃろ……。
「あ?別に構わないぞ?」
いいのかよ!
「いいんですか!」
え!?我輩今日からここに住むの!?
「北条、さん……」
「どうしたの?玉原さん」
いきなり目の前に小さにゃ少女が現れた。
にゃるほどにゃ玉原さん言うのかにゃ……。
「どこで拾ったの……?」
「道端でね」
「そう、なんだ……。その猫珍しいね……。私、人間以外のスキル持ち初めて見た……」
………………。へ?
その場が一瞬凍りついた。
「(ちょっと待つにゃ!そんな人間みたいな物持っているわけ訳がにゃいにゃ!)」
吾輩だってスキルにことぐらい知っているにゃ。
「すまん、北条さっきの言葉は撤回させてもらう。この猫貰っていくぞ?研究が必要だ……」
ちょ、ちょっと待つにゃ!なんか即死ルートブッパのさよならENDににゃってしまいそうな予感が物凄いにゃ!そんなの絶対嫌にゃぁぁぁああああ!
「待ってくれ!そんなの可哀そうだ!」
そうだそうだ!可哀そうだ!もっと言ってやれ!
「この子はこの寮で買います!」
いや、それも嫌だから……。吾輩は外で自由に生きたいのに……。
「とりあえず、この寮はペットオッケーでいいんですよね?」
「別にいいが……そいつだけは駄目だ。早く私に渡せ」
「嫌です。頑固としてお断りさせて抱きます」
吾輩もここで一生住むなんてなんて頑固反対にゃぁぁぁぁああああ!
やばいないにゃ、こいつら……吾輩の意思などまったくもって考えていないにゃ……。
「この子……自分の考えを聞いてほしいみたい……」
いままで喋らなかった少女が口を開いた。いいぞ、もっと言え!俺は一人で外で暮らしたいんだ!
「何言っているんだ!動物がしゃべるわけないだろ!?」
「この子……興奮しすぎて何言っても理解できないかも……諦めて……可愛そうに……」
うわぁ、同情されているにゃ……。
「はぁ、もういいよ……お前の好きにやれ……」
「本当に!?ほ、本当か!」
さっきから思っていたがこの少年……女っぽいところあるよな……。
てか……
「(吾輩がここに住むこと確定かよ!)」
マジかよ……だれか、だれか吾輩を助けてくれ……!
「あ?なんだその猫?」
また新しく人が出てきたにゃ。いったいにゃん人、この家に住んでいるんだにゃ!ていうかこの家は女子率高すぎにゃ!やっと違う男が出てきたにゃ……
「あ、お帰り影野くん!いきなりで申し訳ないんだけども部屋で猫飼っていいか?」
吾輩の経験からして、男はあまり猫にゃんか好きじゃにゃいにゃ……
「ごめん、俺猫アレルギーなんだ……」
吾輩の勝ちにゃ……え、ん?そういえば、こいつのにゃ前知らなかったにゃ……
「でも、薬もあるから……多分大丈夫だと思う……」
「(空気読めにゃぁぁぁあああああ!)」
「やった、ありがとな」
「礼なんていいよ」
なに男同士でイチャイチャしているにゃ!クソ……もう逃げるしかにゃい……。
「よし、確認も取れたから……」
吾輩を連れてきた女の子が吾輩の頭に手を置く。
「スキル、テイム」
あれ?体が動かにゃいにゃ?
「これでどこに至って場所わかるから安心できる」
安心できにゃいよ!むしろ怖いにゃ!
「指示、自由行動」
体が動くようににゃった。しかし逃げることもできにゃい……。
「これからよろしくね?」
少年わ優しく微笑みかけてくる。
「に、にゃ~~」
吾輩はそれしか言うことができにゃかった……。
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