この世はコミュ障の敵
すみません。今日は時間がなく、短めになってしまいました。
久しぶりの日常です。
最近清水さんが出てなかったんですよね……。
っと言うことで今回の話は学校でのお弁当回です。
どーも。根暗ぼっちコミュ障の影野 孤です。
今、俺は何処にいるでしょ〜か。
正解は此処ここ、こっこで〜す。
正解はトイレでした……。
え?何故俺がここにいるかって?
それはね……
教えてあげないよ、ジャン。
「影野くん、いい加減出て来てよ」
少し涙目で北条が俺に叫ぶ。
こうなったのは
今から一時間前……お昼休みでのことだった……。
「影野くん 、一緒にご飯食べよう」
昼休み、清水さんからのお誘いがあった。
「絶対に嫌です」
俺は満面の笑みで断る。
「あはは、いつも通りだね」
そう、いつも通りの昼休み……いつもはこれで清水さんも諦める。
「じゃあ、何処で食べようか?」
あれれ、おかしいぞ?
「俺の話聞いていましたか?」
「はい!」
相変わらず清水さんは満面の笑みだ……。
うん、わかってないね?
やばい、やばいよこの人!
「よし逃げよう、そうしよう……」
しかし、それは叶わなかった。
「ひーくん一緒に食べよう……」
「お断りします」
「ちょっと!?」
俺の言葉が気に食わなかったのか、少し拗ねたように言う。
「影野くん、みんなで食べよう」
ぐはっ!何だと……。コミュ障に皆とか使うなよ……。
空気読めないKYだと思われるって思って体が危険信号を出すんだよ!
すでにコミュ障ぼっちなのにそれに空気読めないとか何処のクズだよ!
集団心理って怖い。
「いいよ……」
俺はまんまとOKを出してしまった。
自分の体質が憎らしい……。
「なら、行こっか」
「は、ひゃい……」
ちーちゃんが噛む。予測だが今さっきの言葉を言われたらどうなるのか考えてしまったんだろう……。
でも、俺は出来るだけ抗うぞ!
とりあえず二人っきりでお昼ご飯イベントは乗り切った。
後はメンバーだな。
俺しか男子がいないからな……。
よし、日向を呼ぼう!
「ごめん。今日は日向とも食べたいんだが……」
「別にいいよ?」
笑顔なのに少し怖いと感じるの気のせいか?
まぁ良いか……。
「でも……」
清水さんがボソッと呟く。
「玉原さんは大丈夫?」
「いや……」
…………。
え!?嫌なの?……フッ、なら……
「皆で食べよう?」
俺はドや顔しながらちーちゃんに言った。
「……分かった」
ちーちゃんが親の仇のように俺を睨んでくる……。
ざま~みろ!
「日向!一緒にご飯食べようぜ」
「ごめん。今日は部活の用事で行けない」
「ごめんな……」
終わった……。男一人で女子たちとお昼ご飯か……
ちーちゃんの方を見てみると、とても嬉しそうに俺の方を見てる。
しかし俺は最近知り合いが物凄い出来たからな……
「北条、一緒にご飯食おうぜ!」
俺は北条をイケニ、友達としてお昼ご飯に誘った。
「僕なら構わないけど……」
さすがイケメン!話がわかる。
「どこで食べるんだい?」
う~ん、どこが良いか……。あんまり人がいない所となると……
「屋上とかかな……」
俺がそう言うと北条が体を前に突きだしてきた。
「行こう!すぐ行こう!」
北条が嬉しそうな顔をする。
マジか俺、男で萌えてしまった……。
「お、おう……」
「屋上についた!」
「お昼ご飯食べようか……」
屋上についた瞬間奇声を北条が発する。それを見て苦笑いしながら清水さんが言った。
「そうだな」
俺達は弁当を開け、食べ始めたのだが……清水さんがなにかを決心したかのように、俺を見てきた。
「あ、あの今日、実はおにぎり作って来たんですけど……皆さんも食べますか?」
クラスの美少女の手作りおにぎりか……。
「いらん」
「要りません……」
「食べたいです!」
結論を言うと、料理を食べることになった。
改めて、集団心理って恐ろしい……。
「「「頂きます」」」
俺達はぽいっとおにぎりを口のなかに入れた…………
それが毒だと知らずに…………
そして現在に至る……。
俺は、俺達はダッシュでトイレに向かった。
が、屋上近くにトイレなんてあるわけなく……
やっと見つけたトイレも洋式が一個だけ……
俺がトイレから出てきたときは北条はすでに時は遅かった…………。
清水さんのの弱点……料理ベタ…………
テンプレ過ぎるだろ!っと自分でも思ってしまいました。




