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やっと更新できました;
遅くなったけど、まだまだ序盤で始まってすらいません()
時刻は16時を過ぎていた。
登下校の生徒や部活動の生徒がちらほら見受けられる中、彼女ら3人はまだ教室にいた。
「ふえー・・・」
情けない声を出したのは陽菜だった。
なぜ彼女たちが残っているかというと、陽菜が先日受けた小テストで見事赤点をとったため補習授業という名の居残りをやっていた。
授業といっても教師はおらず出された課題をといて教師に提出するというものだ。
その課題が終わるのを乙芽と樹は待っているといった感じである。
「陽菜、日ごろから予習復習はきちんとしろと言っているでしょう」
「ふえーん・・・」
「ひなちょ、本当に英語苦手よねー。今度樹ちゃんに教えてもらうといいのー」
「樹さんはスパルタだから嫌です!」
「引っ叩かれたいみたいね」
「ふえええええ~~~~」
そうこうしているうちに、陽菜がようやく課題をおえたころには時刻は17時を過ぎていた。
「やっとおわったぁー・・・。お二方ともすいません、待っててもらって。これすぐに提出してくるので!」
「大丈夫なのー」
「早く提出してきなさい」
陽菜が教室を出るのを見送ると樹は乙芽に視線を向けた。
「そういえば、今思い出したんだけど、昼に話した失踪事件のこと」
「んー?そういえば、そんな話したかもなのー」
「あれ、隣のK市周辺で多発してるそうよ」
「そうなのー?」
「意外と近場だと思ってそこらへんだけ記憶にあったんだけど、そういえば今朝のニュースじゃF市に近い場所で起きてたのよね」
失踪事件が多発しているK市は彼女たちの住んでいるF市のすぐ隣の市だ。
幸い学園はF市にあるため彼女たちがK市に行くことはほとんどなかった。
「失踪事件ねー。具体的にどんな人たちが失踪してるのー?」
「さぁ。そこまでは覚えてないわ。あまり興味がないし私や乙芽が関係しそうな事件でもなかったし、さして気に留めてなかったわ」
「まぁ、乙芽はひなちょが巻き込まれなければそれでいいなのー」
「そうね。まぁ、そんなことがないように私たちがいるわけだし」
「そうなのー」
そんな2人の会話など一切しらない陽菜は職員室に課題を提出し終わると急いで教室に戻ってきた。
「おまたせしました!さてさて、出発しますか!」
「乙芽お腹ぺこぺこなのー」
「たしかに少し小腹が空いたな」
「はっ!たしかにそうですね!なら、駅前に新しくできたメロンパン屋さんでメロンパンを買っていきましょう!」
「さんせーなのー!」
「私もかまわない。たまにはそういうものも食べてみてもいいかもな」
「なら、ご近所さんにお近づきのシルシとしてわたす分も買っていきましょう!膳は急げです!行きましょう行きましょう!」
「ひなちょの補習まってたんだけどねー」
「これは陽菜のおごり決定だな」
「ひょええええええええ」
そうして陽菜たち一行は学校を後にしたのである。
次回からちょっと大きく動くかもしれません。多分。




