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第一話 始まり


君は君たちは、もしもたったの三百円で三つの願いが叶うとして、何を願う?

巨万の富?ハーレム?不老不死?ヒーローみたいな力?幻想の郷にいく?幸せ、なんて答える人もいるだろう。

上杉市にはこんな都市伝説がある。

上杉市のある神社で三百円のお賽銭を入れると、三つの願いが叶うと言われている。


今日はそんな神様に願った1人の少年のお話をしよう。

え?僕が誰かって?そんな事はこれからの話には関係ない事だよ、まあ、しいて言うなら僕は見守る者とでも名乗っておこう、ミルとでも呼んでくれ。

少し話がそれたね、さあ、始めようか三百円の神様に願った少年のひと夏のお話を………









オレの名前は、前田元康まえだもとやす現在直江中学2年生陸上部に所属している。

と、唐突な自己紹介しているが誰に言っているのかは知らない。何故かしなければ不味い気がしたからだ。

今は陸上部の朝練をしている。

「おはよう、元康」と、声をかけてきたのは、同級生で同じ陸上部に所属しているオレの幼馴染みの佐々晴信さっさはるのぶだ。



晴信を一言で言うなら、完璧超人イケメンだ、クラスではクラス委員であり、陸上部では2年の中でもトップクラスの実力者だし、容姿もイケメンの部類だ。


「ああ、晴信おはよう」と、素っ気なく返事を返す。

晴信は、今日は、朝礼あるから、少し早くしないとな、や来週のテストの勉強は大丈夫か?などと、全く余計なお世話と言える事ばかりしてくる、だか別に晴信が嫌いか?と言われてもそうではないと言える。


晴信とあと、もう一人の幼馴染みとは、家族ぐるみの付き合いで仲がとても良いのだ。










部活の朝練を終えたオレ達は、朝の朝礼を終えて教室に戻る。

「元ちゃん、晴ちゃんおはようー」と、朝からハイテンションな声で挨拶をしてきたのは、幼馴染みの織田光おだひかりだ。

「おはよう、光ちゃん」と、晴信。

「ああ、おはよう、光」と、答える。

光は吹奏楽部に所属している。

光を一言で表すなら純粋でおとなしいというのが一番合うだろう。

しかし、オレと晴信は知っている、小さい頃は光が一番やんちゃだったということを。

光は意外と行動力があるのだ。


オレら3人は幼稚園から一緒の更に小学校、中学と、ともに同じクラスというもはや驚異的な運が働いている。










あっという間に、1日が終わり学校から帰宅する時間となる。

「元ちゃんと晴ちゃんはこの後部活?」と、光が聞いてきた。

「ああ、そうだね今日も練習があるよ」と、晴信。

「そっか、じゃあ2人が部活終わるまで待ってるよ」と、光。

「いや、悪いよ光ちゃん、僕達は待たなくていいから先に帰ってて、な?元康もそう思うだろ?」と、晴信が同意を求めてくるのでまあ、そらうだな、と答えておく。


「えー、分かったよ」と、渋々と言った感じで言う光。

「じゃ、元ちゃん晴ちゃんさよならー」と、光は、教室を出ていく。


「俺達も行くか」と、晴信が学生鞄を持ち立ち上がる。

「そうだな」と、答えオレも立ち上がる。










部活も終わり、帰宅途中のオレである。

陸上部の練習は、さすがに一年間続けていたから今ではもう、帰宅途中には体力ゼロということは無い。



自宅の近くまで来ると、玄関の前で1人のサングラスを付けた男性が、玄関に壁ドンしてオレを待ち構えていた。

今の時間、家には家族は誰もいない。

そして、オレは男性の正体を知っている。

「そんな所で、何してるんですか貴司おじさん」

すると男性は、「おお!元康くん久しぶり!」と、呑気な声で答えるのはオレの母親の弟の明智貴司おじさんだ。

貴司おじさんはたまに家に居候に来ては、オレや晴信や光の遊び相手になってくれた優しい人だ。


よって、今回も貴司おじさんは居候に来たのだろう。

頼むから毎回、変な格好で家の前にいないで下さい、ご近所さんの視線とかが痛いです。

お願いしますから、次からはまともな格好で来てくださいね。

三百円企画の第一話です。

文才無いのでここおかしいだろとかあるかもしれませんがご容赦を。

次回もどうぞお楽しみに。


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