表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
1/2

ダークファイア

はじめての投稿ですのでお手柔らかにお願いします。

感想やアドバイスを書いていただけたら嬉しいです。

真夜中の住宅街、ビルの屋上にひとつの人影があった。

背格好からしておそらく男だろう。真っ黒なローブを着て闇に紛れながらその男はある場所を見つめていた。


男の目線の先にあったのは 豪華な住宅だった。

広い敷地にはさまざまざな植物が生い茂り他の家とはちがった完全な洋式の豪邸だ。


男は腕時計を見た。短針は3の近くを指し、長針は12の少し前にあった。

男は秒針にあわせて小さな声でカウントをはじめた。

「20、19、18、17…」

静かな夜に男の声が不気味に響く。

「10、9、8、7…」

数が小さくなるにつれて声に高揚感がにじみはじめる。

「3、2、1」


突如、まばゆい光が夜闇を切り裂く。

爆発音が静寂をうち壊す。

男は燃え上がった建物を眺めて顔に笑みを浮かべた。わき上がってくる興奮を押さえこみながら新月の夜空に向かって呟いた。


「さあ、始まりだ。」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ