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想像で描く世界旅行記 ~The World Travel Diary~  作者: 夢宇希宇


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9/9

Universal Studios Japan

挿絵(By みてみん)


「USA!」

「USA!」

「USA!」


「USA!」

「USA!」

「USA!」


 観衆の叫ぶような声が響き、私の耳をしたたかに打つ。

 馬鹿トランプ、お前が全部悪いんじゃ!

 ち、違う。違う違う、そうじゃない。

 Aじゃなくて、Jだ。


 さあ、皆も私に習って連呼したまえ。

 

「USJ!」

「USJ!」

「USJ!」


 そう、私の今回の旅の目的地は、USJ。正式名称は、『Universal Studios Japan』である。

 メジャーな有名どころを選んだと思った者がいるだろうと簡単に想像できるぞ。だがしかし、私はUSJには一度も行った頃が無い。だから、今回の旅の目的地としたのだ。


「ハリーのコスプレしてバタービールが飲みたい!」


 ち、違う。いや、違わないけど、ちょっと物事には順番があるな。ちょっと私の心からの本音の声が出たな。しからば、USJとハリー・ポッターについてから話すとするか。

 USJへの行き方は色々とあるが、新大阪駅から「ユニバーサルシティ駅」まで乗り換えなしで行けるので、新幹線で行く場合は便利であり、空港からは乗り換えとか色々と面倒なので、事前に乗り換えを調べておく必要がある。

 チケットに関しては、WEBチケットであるな。スマホで購入するのが一番のおすすめでもあるし、簡単だ。コンビニ(ローソン)でも購入できるらしいが、面倒なので各自で調べてくれたまえ。私はスマホで購入した。

 USJと言っても、その広さはとんでもなく、約54ヘクタールで東京ドーム約8〜9個分に相当するらしい。

 まあ、軽くUSJには触れて、本当の私の目的である、ハリー・ポッターについて書くか。

 今回の旅は、一日しか時間が取れなかったので、USJの全てを回り見ることは不可能。なので、ハリーだ。


 ハリー・ポッターと私について。私は、ポッタリアンである。ハリー・ポッターの小説は、『賢者の石』が出た時に初版を手に取り、何かピピピッと来るものがあり、夢中となって読んだのだが、それが世界的なブームとなるとは、正直は思わなかった。だが、それ以降、新作が出る度に初日に購入し、その熱は最終巻を読んでも終わらず、映画も全て観て、DVDも所持している。

 何度でも声を大にして言うが、私はポッタリアンであるし、今現在もポッタリアンだ。

 ハリー・ポッターの作中では、色んな飲み物や食べ物が出て、その一部がUSJで味わえる。そう聞いた時の私の心境は、…食い意地はってるなとかは思わないように。

 

 そんな期待を胸に、私はUSJの入門ゲートを潜り、敷地内へと月面に宇宙飛行士が一歩を踏み出したかのような心境でワクワクとした。

 マリオ? そんなの知らん。私はハリポタのエリアが第一だ。テレビCMではマリオ一色だが、ハリポタだ。まずは、衣装に杖だ。目敏く売店を見つけ、グリフィンドールのローブとマフラーを手にした。いや、ちょっと待てよ。えっ!? 何じゃこの値段は? 高いぞ? いや、今回の取材は経費で落ちるだろうから、迷うまでもない。経費で落ちることを信じ願うばかりだ。お買い上げである。

 次は、杖だな。ハリーの杖は、ヒイラギの木で、芯はダンブルドアの不死鳥フォークスの尾羽根。まあ、実在しないので、レプリカ? みたいな杖があったので、それを購入したが、…高いっ! まあ、経費だな。うん、経費で落ちるからな。落ちなかったらどうしよう?

 

 そんなこんなで、私は、ハリー・ポッターの衣装に身を包みご機嫌であった。

 意味もなく、杖を構えて「エクスペクト・パトローナム」と唱えて、近くの人にクスクスと変な目で見られたが、気にしない。何故なら、今の私は、ハリー・ポッターだからだ。

 周りを見ると、同じようにローブを身に纏っている人もいて、何だか親近感が沸いたな。

 そうだ。今回の旅は時間の余裕が無い。事前情報で知っていたのだが、「三本の箒」「ホッグズ・ヘッド・パブ」で売っている、バタービールだ。これを飲みたかった。私はマップを確認し、「ホッグズ・ヘッド・パブ」に向かうことにした。ワクワクと期待で胸が熱くなるのを感じた。

 ホッグズ・ヘッド・パブは、何の石かわからないが、石造りの建物だ。私は店内に入り、店員に案内されて席に着くと「バタービールを下さい」と店員に伝えた。

 いよいよだ。ハリー達も飲んでいた、バタービール。店員が「お待たせ致しました。ごゆっくりどうぞ」と言い、テーブルにバタービールが置かれた。

 一口飲んでみる。…甘いが嫌いではない。甘さ控えめのクリームソーダに似た味わいで、上には甘いホイップクリームがトッピングされていた。

 これを飲むことが私の今回の旅の目的の一つであったので、時間も時間だったのもあり、私はUSJを後にすることとした。そうそう、人気の百味ビーンズを数個買えたので、友人に配ろうと思っている。

 日が暮れかけていたので、杖を構え「ルーモス光よ」と唱えて、一人ニンマリとして、宿泊先のホテルに向かった。

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