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兄弟でゲームそれもまたいいものでしょう

誤字脱字恐らくあります、ごめんなさい

楽しさと真剣さが入り乱れた空間である。

事の始まりは天馬の持ってきたゲーム機であった。

兄弟皆でゲーム…と言うのもシャレオツ物のだろう。

中学生以上の兄弟でここまで仲よくやれてるのもそこそこ珍しいのではないか?

これも全員が全員に家族愛がある証拠だろう。


「お兄ちゃんこれどうやって操作するの…?」


凄く戸惑いながら美桜がそう言う。


この兄弟で一番…いや天馬の知る中でダントツで機械に疎いのが美桜である。

美桜は壁紙の変え方がいつまで経ってもわからないし、何か"よくわからない"と天馬にスマホ等の設定を任せるが、その美桜の分かっていないのは凄く単純なことだったりする。


楓は…一般人程度、でもゲームに関しては天馬が小さいころよく一緒にやろうとせがんでいたからか、少し慣れているところがある。


色々なバランス関係を考えてから、天馬はゲームには一旦参加せず、美桜が多少できるまでは付きっきりでサポートしようと言う作戦に出た。


「えっと…まずはここのボタンを押して」

「うんうん…分かった」


少し教えながらゲームが開始する。

やってるのはレースゲームである。


「ちょ?美桜さん?そこじゃないそこじゃない」

「え?」

「あ、ちょスティックを右に押して!」


少し焦って言うが美桜には遅い。

反射神経がクソ雑魚なのでそのまま場外へと落下する。


「あ…」

「ま、まだやり直せるから美桜頑張ろ?一応アイテムとか取ったりしてうまくいけば」


ふと楓の画面を見てる。


(姉貴は順調そう…何も言わずに上位走ってる)


そう考えながら、一度立ってソファーに座る美桜の後ろに回る。

そうしてからかがんで美桜のコントローラに手を添える。


「えっと美桜?ここのスティックをね倒す感覚で操作するのよ?」

「うん、え?このボタンはいつ使うの?」

「えっとそれは…」


なんて会話がある。


この時楓はふと隣に目をやる。


(んな?!美桜が、その漫画で見るアレになってる、そのなにとは言わんがそのメロンが当たってるアレになってる)


これに楓に電流走る! 

1回咳払いをし声を整えてから言う。 


「あ、天馬!あのさこの他の人たちがやってる…ドリフト?ってどうやってやるの?」


こう聞く。

うまくいけばアレが体験できるのだ。

やらないわけがない。

多分天馬は男の時の感覚で居るのであまりそのアレの大きさ故の身体のリーチが増えた事は考えてないのであろう。


「え?ドリフト?あ〜確かR長押しすればできるよ」

「R?でも押してもできないよ?」


天馬は少しめんどくさそうに一度美桜から離れて楓の方に行って同じようにコントローラに触れる。


「えっとね…ドリフトはスティックを倒しながら…」


指南である。

天馬は楓の指に指を重ねて少し教える。


(う、こ、これは!たわわが当たるのはアレが当たってるのは言わずもがな、指も触れて手の温かさが直にくる…さ、最高か?)


なんて考えている。

内に天馬のレクチャーが完全に終わって天馬は手を離す。


「ちょ?姉貴?そこに行ったら落下するよ?」


そんな言葉も遅い、楓は上の空、楓が反応できたのは残念ながらもう全てが手遅れになってからだった。


「あ…天馬…落ちちゃった」

「何してんだ…」


そんな失望を語りながら天馬はちらりと美桜を見てる。


「あ、美桜それ逆走してる」 

「え?そうなの?なんかよくわかんないよ立体感があると」


なんて年頃の女とは思えない発言をすると再び天馬の指導を受けながら再びゲームをし始める。






少し時間が経って。


「…俺が楽しい予定で始めたのになんか…なんか疲れたな」


少し色々指導しながらやっと一人で美桜操作できるようになったので、天馬が参加して3人だけでやるモードに変える。


「よし…やろう取り敢えずボコボコにしてからが本番ね」

「おっけい分かったじゃあ天馬これでお姉ちゃんか美桜が勝ったらお姉ちゃんに下着贈呈ね」


集中しながら放った天馬の一言が衝撃的な楓の一言で少しスタートダッシュが遅れる。


「あ、姉貴ズリーいま気を逸らす為に言ったろ?」

「いや?真剣だよ?」


2人はそんなくだらない会話をする。

そんな中美桜は一人真剣に操作している。


終盤に差し掛かるところ。

現在順位は

1位 天馬

2位 楓

3位 美桜

である。


途中天馬はショートカットや全体的インコースギリギリを攻める操作で結構離れた位置に来ている、このままいけば天馬の逃げ切り…だがそれを許さない姉がいる。


「ふふ…天馬、ここで必殺技を使う時が来たようだ」

「な、なに?!」


ゲーム中天馬は集中を必要とする難しい技術を使っている。

大きなカーブに差しかった所。

隙を見て楓はコントローラを起き天馬の妨害に差し掛かる。


「な、姉貴バカ!お、おい耳に息を吹きかけるな!バカ…ちょ…」


天馬は妨害に屈してコントローラから手を離す。


「今だ!美桜!やっちゃえ!抜け!」

「えぇえ?!何?え?」


美桜は集中して操作していた為何をすればいいか分からなそうだったがそのまま突き進んでゴールする。


以下順位である。

1位 美桜 

2位 天馬  

3位 楓 


「ふふ、まぁでも?途中不正があったから下着贈呈は勘弁してあげよう、そのかわり今度一緒に温泉行こう」

「え?!温泉私もいきたい!」


天馬が呆然としてる間に話が進む。


「ふ〜…もういいよ別に温泉ぐらい、てか元から温泉行きたかっただけでしょ?回りぐどい事しやがる」


楽しい時間が過ぎた。

これからあと1時間ほどゲームに全員で没頭するのであった。


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