友達から話される嘘くさい話しは大体嘘
暇つぶししすぎてこっち疎か気味です
今現在天馬は一階に美桜と楓を連れて来ている。
楓はダウン寸前だが取り敢えず美桜曰く楓に止められて2人に状況説明出来なかったらしいから全ての元凶はこの酒カス姉であると言えよう。
「で話ってなんですか?それとそちらのお方は?」
なんて裕二が、遊び道具を片付けながらこんな疑問を投げかける。
「まあまあ御二人とも座って座って」
などと美桜は、少しだけ笑みを含んだ声でそんなことを言う。
人の修羅場を楽しこのこの子は案外サイコパスなのかな?
「それじゃあまあ、うん久しぶり…」
そんな言葉しか出なかった。
「「ん?」」
2人の声がかなった。
説明が難しい大分考えて…
「ごめん…美桜説明頼む…」
っと自分の口で言うのが無理すぎて美桜に耳打ちな、そう伝える。
「えーしょうがないなー、じゃあ明日のご飯担当変わってね」
美桜からはそんな返事が返ってるくが、なんの迷いもなく天馬は、頷く。
「突然ですが、困惑の御二人に少し質問この方は誰だと思いますか?」
っと美桜は一旦咳払いして、そう発言する。
それに2人はほんの少し黙りこくり、答える。
「誰って、知らんよ、ていうか天馬はいつ頃帰って来る?」
なんて言葉を夢那は吐く。
それに対し、美桜は"うんうん"と頷きながら再び口を開き直す。
「はい!それじゃあ答え合わせしましょう、ねー?お兄ちゃん、そうしたほうがいいよね〜」
(この子!この状況を楽しんでやがる、なんて恐ろしい子!)
なんて、変な思考を巡らせながらもはやく時を過ぎてくれと、天馬は、願う。
「ん?お兄ちゃん?どこに居るんだい?」
美桜の発言に今度は裕二がそんな発言を返す。
「え?目の前に居るじゃないですか篝さん」
そんな発言に2人とも"ん?"っと発言する。
「え?美桜ちゃんおかしくなっちゃった?楓さんのお酒のじゃった?大丈夫そ?ちょっともう天馬に連絡するは」
なんて夢那が発言する。
と同時に携帯を取り出して、何か操作する。
それから数十秒たって、天馬のポケットの中に入った携帯がピピー鳴り始める。
「ん?」
夢那は自分の微弱な着信と重なる着信音の困惑からかまたそんな感嘆の声を上げる。
「………」
そこからほんの少しの沈黙が現れる。
天馬は空気に耐えられず変な汗で全身が蒸れている。
生唾を何回飲んだか…
先程まで恋華と楽しく遊んでいた故浮かれていた気分から突然の修羅場への変化に心が折れそうだ。
「は?!…まさか!天馬…まさか?!」
暫く考えたあとそんな発言をする裕二。
そんな何かにきずいた声に全員が注目する。
「まてまて…まずまず、だ…貴女…いやお前が天馬なのか?」
一旦落ち着ちつきそんな事を言う裕二。
それに天馬は無言で少し頷く。
因みに、夢那は、話についていけずに困惑している。
「つっ…つまり…その…ああ言う趣味に…め、目覚めざ…めたって、てこここ…と何だな?」
否全く落ち着くことはできていなようだ。
そしてやはり夢那はキョトンとしている。
そして今にも吹き出しそうな美桜と勘違いのされ方が恥ずかしすぎて俯いてなにも言えなくなった天馬。
今ここにカオス極まる。
「ふぇ?そういう事?!ついにか?天馬はついにそういう癖に目覚めたのか?!」
やっと理解が及んだのか夢那がそんな事を言う。
「い…いや!そんなことはないそんな事は無いんだぁ!」
天馬はあまりの空気にそんな、叫びを上げる。
「お兄ちゃん、落ち着いて、一旦一旦」
面白いものを見る目でそんな事を言う美桜。
そのまま天馬の手を掴み座らせる。
「さて、順を追って話しましょうか…」
あまりにも話の先が見えないので、美桜が、そうくくって、1から話し始める…
一旦2人に説明が終わって落ち着く。
「ん?は?朝起きては?」
「夢那おおお…落ち続けぇけけ、ドドどドッキリかなんかだ…そうそう」
「お前が落ち着けよ」
3人でそんな馬鹿な会話をする。
流石にそろそろ楓の、完璧限界が来たので美桜は楓の首根っこを掴んで楓の部屋に戻した。
と一緒にもう一区切りついたので少し勉強してから寝るらしい。
「もう言う事なの結局」
そうやってもう一度説明を振られる。
「朝起きる、全身に違和感!はい!鏡をみたらこの状態!はいオッケー」
そうやって変なテンションで返す。
正直もう恥ずかしいとかは通り越したのである。
「いや何でだよ…」
そんな会話をしばらくする。
殆どが天馬が居なくなってからの話である。
"心配してたらどうなってんだ?"って感じのニュアンスが大体である。
「そんなことよりさ〜」
裕二と話に花を咲かせていたところ、夢那が、言葉で話に切り込む
「「いやそんな事って」」
あまりにも凄い言葉だったため、裕二と天馬の声が重なる。
「天馬も雀かトランプしようや」
っと誘われるのであった
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