お金持ちって凄く羨ましい…
誤字脱字気にしないでね!
「天ちゃんついたよ」
そう言って、バイクを降りる2人。
会場として、指定されたところは何だか宴会場?のような場所。
「うん、もうちょい軽い会場なかったんかな?レトさん」
「だね〜」
結構ノリで決まった集まりにしてはしっかりとした会場にそんな感想がでる。
「よし!天ちゃん、集合30分前だけど誰がきてると思う?」
そうやって恋華が問うてくる。
「レトさん以外居ないでしょ」
「私もそう思う」
っと二人ともそんな結論に至ってからその建物の中に入る。
そこから少し歩くと何個かテーブルが置かれた開けた空間にでる。
そうして内装何かをみている内に1人男性が話しかけてくる。
「あ、こんにちは、えっとお二人は?」
っと問うてくる。
多分この人が主催であるレイトであるのであろう。
だから恋華が先導して話す。
「あ、自分arenです!こっちのが天鬼ね」
そうやって天馬と自分を指差しながら説明する。
そうすると目の前の人も自己紹介する。
「あ、こんにちは、レイトです」
っと軽く礼して話す。
この人はあまりにも礼儀正しすぎる気がする、しかも恋華もあまりフランクに距離を詰めるタイプでは無いのでこのまま硬い雰囲気を維持する訳には行かないのでここで天馬が…
「あ、レトさんはこんにちは〜天鬼です、よろしくお願いします」
盛り上げることもなくそんな挨拶を交わす。
「えっと…レイトさんこれって誰が来てますかね?」
っと恋華がっとレイトに話しかける。
その返答にレイトは一度右に半回転してある人を指し示すようにして説明しだす。
「えっとあまり2人は関わりが無いと思いますけど一応1人…」
っとそうやって言うと、女性が1人座っていた。
「自分達とは別クランで、なんか募集かけてたらいらっしゃった、あかねさんって方ですね」
そう言って話していると、先ほどまで座っていた、女性がこちらに歩いてくる。
天馬は…その女性の顔に見覚えがあった。
これはおかしいことで、元々リアルで面識のある人の集まりならまだしもゲーム内で仲の良い人でも顔を知らないこの集まりで見たことある人と言うのは不思議だ。
「あ、見たことあると思ったらいつかの!最強お姉さん、こんにちは!
そうやってグイグイきてそんな事を言う。
数日前、ガラの悪い奴に絡まれていたとこを助けてやった、小夏…っと言うその女。
そいつが今天馬にグイグイ迫ってきてる。
「そう言えば、ゲームでの名前は?どうなんですか?ねえ?」
っとそんなふうによりグイグイ迫ってくる、そしてあまりにも、グイグイくるので、天馬は、恋華の後ろに隠れて、恋華を盾にする事で小夏のマシンガン(トーク)を防ぐ。
「天ちゃん…私で防がないでよ」
などと恋華が小声で言ってくるがそんなの関係無い。
そんなこんなしている内にレイトが話す。
「まあまあ、一旦落ち着いて、皆さん来てから話しましょう?」
そうやって言うことでやっと小夏は落ち着いて、話すのをやめる。
30分ほど経って結構人が来た。
レイト曰く30人ほど呼べたららしい。
これはゲームの知名度も勿論レイトの話術の賜物と言えるだろう。
「結構人多いね」
そう隣に居る恋華が話しかけてくる。
そうして、恋華と会話している内に男性がこちらに近づいてくる。
この人の首元の名札を見る。
この名札はレイトさんが"毎回自己紹介するのは苦だろう"っとその人のゲーム内での名前が書かれた名札を配っていた。
そうして付けられた名札をみて近づいてきた人の素性を知って話しかける。
「こんにちは、零さん」
っとそんな風に挨拶する。
そうすると相手も、こちらの名札をみてから。
「あ、天さん、こんにちは、あ、arenさんもこんにちは」
そうやって、2人に挨拶する、零士…ここらの三人はよく話す関係である。
「いやーなんか、思ったより人居ますし、思ったより会場もちゃんとしてて、なんか私服で来たのが馬鹿みたいって言うか…」
そんな事を全体を見回しながら話す零士。
その対し恋華も。
「分かる、私も本気ではシャレしてこなかったから…まあでも私服みたいな人もそこそこ居ますし、大丈夫だと思いますよ」
そう返す。
天馬も2人の話に便乗し、話す。
「あー凄く分かる」
総発言すると、恋華は天馬の方を見て。
「いやーでもな〜天ちゃんは格好以前に素材が良いから相当奇抜じゃなきゃ浮かないんだよな〜」
などと発言する。
それに対し、零士も"確かに"と抜かしてる。
「そんなに?てか別にあんさんも十分美形でしょ」
っと反しておく。
同じ鉄は踏まないのでここでイジられることは避けたい。
「いやマジで、arenさんも天さんも、思ったより顔が良いな…俺の場違い感が凄い」
っとの零士の発言で、天馬がイジられることは無くなったのであった…
オフ会、続く!!!




