拝啓親愛なる妹様へ家に入れてください
誤字脱字は気づき次第修正するので直る前は心の目で見てね?
「な・に・が・お・き・た!」
困惑!その一言で思考の全てが包まれた(カイジ風)
全身の隅々を真探り自身で何が起きたかを確かめる。
その後5分程だって落ち着く。
「え?何に何?どうして?何故?え?」
否そんなことは無く大騒ぎしガタガタ音をならす。
そして最終確認として今となってはぶかぶかになっていまったズボンを少しずらす。
そして…1番男の証明のソレ…が無くなっている事を確認する…
「う、うわぁぁぁー」
あまりに衝撃的、だがしかし現実は無情何度見てもなくなったものは無くなったのである。
そんな事をしていると一階から甲高い声が響く。
「お兄ちゃーんどうしたの?バタバタして?しかも女の子連れ込んでるの〜?」
階段を登る音がゆっくりと響く。
ゆっくりとホラーゲームの敵の様に響く音。
(はっ!?えっこれどうすればいいの?誰か経験ある人いない?)
焦ってネットで#性転換 家族説明と検索してみるが事例は何もない。
そんなバカな事をしているとコンコンコンとノックの音が響く。
(あっ…終わった。)
ガチャリ…と重々しい音と共に妹が顔を出してくる。
「てかお兄ちゃんそろそろおりてき………て」
目が合う…沈黙が起きる……=最悪の空気になる。
誰も喋ろうともしないし目も離せない。
「誰?ですか?お兄ちゃんの彼女?」
「…………」
「え?お兄ちゃんは?」
「………ここに居るのがお兄ちゃんです!…」
苦しい言葉を紡ぐ、正直信じてもらえる気はしない。
その言葉にまたしても沈黙が起きる。
そして妹に腕を引っ張られる。
「痛い痛い痛い…やめてよ美桜…」
そんな問いかけをするが無視される。
一階に着き玄関まで連れて行かれる。
扉をあけ美桜は天馬を玄関の外へ投げ飛ばす。
「えっちょ?え?」
「不法侵入を入れるわけにはいかないので。」
そう言ってドアがしまるそして閉まった瞬間カチャンと音が鳴る。
「ちょ〜?まって?まじで入れて!ホントに助けて!」
ガンガンとドアを勢いよく叩きながらそんな事を叫ぶ。
「なんですか?近所迷惑です。」
「いやいや入れてもろて」
チェーンがかかっていて中がぎりぎり見れるほどしか空いていないが、少しドアを開けてくれる。
「いやです。帰ってください。」
「いやいや話くらい聞いて。」
ここでどうやったら入れてもらえるかそれを考える、考えて考えて結果強硬手段が思いつく。
(俺の昔から得意な演技それは…)
地面に膝を次顔を手で覆い準備する。
「グスン…入れてくれてもいいじゃん……グスン…」
そうそれは泣き寝入り!泣き真似は昔から得意なので結構大粒の涙を流しながら座り込む、妹相手にやることに抵抗はあるが致し方ない。
「え?泣いて?え?泣かないでください入れますからね?」
そう言って美桜は焦ってドアを開く。
(計画…通り!)
とこのとき凄い悪い顔を浮かべたのは墓まで持っていく事の一つである。
そこしして入れられたお茶を飲みながらお互いがテーブルの対面に座る。
「あのー結局貴女は誰なんですか?」
「いやだから貴女のお兄ちゃん、明木天馬です」
その発言をした瞬間少し一瞬美桜の顔が歪んだ気がしたが気にしない事にする。
「いやだがらそんな事は良いので…」
「いやいやマジだって、あれなら俺しか知らない事を聞いてみて。」
そう言われてみて少し質問の内容を考える美桜。
「あ、じゃあお兄ちゃんが中2くらいのときにいってた自己紹介は?」
その質問が飛んできて一拍を起き深く息をすい準備をして。
「我が名は六道輪廻全てを操りし森羅万象の根元漆黒ダークネスクロスウィン・ライトニングバーストサイクロンシーザーズパレス!!!」
それを早口で言いとげドヤ!とドヤ顔を浮かべる。
「ハッ?!私たち家族以外でダークネスクロスウィン・ライトニングバーストサイクロンシーザーズパレスを知ってる奴がいるとは考えられないまさか貴女ホントにお兄ちゃん?!」
「ねえマジでお願い何だけどその名前もう恥ずかしいからイジルのやめて…」
その後少し沈黙が辺りを包み込み。
「でお兄ちゃんは何んで終始女声で女装してるの?」
そんな質問が飛んでくる。
「いや女装って普通服を変えるでしょ、なんで胸と髪と骨格を変えるねん。」
「確かに、でもだとしたらお兄ちゃんはどうしてそんなになってるの?そう言う手術ができる空き巣でも来たの?」
「どう言う空き巣?てかどう言う、状況?」
2人で疑問を言い合い頭を悩ませるそう言えばもう学校の時間だと考え時計を見るだがお互いこの状況で学校に行けるほど、余裕は無い。
「美桜、お兄ちゃんなんかお姉ちゃんになってるみたいがら受け入れて。」
「は?」
そん会話が性転換して初めての日の会話であった。
ダークネスクロスウィン・ライトニングバーストサイクロンシーザースに関してはただの文字数稼ぎ説あるコアトル!