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何か女になったらしい

誤字脱字は気づき次第修正しますので、修正される前は心の目でみて読んでください。

夜風の音が響く悠々とした夜。

まだギリギリ人通りも多く自身と同じくらいの年齢の人もしばし歩いている。


時計をチラチラ確認しながら少し急ぎ気味で歩いて帰る、その間ゆっくりとした心地よい風が吹き抜けガヤガヤと騒ぐ街は耳障りだが心地良い、何にも変わらない日常、苦でもなく楽でも無いならそれはきっと楽何だろう。


数十分歩いただろうか。

自身の家の前につき時計を見る。


「まだギリギリ大丈夫か」


そんな事を呟き、急いで扉を開けるその瞬間明るい光が照る、今までの落ち着く黄昏た空気感とは違う別の落ち着く空気感が漂って来る。


「ただいまー」


気前のいい声でそんな事を言うが誰も返事をしてくれない。

それもそうだ親は出張、姉は月2くらいでしか帰ってこない、妹は居るが受験生部屋に篭って勉強に励んでいるのだろう。


それだけ聞くと家族は崩壊しているように見えるが毎年皆で旅行に行ったりするしもし友達に好きな人は?と聞かれると家族と即答出来るほど家族は好きだ。


荷物を降ろし急いで自身の部屋まで登る。

そうして机の前に座りゲームに手をつける。


「ふーイベント更新間に合った〜最速でやらないと置いてかれるからなー」


パソコンに手を付け電源をつけキーボードに手を置く。

そうこの男明木(あけぎ 天馬てんま駄的にゲームに取り込む通称ゲーマー無のだ!

理解が無い人物が取れれば人生の蛇足だがしかし、理解のある者が見るなら人生にとってのなってはならないキーパーツ!


「あ、arenアレンさんログインしてるじゃん、あそこのステージは正直arenさん無しじゃ厳しいからなー」


ゲーム内での仲間を確認しチャットの用意をする、案外ゲーム仲間と言うものは案外実際の友達よりフランクに話しかけれるものだ、だから普通に友達と話すより話しやすくて楽しい。


天鬼〈アンさんチスチス、久々ですな〜〉


aren〈お、天鬼ニキもお久ですなー最近クラン変えたから全然話さなかったねー〉


天鬼〈いや〜本当そうですよ、どっかのアレンとか言う人がクラン抜けたせいで内の戦力下がったからなー〉


aren〈ごめんごめんwでも今イベと次イベ終わればそっち戻るかも!〉


天鬼〈マジすか?!楽しみにしてます!〉


そんな適当に会話をする。

天鬼と言うのは天馬の天と明木の木を組み合わせて適当に変換したもの、案外この名前は自分では結構気に入っている。


「くー疲れた、流石にバイト終わり3時間連続ゲームは堪える〜」


身体を伸ばすついでに時計を確認する。


「げ!もう1時半じゃん…もう少ししたら寝よ。」


そんな事を思いながら適当にネットを開く。

そのネットで、可愛らしい女性のコスプレ写真が目に入る。


「この人凄い可愛いなハートホローしとこ。」


そうやって作業しいるとこんなことを考える。


(もし俺が女ならどんな生活してるんだろう、まあネットやってアニメ見ては変わらないと思うけど…まあでも可愛く着飾ってこう言う、写真撮りたいな…)


そう半分好奇心でそんな事を考える。

今も自分磨きは欠かさずやっているつもりだ、昨日終わった高校に入って初の夏休み、筋トレや家事の練習、勉強、自身を動かす動力はモテたい…いや自信を持ちたいと言う意識だ、だがそれが自身の環境が別なら、と言う単なる疑問。


「1回女になってみたいなー…あ、でも女の子の日とか大変って聞くし、軽々しく思うのは悪いか。」


そんな思いを呟き、パソコンを閉じる。

その後自身のベットへと入り眠る体勢へ入る。





「ん…んぁ〜」


カーテンは閉め切っているが光が入ってくる。

目覚まし時計のアラームを止めて目を擦る。

小鳥のさえずりが聞こえる清々しい朝。


にも関わらず、体の全身から違和感が立ち込める別に風邪を引いたような関節の節々の違和感とは違う胸や股からの違和感、他にも喉や少し胸が重いように感じる。


「んん…なんだコレ気のせいか?まあいいやとりあえず熱でも測るか。」


そう思い体温計を手に取る。

脇に挟み少し待つ、ピピピとかん高い音が鳴り体温計を取る。


「36.5か平熱だな…やっぱ気のせいか?」


そう思い体温計のボタンを押し電源を押す。

電源が落ち体温の標準する部分が真っ暗になるそうして少し自分の顔が映る。


「んんん…?」


その疑問とも言えない声は次の瞬間疑問から答えへと変わる。

電源が切れた真っ暗なパソコン、その画面に映った自分は長い髪、少し滑らかな柔らかい骨格、少し膨らんだ胸、驚いて立つと明らかに前と違う視点。


「あ、あれ?これがもしやTSってやつでは?!!!」

ネット仲間がarenでアンさんなのは俺のネット友にあんさんという方がいるからです。

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