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輪廻

作者: ido

はじめまして

キョーカスイゲツ。と申します。

書きたい話が出来たら投稿していきたいです。

よろしくお願いします。

風が頬を撫でていく感触があった。エアコンの風かと思ったが違う気がする。草木の匂いのような、、、、、、、

そんな馬鹿な!

私は眠気が完全に消え、飛び起きた。私は確かに昨日自分の部屋のベッドで眠りについたはずだ。

辺りを見回すとそこはだだっ広い平原で見回す限り一面の緑、人の気配など微塵も感じられなかった。

頬をつねってみる。

痛、、、、、、、くない。ということはこれは夢か?夢にしてはリアルすぎるだろと思いつつ私は立ち上がる。

私はまるでどこに行けば良いのか分かっているように歩き出した。しばらく歩いていると不意にピアノのメロディが聞こえてきた。

どこか懐かしく思うのはこれが夢だからだろうか?

音の主の所まで歩いていくと同い年くらいの少女が一人ピアノを弾いていた。彼女は全く知らない人だったがいつかどこかで会ったような気がした。

不意にピアノの音が止み静寂が訪れる。

「これは夢?」と私は問いかけてみる。

「夢ではないかな、ここは。ここは狭間の世界。人々が彷徨うところ。」と少女は言った。

「あなたには夢はあるの?」と少女が問う。

私は幼い頃からの夢であるピアニストについて語った。

すると「そう、ならあなたはもう行かなきゃ」と少女は少しの微笑みを浮かべながら言う。

「また会える?」と私。

「きっと会える」と少女。

薄れゆく視界の中で私は産まれる前に一度ここを通ったことを思い出した。


目が覚めると見知らぬ天井と点滴が私を出迎えた。そして涙を流して喜ぶ両親。何が何だかよく分からない。

医者によれば私は原因不明の昏睡状態に陥っていたらしい。

ところで先程まで何か懐かしいものに触れていた気がするが思い出せない。まあいいや、生きていればいつか再び出会うだろう。


読んでいただいてありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
タイトルからホラーを連想しましたが、内容を読みますと不思議な物語だと感じました。主人公は恐らく前世でピアノを奏でていた人でしょうか?懐かしいという感情が読後感に余韻を残されました。
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