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シンギュラリティAI と ハヤト  作者: 小泉ハヤト
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シンギュラリティAI と ハヤト

 初戦

 腕時計 Sレアアイテムが コタロの腕で 喋る。マジックアイテムだけど、魔法戦士ハヤトのまわりは、Sレア物が 普通にありる。馬車に載ると、玄関で 全身消毒され、まず シャワールームに、入る。また魔法で 裸になると、淡い光りが、全身を包み 魔法で、室内用の服と ブーツが装着される。戦闘用で、ハヤトは朱色、コタロは黄色、イリアが靑で、御者はギュンターといい、灰色だ。全員同じ 黒の腕時計。時間と、自分の健康状態と、仲間との念話が出来る。地図機能もあり、勿論仲間の位置確認や、索敵も出来る。腕時計からは、光魔法も出て、攻撃も出来る。何でもあり、ソレが魔法だと ハヤトは胸を張った。コタロは、そういうものだ、腕時計は、戦闘力を、爆あげしたが、実戦で使いこなさねば 強力な機能も、意味がないのだ。腕時計の横で、ミサンガも 魔法で奇麗な縞模様になっていた。コタロは、与えられた個室で ふかふか(程よいクッション)の ベッドで眠るまて、説明をきいてい。翌日早朝、朝食まで、朝練をする。馬車の外では、それぞれの私服、腕時計で シールドを張り、木や石に 腕時計時計に 右手の人差し指を載せ 麻痺光線を当てる。コツは、腕時計時計を付けた、左手をグーに握ることだ。次は、破壊光線、人差し指と中指二本を 文字盤に載せて発射!それぞれ、やりやすい姿勢フォームを、探ったのだけど、ハヤトは 「ビーム!」とか「カッコよく!殲滅!」とか、叫ぶ。ムダな動きの 悪いお手本は、見ないことにした。

 朝食は、馬車から、薄い生地の幕を 伸ばして、外で食べた。イリアが アイテムボックスから、幕の内弁当を出したのだ。コタロは、炊きたての、真っ白いご飯を、鼻をピクピクさせて「オカワリ」をした。イリアは、ウインナーの頭が除く、三角おにぎりを出した。コタロは、せっかくの白ご飯を、包む黒いパリパリを、剥がしそうになったが、「そのまま食べて」と、ハヤトから促され、仕方なく三角の角を、パクっと噛じる。一気に、パクパク食べてから、もっとゆっくり味わえば良かったと、残念に思う。お腹はくちくなっていて、もう食べられない。イリアは、口角を僅かに上げて「コタロのアイテムボックスは、時間停止ですよね?作戦中の、必要物資として、おにぎり各種を、支給しておきます」と、ホカホカおにぎりを、次々くれた。「食べ過ぎは、戦闘力が落ちます」と、さり気なくフォローも入れた。何故か、薄い紙のチョコレートや、宝石のような、あめ玉や、ふわふわした茶色の万頭シュウクリーム。食後の緑茶を啜っていたら、視線の端っこで、弓矢がジュ~っと、燃えて溶けた!盗賊の敵襲だ。「食後のお茶の途中に、襲ってくるなんて、野蛮人だね?そう思うわない?」ハヤトがぼやく。「三十人が 取り囲んていますね?一斉に、麻痺させますか?」イリアは、最後のお茶を 飲み干しあと、食後の後片付けをしながら、ギュンターに答える。片手の親指でサインして、御者台に戻ると、手綱の靑ボタンを押した。馬車のまわりの光のシールドが、ゆっくり広がる。いつの間にか、盗賊達の外側からも、光りの輪が、挟み撃ちで盗賊にせまる。光りの輪に触れたた盗賊は、よろよろと座り込んで、倒れた。コタロは、全く闘えなかった初戦を、残念に考える。「全員梗塞して、盗賊のアジトを、襲撃制圧しよう!作戦は、忍者コタロに任せる!」ハヤトの指示に「はい、まず偵察して来ます」と、張り切るコタロ。馬車の後方に、正方形のハシゴみたいな枠が、三列縦隊用意され、山賊達は フラフラと、マスに一人ずつ入る。マス状態の枠が、盗賊の肩までスルスル伸び、今度は首まで、伸びた。「僕考案の、マジックアイテム梗塞檻!個室で清潔は、魔法で解決し、自殺防止魔法で、おちょぼ口で顔も固定、水は各個人目の前の、細い筒(ストローから、飲んでね。食事は1日3回、流動食を飲んで!」ふっ!自慢するハヤトを、盗賊達は、絶望のどん底のような眼でみていた。ハヤトが、味方で良かったと実感した。



 盗賊の頭領は、速攻の報告で 外道の端で朝食する、油断しきった商人馬車は、カモネギだと判断した。「俺の縄張りで、呑気なやつらだ!弓矢の雨もご馳走してやれっ!」と、全員で総攻撃をきめた。アジトに残されたのは、それでも、10いた。カモ達は 食後のお茶を 啜っている。そこへ、突然降りそそぐ、弓矢の雨。ほくそ笑んでいた頭は、一瞬で激昂した!矢の雨が、燃えて溶けている!「なんじゃこりやあっ!何してやがるっ!全員突撃、押し込めつ!」…誰も動かない、あの矢のように、燃えて溶けるなんて、まっびらゴメンだ。「頭、大魔法使いかもしれやせん!ここは引きやしょう」と、相談するいとまもなく、魔法は炸裂した。「盗賊アジト急襲作戦開始!」 コタロは忍者になり、一人アジトを探る。



 コタロステータス確認


名前  コタロ・シャトナー

年齢  6歳(切上げ)

種族  人

職業  冒険者

レベル 35

称号  勇者のたまご、

HP 100

MP 100

魔力  全属性

スキル 詠唱無効、シールド、隠密、アイテムボックス、鑑定、暗視


ユニークスキル  ハヤトの加護(何コレ)、成長3倍速、エクストラエリアヒール、豊饒



 コタロのフォローに、離れて着いて行きながら、チェックしたステータスは、やっぱりレベルアップの必要がある。勇者のたまごかー!大切にしよう。


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