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シンギュラリティAI と ハヤト  作者: 小泉ハヤト
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シンギュラリティAI と ハヤト

  適応力



 暗躍とは

 3人は 秘密会議をする。例えば、サザンクロス皇帝の、第一王子の病状について。「アーサーは、産声さえ危うかった 不憫な運命だ。ユーダリは、自分がモラセ続けている、毒のせいだと、勘違いしているがな。」「ソンナ些事は、どうでもよいでしょう?コレまで、穏やかにに 暮していた、希望である王子が、何故 この時期に、王都を出たのです?」「あの子は、ブレスレットさえ 一度も使ってないのです。時々触れるだけで。」「イリアと、ギュンターを 付けているのだ。大事ないはずだが?」「この世界の 未来は、誰にも 見通すことは 出来ません。しかし、世界を、手放さないで済むよう、予防線を張ることは、必要です。」「ブレスレットで、話せと?それは、悪手ですよ!」「そうよのう…今暫く 様子をみるか。」「そのように、計らいます。」「次の議題ですが、砂の大陸に、スタンピードが、続いているのは、冒険者の 老齢化と、後継者不足だと、今さら 大騒ぎになっています。」「正騎士及び Sクラスの冒険者達、果ては大魔法使いの、応援要請が 毎日のように来ていますね?」「貴重な 帝国の宝だ。問題を あれ程、警告したのに 聞かなんだ。」「隣国なら まだしも、海の向こうの 大陸ですからね?全く、通信費用で、大魔法使いの一人位は、育つでしょうに」・・・もしかしたら、愚痴り合い にも取れる、それでも 世界の命運は、この会議で 左右されているのかもしれない。

  


 コタロは、まっすぐ 前を見据え、走っていた。辺境都市へと、続けく外道横の、一番近い セーフティエリアを目指し、魔物や 盗賊への、警戒を しながら。順調な スタートだったのだが、現在 何故か、冒険者ハヤトが、真横 手を続ける間隔で、並走しているのだ。気配を感じた その時には、ハヤトは 既に並走していた。コタロは、ギアを1つあげたのに、ハヤトは 平然と、並走する。クヤシイので、走り続ける。「コタロ君、また 会ったね。僕は、コタロ君と 友達になりたいんだ。コタロ君は、辺境都市に行くんだろ?僕も、辺境都市へ行く。なら、暫くは 一緒に旅をしよう。そしたら、其内 友達になれるかもだろ?自慢出来ないけど、僕の 初めての、友達になってください」コタロは、突然走るのをヤメた。僕は、コタロに対面して、右手を出し、二人は見つめ合う。初めて目線を、合わせてくれた。「瑠璃色の瞳は、宝石よりも キレイだった」《夕陽が映っていました。効果は…》…静粛に!《プッ》…効果音いりませんから。「ブルーアイも キレイだね?魔法使いのお兄ちゃんは、じいやとコタロが、毎日大事に つかっていた、露天風呂で、本当に気持ち良さそうで、コタロもうれしかったんだ。コタロは、まだ弱い。よろしくおねがいしますm(_ _)m」と、小さな両手で、僕の右手をギュッと握った!「告白のアトのイロイロは、皆で 馬車に戻ってからにしましょう。よろしくコタロ君、冒険者イリアです」ナゼ今ウィンク?とにもかくにも、新馬車の中で!


 パチクリと 音がしたような、瞬きをして、馬車の玄関で、コタロは固まった。想定内だ。イリアと、コタロの両手を繋ぎ、ハンドブランコ ぷらんプラン ポフッとソファに沈むと 瞬きはしているし、大丈夫。ホットココアを 出すと、おずおずと 少〜し啜ったコタロは「おいしっ!イイ匂いっ」と、ツカミはOK 一歩は成功した。新馬車は、セーフティエリアに、駐車した。ゆっくり 夕食を食べながら、自己紹介。そして、新馬車の説明だ。《プッ!(ナゼソコで、効果音による、自己主張をする)私は、この マジックアイテムの馬車の 使用を説明する案内役魔法音声です。皆様ご質問等、24時間対応しております。まず、玄関ては、魔法により、上履きと(深宇宙最新鋭艦隊使用ブーツ)交換されます。何時でも、戦闘に対応するためです。また、その都度ご説明しますので、リラックスしてお寛ぎください》…うーん(゜-゜)コタロ君ガンバれ!夕食は、天才料理人!と 大きく書かれた、マジックタンスを引き出すと、焼きたてのパン等、出来立て料理が、一人分が トレイに載っており、声に出して、注文すれば、アイスクリームやケーキも 出て来る。この世界、何でも魔法で、押し切れるかも?…フ…食後は、暖かいハーブティーを、啜りながら 明日スケジュールを確認し、各自 自室で就寝。2重の自動ドアの僕部屋は、フリゲート艦艦長室だった。わかってたよ。気持ち 疲れが増したので、シャワーだけ浴びて、ベッドへ直行した。眠る前の、AIとの雑談は 最早1日の シメのルーティンになった。入眠前 コタロの部屋を、覗いてみたいな…と、ちょっとだけ考えたのは、僕だけではないハズ。おやすみなさいコタロ。


 


 



 



 

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