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初めての街は…… 猫と共に


「コイツが…… 噂の傭兵ネクロマンサーかい? うへぇ…… ローブの下は腐敗してるねぇ…… こりゃあ…… 憑依されていたのね」


「憑依?」


「うん? ああ、どうやらこのアホは…… ネクロマンサーの癖して、悪魔に魂を喰われていた様だね。面倒だが…… こいつの傭兵団を壊滅させるよ」


「はい!」


ギルドマスターの指示で、ギルドの職員達が忙しく動き出した。


「と言う訳で、悪いが数日は街に居て貰わないといけない」


『数日…… 我等には、滞在する為の旅費が無いが……』


「それならば、冒険者ギルドと提携している宿に泊まると良い。それと、こいつの賞金として…… とりあえず金貨100枚を払うとしよう」


「ロボ(目を付けられて、ルー達が狙われても厄介だ。とりあえず、指示に従って置こう)」


『了解した…… 此処に来る前に倒した魔物の報酬も頼む』


「ああ、素材も有るなら買い取るからね。買い取り受付はそっちよ。ミィ、私は中央に戻るから宿に案内しなさい」


「わかった」


「こいつ等の始末が着いたら宿に使いを出すから、それまでは街に居てね」


そう言って、ギルドマスターは行ってしまった。


「こちらへ…… 今回の賞金と買い取り致します」


受付嬢に案内されるままに、ゴブリンの討伐証明の耳とボアの毛皮等の買い取り金と賞金を受け取り……


「じゃあ、宿に行こうか?」


ミィの案内で、宿に向かい冒険者ギルド支部を後にした。


「馬車があるから…… 大きい処にする?」


「何軒か在るの?」


「冒険者も、いろんな人がいるから……」


どうやら、冒険者の懐具合に合わせて…… 提携してる宿にもランクがある様だ。


「馬車を預けられて7人が泊まれれば…… あっ、後はお風呂に入りたい!」


「お風呂…… 有る宿知ってるけど…… 私、お風呂嫌い」


ミィが知る風呂付きの宿に向かう事にして、必要な物も買い出して行く事にした。


「あそこが雑貨屋で…… あっちが防具屋に隣が武器屋…… ここは料理が美味いけど高いよ」


「雑貨屋で生活必需品を買って置くか?」


『あまり必要無いかも、知れませんよ?』


確かに…… 生活保護スキルで支給される物資が有るから、今の所は困っていないけど……


「この辺りの生活必需品がどんな物か…… 知って置きたい(異世界の生活必需品で、俺が知らない様な物が在るかも知れないからね)」


『了解…… 後、次いでに武器と防具も見ますか?』


「そうだね……(今回の様な事もあるなら、型だけでも武装する必要があるからな…… 良さげな物を見付けたら、ハンナに作って貰うか買って強化するか)」


ミィの案内で…… 宿に行く前に異世界の生活必需品を手に入れる為、俺は異世界での初めての買い物を始めるのだった。




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後……


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