アラフォー男が呟き…… 雨音に目覚める……
頭を整理する為に、思い付きを書き出します。
俺は…… アラフォーの男…… 職が長続きしないダメな大人だ……
認知症の祖母を介護していたが、その祖母も亡くなり数年が過ぎた……
「今日も自家で、飼い犬3匹の世話をしてます」
そんな俺も…… 生活に困窮し、年老いた親にも頼れずに役所に〝生活保護〟を申請したが……
「歳は…… 40台なら大丈夫、まだ若い! ハローワークで仕事を探しましょう」
と言われ…… 結構離れた職業案内所…… 所謂、ハローワークを目指していた……
「明日喰うのに…… 困る俺なのに…… 生活を保護してくれないのかよ……」
最近の異常な暑さが、金無しの俺を容赦なく焼く。
「あっ……」
くらっとした瞬間に解った…… 俺は〝終わる〟のだと……
(アニメの続き…… 見たかったな……)
ドサッ……
「あ…… ちぃ……」
ザア…… ザア……
(夕立か?)
異常な暑さで灼熱に熱せられたアスファルトに倒れ時に……
激しい雨音がした。
・
・
・
ザアー……ザアー……
(すげぇ…… うるさいな……)
激しい雨音が聞こえる…… あの暑さで夕立が降ったのだろう……
(俺…… 生きてるのか?)
雨音が聞こえるが濡れた感覚が無い…… 誰かに助けられたのだろうか?
(おかしいな…… 倒れ時に負傷したのか? 目が見えづらいな…… 身体も動かしづらいし……)
何だろう…… おかしいな…… 布に包まれてるのか? どうにか手を出して見ると……
(冷たい! クーラーの効き過ぎか? まるで季節が違う様な…… !?)
信じられない物を見て…… 動けなくなった…… それは……
(俺の手…… なのか……)
俺が動かした〝手〟…… それは、小さな……〝赤ちゃんの手〟だった。
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後……
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