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万文箱  作者: 小野目 慎
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空

詩を書いている夢を見ました。起きたときに一フレーズだけ覚えていて、ぼんやり覚えている他の場面をもとに一つの詩に書き起こしました。

北の空はどぶ川の色 渦巻く思惑臭い立つ

南の空は赤い色 血煙 戦火で思考を染めて

西の空はコンクリの色 秘密を厚く塗り込めて

東の空は鉄錆の色 これでは明日も見えはしまい


我らに害をなす者に

「貴様の血は何色なのだ」と問いたくとも

問うべき相手の姿も見えはしまい


◎◎◎

詩は◎◎◎の上まで。

短すぎると投稿できないみたいなので後書きっぽいもので埋めましょう。


起きたとき覚えていたのは「東の空は鉄錆の色」という一フレーズのみでした。

ぼんやりと覚えている他の風景も全然楽しくない雰囲気なんですが、

夢で詩が書けるということ自体は物書き冥利につきますね。


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