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万文箱  作者: 小野目 慎
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短歌三首

 願わくば 花の下にて幽玄の 宵を生きなん百物語


 【 SNS内で、夜桜の下で百物語をやろうというコミュを主宰していました。結局実行できずじまいでしたが……。元ネタはもちろん、西行法師の「 願わくば 花の下にて春死なん その如月の望月の頃 」です 】




 紫陽花に 朝顔の蔓絡まりて 時は流れる水無月文月


 【 詠んだのは6/20。私の住む場所では、もう梅雨も終わるかといった雰囲気。しかし「六月→水無月」はすぐに思い出せたのに「七月→文月」が出てこなくて。時が流れて私も老いましたかね 】




 秋空に 最後一羽の紋黄色蝶 散る銀杏葉に 魂宿りしか

  【 格好よく滑空するトンボと違って、蝶はひらひら、ゆらゆら。死者の魂が帰ってくるときの姿と言われているのもわかります。でも、あのはっきりとした黄色はか弱いなりの、あるいは散りゆく姿なりの矜持のようでとても美しく思います 】

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