表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

3/15

03 私の日課

 私は、自分の部屋のベットの上で寝っ転がっていた。

何もする事がない、すると事と言えば夕方か夜中に起きてTV観たり、お腹すいたら一階のリビングに降りて何か食べる物たべるだけ、そして又ベットにつく、食べ物は午後5時以降は、リビングのテーブルにきっちり並べて置いてある、それを私は夕方5時や6時に起きて食べれるだけたべる冷蔵庫の隅々まで探して食べる、何故かと言うと、私は一日一食しかたべないからだ。

だから夕方起きた時には、お腹がへっこみ細々しく骨が存分に見えるくらい痩せているけど事を終えると腹が丸々と溜まり妊娠何カ月か分からないけど、その程度の妊婦さんになってしまう。

それが私の日課だ。

 家族とは、あまり食事はしない母は、父が帰ってきた時に一緒に食事するからだ。

父は早くても8時頃に仕事から帰ってくるから大体9時や10時くらいに食につく、

私は母とは、あまり喋らない言うとしたら「うん」とか「分かった」とか位しかないだろう。そして家族の呼吸もそろわない、そもそも父と母の会話さえないのだから、家族の繋がりがない軽んじて繋がっていると思うのは、一緒に笑えない日々を過ごしているだけだろう。

 フと携帯のカレンダーを見た「また病院か・・・」

私の体の中に蝕んでいる害虫がそう言わせた。


 私のお腹は骨の髄までしゃぶられた、肉の塊がちょっと横へばりついている程痩せ細っていた。

それを自慢げに洗面台の鏡から顔が痩せ細ったと同時に見えて喜んでいた。

でも、母の思いは違った。

「あなたは病人なんだから、ちゃんと毎日、朝・昼・晩ご飯を食べて、きっちりとした生活リズムで過ごさなきゃダメよ。」と言われていた。いつから いつまで言われていただろう、多分、高校卒業して大人へと旅立つ飛行機の滑走路から今、飛び立とうとしているけど飛びだとうとしない、その時からだろう。そして、飛行機は、結局飛んだが飛行している最中に大海原に墜落してしまった。

だから私には、もう何も残っていなかった。

幼い頃からそれは、薄々気づいていたけど気づかないふりをしていた。大人になれば、どうになかなると思っていた、だから頑張れたと思う。

夢夢が散りばめられた私の脳の中の空間そこが、まっ暗闇にならないように光る石が落ちていた、それを拾い集めて宝石箱に大事にしまって入れていた。それが自分自身の意志になった。

でも・・・それは誰かに盗まれて、すべて奪われてしまった。

そして、犯人が見つかったので、その犯人に問いただして言った

「これは、全部私のモノです!!どうして盗んだりしたんですか!?」

でも犯人言った「これは、元々私のモノで、そこの暗闇に灯りを照らす為に置いていたんです。」

私は、それで気づいた、この落ちていた光る石は元々、自分のモノじゃなかったんだ。

そこで私はスゴイ思い違いをしていたんだ!?

そこで私は自分のスイッチが切れたみたいに、もうどうでも良くなった。だから母の声を聞く度に嫌になってくる。

「あれしなさい!!こうしなさい!!こうすれば病気も良くなる。」

「私はもう高校も卒業してから大人で、もう大の大人であれも、これも分かっている!!自分の体なんだから、私の好きなようにしてもいいでしょう!!。」

それ以来、母との会話を極端に避けるようになった母は、すごく話したそうにムズムズしている感じだけど私は、それを極語で避ける。

「うん」「分かった」「分かってる」

日本語テキストの最初らへんに載っていそうな言葉で母を沈黙させた。

もう母とは、これ以上の会話では、話さない。いつまで続くか?いつまでも続けるさ。このひねくれた性格が私は、好きだった。何かトガッていて、人に縛られなくって、そして、病人という惨めさが悲劇のヒロインを演じているようで、すごく私の頭脳に馴染んだ、これを使って増々相手に自分の悲惨さを見せて自分を売ろう。


 私が物でお腹を満たしている途中、受信の重々しいバイブがテーブルに震え踊り出した。久美からだ。

正直めんどくさい、その前にも、もうすでに5回は、受信のメールがメールボックスに入っている

「おい起きてるかい~~?」とか「元気か~~~い?」とか「まだ寝ているのかい?」とか

私が寝ているのを分かっていたら5回もメールするなよっていう感じだ。

久美は、唯一私の事情を知っている友人だ、だけど とにかくウザイ、こっちがメールを何回も返さないと心で怒ったようなメールの送信をしてくる。

そして、私は、腹がたつ。相手にメールを送る為に私は生きているんじゃない!!そして、時々メールで何通もケンカする事があった。

だから疲れるんだよ、余分に「今、何しているの~~?」とかメールしてくる「今家で寝ている」と返事をする、そして又、つぎの日になったら「今、何しているの~~?」ってメールが来る、また「今家で寝ている」と送る、明日も今日もたいして変わらないだろう。何でいちいち、そういう事を聞きたがるのか意味が分からない。

 私の事を気にかけて久美はメールしているのに、わたしは、それには答えられない。

久美は私の事情を知ってくれて元気づけようとしているに違いない、だけど私には、それがストーカーまがいだと思うくらいウザく感じる、何故そう感じるのだろう?

前に久美にメールをして言い争った事があるんだけど、まるで囚人の様だねと言った事がある、日々、監視されて鉄格子で部屋をふさがれているから、まるで身動きがとれない、監視の目が強すぎて、つねに見られている感じだ。

私は「今日こんにち私は、廃人になり次第光が眩しすぎて何も身動きができな」と送った。

久美は「どういう意味??」と送り返してきたが、それ以来何も返事を返さなかった。そして

私は、深夜3時以降になったので夜の街を見て周った。人の歩いている姿やお店で働いている店員の姿が微笑ましくて、わたしは、その光の数々を呪っていた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ