私メリー、今貴方の彼女をしているの
掲載日:2012/09/29
ホラーものじゃありません
ピピピピ
小気味のいい電子音が鳴りだす。
俺は携帯を取り出し電話に出る。
「もしもし?」
『私メリー、今貴方の後ろにいるの』
その声と同時に後ろから抱きつかれる。
『「クスクス、おはよう」』
電話とリアルから二つの声が聞こえる。
「あぁ、おはよう。メリー」
俺は後ろを見ること無くそっけなく挨拶する。
「今日は何して遊ぼうか?」
彼女が抱きついたままそう尋ねてくる。いつものことなので気にしない
「今日はダメだ。昨日言っただろ?朝からバイトがあるって」
「えー、つまんないよぉ」
抱きついたままジタバタする彼女。
「だから、昨日いつも以上に遊んだだろ?だから今日は我慢しろ」
「むぅ…じゃあ次の休日ドリームランドね」
「わかったわかった。ドリームランドだろうがネズミーランドだろうが連れてってやるよ」
「やったー!約束だよ。もし破ったら…一生後ろに憑いてあげる」
そう言い彼女は俺から手を離すとすぅーっと消えるように居なくなった。
「まったく…今月も金欠決定だな」
そんな事を呟きながらバイトへと向かった。
彼女の名はメリー。都市伝説、メリーさんの電話の彼女である。そして、俺の恋人だ。
この頃メリーさんが可愛く思えて仕方ないので書いてしまいました。駄文でしたが最後まで読んで頂きありがとうございました。




