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チョコレイトの魔法。〜ノエルside〜

作者: Maria

【チョコレイトの魔法】






「チョコレイトの魔法…?何だろ、この本?」





イヴの本棚にチョコレイト色の本が並んでいた。

どんな話なのかとっても気になる。

たぶんイヴのことだから文学作品なのだろうけど…





イヴは私のお姉ちゃん。

双子のね。





「ちょっとだけ…♪」





表紙を開くと不思議な言葉が並んでいた。





【Ⅰ.甘い秘密のシロップを小スプーンひとすくい】





「甘い秘密のシロップ…?やばっ!遅刻…っ!」





帰ったらイヴに借りて読んでみようっと♪

本を元の場所にそ〜っと戻して家を出た。





─放課後の図書室。





夕方の図書室が好き。

夕陽のオレンジ色と誰もいない静かな空気がたまらない。





……?





誰か居る…?





明日の小テストのために少しだけ図書室で勉強しようと思ってたのに…





静かな夕方の図書室にかすかな音が響いている。




何だかまるで甘くて愛おしい音。

とっても心地良い感じがする。





それはきっと甘くて濃厚な、恋愛の味。





(ひじり)…?そろそろ会議に行かなくちゃ…それに生徒はもうみんな下校の時間…」





「生徒はね。俺はちがうよ?」





……っ!!!





聖先輩だっ!





先輩と一緒にいるのは確か新しく来た音楽の白鳥先生…?






聖先輩は物腰柔らかな雰囲気ですごく落ちついている。

でもいまそこにいる先輩は、何だかいつもの先輩とはちがう感じがする。





白鳥先生の髪の毛に指を絡ませて耳元にやさしく口づけて…





口びるが離れるその瞬間、夕陽がきらめくような糸を引く。

それはまるで甘く煮詰めたシロップのよう…






─コトンっ。





「…誰?」





「…っ!」





慌てて図書室を飛びだして中庭にやって来た。





朱色の空を仰いでみる。





初めて見る甘い光景がそっとよみがえってきて、体が熱くなってくる。

胸の鼓動がドキドキしておさまらない。






─トントン♪





ふいに肩に触れられて振り向くと…





「聖先輩…っ!」





ベンチに腰掛ける私を軽くのぞき込むようにして、先輩は少し前かがみになってみせる。





「もしかして…趣味だったりするの?」





「……っ。」






先輩は左胸ポケットについた私の名札に瞳をやって、





「ノエルちゃん?いや、それならそれで全然かまわないんだけどさ。何に美徳を感じるだとか興奮を覚えるなんていうのは、すごくパーソナルな部分だし?」





「…のあだよ。クリスマスになった瞬間に生まれたの♪」





「そう。そっか、のあちゃん。だけどまぁ、一応相手のあることだから、ね。」





「相手?あぁ、確か新任の音楽の…」





私はベンチから立ち上がって先輩を見つめた。





「先輩の興奮の対象は、手には入らない禁断の相手…ってこと?」





「彼女に迷惑のかかる行為はしないでね?」





「え?だけど…その方がもっと刺激的、だったりして♪」





するとずっと穏やかに微笑んでいた先輩が急に真顔になった。





「これは警告だよ。のぞき魔のあちゃん。」





いつもの聖先輩とはまるで別人の、低くて冷たい声。

瞳は真っ直ぐに透きとおって私を見つめ返している。






【Ⅱ.ほろ苦スパイス、少々】





------------------------

甘すぎず、苦くもなりすぎ

------------------------

ぬよう、ほんの少しが秘訣

------------------------

------------------------






─その日の夜。





「イヴ〜?聞いて聞いて〜!」





私たちは双子の姉妹。

姉妹でもあり、友達でもあるの。





イヴに早く話したい!

私は興奮していた。





注いだばかりの温かいココアを持って、イヴの部屋へと入っていく。





おそろいのカップにホワイトココアを入れて語りあうの。

私たちのお決まり♪





「どうしたの〜?」





イヴはベッドに寄りかかって本を読んでいる。





「はい、ホワイトココア♪」





「ありがとう〜♪」






とにかく早く話したい私とは正反対に、イヴは温かいココアをゆっくり味わっている。





「今日の帰りにね、図書室で聖先輩がね…っ」





あれ…?

何だかイヴの表情がくもったような?

もしかして元気ない…?





それでも私は興奮を抑えられずに続けた。





「キスしてたの!」




「……っ、キス…?」






「そう。まぁキスっていうよりも、それ以上っていうか何ていうか…それでねっ」





「もうそれ以上聞きたくないよっ!出て行って…っ!」





いつもはおとなしいイヴに押しのけられるように部屋の外へ出されてしまった。





─バタン!





「イヴ…っ?」






どうしたのだろう?

何かあったのかな…?

とりあえず、また明日話そうっと。






─次の日。





何だか少し様子のおかしいイヴや図書室での聖先輩のこと、あれこれ考えていたら結局眠れずに朝寝坊〜!





遅刻スレスレで走っていると、少し手前に聖先輩がいた。

先輩は焦ることもなく、ゆっくりと歩いている。






「先〜輩♪おはようございますっ♪今度のバレンタインデー、のあとお出掛けしません?」





「のあちゃん!おはよう。唐突だね。」





「だめ〜?」





「君は何ていうか…ただの可愛い後輩の女の子だよ。悪いけど"美"も"興奮"も感じられない。」





「……。」





先輩が顔をのぞきこんでくる。





「ごめんね?のあちゃん。」





「のあ…ただの後輩の女の子じゃないよ。」





「うん?じゃあ、どんな女の子?」






私は聖先輩の胸ポケットに手をのばして、(なまえ)をなぞってみせた。





「聖先輩の甘〜い秘密を知ってる"禁断の女の子"〜♪」





「……。」





「興奮するでしょ?」





先輩は胸元から私の手を優しく放す。





「それはつまり…弱みを握られちゃったってこと、かな?」





私は先輩の手をきゅっと握りしめた。





「うん♪そうだよ!」





「…。誰かに話すつもりなの?」





「分からない。でももし先輩がのあに優しくしてくれるって約束してくれるなら、のあ絶対誰にも言わないよ!もしも言わなきゃ処刑だとしたって…それなら…」





「…それなら?」





「それなら死んだっていい!本当だよ?」






「…分かったよ。それで?君は一体何を望んでるわけ?」





「…興奮して?のあに"美"や"興奮"をいっぱいいっぱい感じて欲しいの♪」






先輩は少し困ったような表情で私の手を放した。





「そんなことが目的なの?意味が分からないな。」





「どうして?先輩はのあのこと、嫌い?」





先輩はいつもみたいに優しく微笑う。

だけど、突き放すための冷たい微笑みだ。





「嫌いも好きもないよ。そもそも君は僕の中でその次元にはいないよ。」





「それならよかった♪」





「え…?」






「のあのこと好きじゃなかったとしても、先輩に嫌われてはいない。ね♪そうだよね?」





「……。」





「のあ、きっといま世界で一番幸せな女の子だよ♪」





「…そう。よかったね。」





「うん♪それでそれで?バレンタインデー、のあとお出掛けしてくれる?」





「…まぁ、予定が空いてたらね。」





「わ〜い♪いまのところ予定は?」





「予定は未定かな。」





そうして先輩は"遅刻するよ"と言ってスタスタと歩いて行ってしまった。





─放課後の図書室。






やっぱり夕陽色の図書室は好き。

たくさんの本に囲まれている感じも、たまらなく心地良い。





そういえば昔からよく比べられていたなぁ。





おしとやかで文学少女のイヴちゃん。

それに比べて自由奔放で気ままなノエルちゃん。





私だって本を片手に、一人静かに過ごすの大好きなのに…。





「あれ…?この本て確かイヴの…」





広〜い図書室の本棚の中にチョコレイト色の本を見つけた。

表紙には【チョコレイトの魔法】と書いてある。




確かにイヴの持っていたあの本と同じものだ。

そぉ〜っと開くと…





【Ⅲ.とろ〜りホットジャムを大さじ一杯】






------------------------

温かいジャムが、あと味の

------------------------

要となる。

------------------------





「とろ〜りホットジャムがあと味の要…?」





さらに読み進めていくと…





【Ⅳ.幸せの白い粉砂糖】






------------------------

まるで白い雪のごとき、

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やわらかな粉砂糖が振る

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瞬間(とき)

------------------------

仕上げにふるえば、

------------------------

出来上がり。

------------------------






「幸せの白い粉砂糖ねぇ…」





─コトン。





「今日も嗜好タイム?とても残念だけど…今日はノエル様にお楽しみいただけず…」





「聖先輩…っ!」





先輩が私にゆっくりと近づいてくる。

夕陽色に透けた髪の毛が、とっても綺麗で柔らかそう。





「あれ?もしかして君…イヴちゃん?」





「ちがいます!ノエルだもんっ!」





「今日はいつもとちがって何だかおとなしいから、失礼があったかと…♪」





「もう十分失礼だもんっ!」





「あはは、ごめんね?ジョークだよ、ジョーク♪」





「聖先輩のば〜か!」





「ひどいなぁ♪そんなに怒らないでよ、ね?」





相変わらず微笑っている聖先輩にあっかんべ〜をして、くるりっと後ろに振り返った。





「もう帰るっ!じゃあね、聖先ぱ…」





その瞬間右腕をぎゅっと強く掴まれて、





「先輩…っ?」





「……♪」




その瞬間、先輩の柔らかい口びるがふわっと頬に触れた。





「…どうして?」





―キーンコーンカーンコーン♪





下校のチャイムが鳴り響く。





「…可愛かったから、かな?」





「……っ!」





「じゃあね、のあちゃん♪」





オレンジ色の夕陽が図書室を包みこむ。





「……先輩のばか…っ。」






まるで出来立ての温かいオレンジジャムのような、愛しいあと味。








─バレンタインイヴ。





は〜ぁ。

この間の夕方の図書室の余韻から抜けだせない。




ろう下を歩く足も何かふわふわしている。





"明日のバレンタインのために、私たちと一緒に手作りしませんか?Byキッチン部一同♪"





「…これだっ!」





ろう下に貼られたポップを指さした。





家庭科室のドアをそ〜っと開くと…





わ─っ!

女の子がたっくさん!





「ノエルちゃん!貼り紙見て来てくれたの?入って入って〜♪」






同じクラスのキッチン部の子が話しかけてきてくれた。





「ノエルちゃんは何作りたい〜?」





「う〜ん…何だろ?チョコレイトはとりあえず外せないけど…」





すると戸棚の中からオレンジの入った瓶を取り出して、





「オレンジピールの入ったガトーショコラなんてどう?すっごくおすすめだよ♪」





「何かおいしそう〜♪うん、それにする〜!」





本当は早く家に帰ってイヴと語りながら、バレンタインの手作りするつもりだったけど…





相変わらず元気のないイヴだし、今は一人でいさせてあげよう。






一緒に居るとついつい私ばっかり話しちゃうところがダメなんだよなぁ…





とにかく!





今はオレンジガトーショコラに集中しようっと!





甘いチョコレイトとほろ苦いオレンジの皮のバランスが、先輩にきっとぴったりだ。





「よし…出来たっ♪」





集中がぷつっと切れてふと時計を見上げると、もうすぐ夜の7時になろうとしていた。





「早く帰らなきゃ!」





可愛くラッピングをして出来上がり♪





「なかなか上出来?えへへ〜♪」





ガトーショコラを手に家へと急ぎ足で歩く。

イヴに自慢しなくっちゃ♪





ピロリロリ〜♪





「ん…?先輩…っ!」





件名:こんばんは

本文:ノエルちゃん。

明日の放課後、ガーデンプレイスで17時に待ってるよ。






「先輩…♪」




─家。





そぉ〜っと家のドアを開けるとイヴが嬉しそうに駆け寄って来る。

いつものイヴだ!





「ただいま〜」





「おかえりのあ〜♪」





私は可愛らしくラッピングをした袋を顔の横にくっつけてみせた。





「見てイヴ♪これ、私が作ったんだよ〜。自分で言うのもなんだけどなかなか…」





イヴは黙ってリビングへと向かって行ってしまった。

私も黙って後について行く。





「イヴ〜?どうかした…それ…っ!」





カウンターキッチンの上においしそうなガトーショコラが置かれていた。





「…私も作ったんだ。」





イヴはぽつりとつぶやいた。





私はせっかく包んだ贈り物のリボンをほどいて、イヴの贈り物の横に並べた。





「…っ!!!」





「仲良しすぎだね。…ガトーショコラも、それから聖先輩も。」





「ノエル…気づいてたの?」





「まぁ…何となく、ね。」





「…そっか。」





それから私たちは泣きながら、微笑いながら、聖先輩への想いや出来ごとなんかをたくさん話した。





いままで話せていなかった分が溢れて溢れて止まらない。





三杯目のココアを飲み終えて…





「明日…精一杯伝えようね。もうどっちがどう、とかじゃなくてさ。聖先輩に大好きだって思いっ切り伝えようっ!」





素直な気持ちをぶつけよう。





「ノエル…うん!精一杯先ぱいに想いを伝えようっ!!!」








─ガーデンプレイス17時。





「先ぱい、遅いね。何かあったのかな?」





イヴが不安そうに尋ねてくる。





2人の不安をかき消すように、言い聞かせるように答えた。





「まだ17時になったばかりだよ。イヴ、焦りすぎっ。」





「そ、そうだよね。ごめん…」





「…寒いね。先輩早く来るといいよね…」





「うん…」






正反対だけど仲良しな私たち双子ちゃん。

大好きな先輩も、そんな先輩のために作ったガトーショコラも、仲良し過ぎて泣けてくる。





オレンジピールの入ったガトーショコラに合うように、オレンジ色のコートを着てきたの。





聖先輩へ私のすべてを届けたい!





17時半を回っても聖先輩はやって来ない。





するとふいに白い何かが…真っ白な雪が空を舞う。





「ねぇ、見て!イヴ、雪〜!雪だよ〜♪」





この年齢(とし)になって恥ずかしいけれど、思わずはしゃいでしまう。





「幸せの白い粉砂糖…か。」





ぽろっと、イヴの口から言葉がこぼれ落ちた。





「うん?どっかで聞いたことあるような…」





─コトン。





「ごめんね。お待たせ。イヴちゃん、ノエルちゃん。」





「先輩…っ!」

「先ぱい…っ!!!」





「息ぴったりだね!」






先輩…

来てくれた。





先輩はいつもみたいに優しく柔らかい感じで微笑っている。





「……♪」





「どうして微笑ってるの?聖先輩?」





先輩は私たち二人を交互に見つめながらとっても優しい表情をしている。





「何か髪の毛や肩に雪がくっついてて何ていうか…」





「…?」





「ケーキみたいだなって、2人とも。ほら、仕上げに白い砂糖?振りかけるじゃない♪とっても可愛いよ。」





「…先輩?」

「聖先ぱい…?」





「ありがとう。俺のことなんか好きになってくれて、本当にありがとね。イヴちゃんもノエルちゃんも。」





先輩…?





「……っ!」





生まれて初めて男の人の涙を見つめた。





すごく綺麗で、温かい涙の色。

冬空を舞う白い雪と優しく溶けあって…





「……っ。」





思わず私も一緒に涙を流していた。

隣りを見るとイヴも泣いていて、手をつないで時計台の下、ずいぶん長い間そうしていた気がする。






真っ白な雪の降る中で最初に言葉をこぼしたのは聖先輩だった。





「綾子…海外で暮らすらしい。」





「海外?!」

「海外!!?」





思わずイヴと同時に重なってしまった。





「本当に双子ちゃんて2人同時に重なるんだね♪?」





優しく微笑う先輩の表情(かお)は、とっても綺麗でとっても哀しそうでたまらない。





先輩の口から白鳥先生との想い出たちがこぼれ落ちていく。





「綾子とは幼なじみなんだ。だけど俺は小さい頃からずっと綾子のことが好きだった。でもあいつはいつも俺の少し先を行くんだ。だからいつまでたっても俺はあいつに追いつけなくて…」





優しい雪が、まるで粉砂糖のような真っ白な雪がそっと降りかかる。





「2人の気持ちは本当に嬉しいけど、ごめんね。君たちの想いには応えられない。」





「……っ。」





イヴがまたぽろぽろ泣くからどうしようもなく胸が締めつけられる。





「先輩は追いかけないんですか?白鳥先生のことを。」





「え…?そんなこと…」





「もったいないよ!こんなに素敵な先輩と離れちゃうなんて、白鳥先生きっと後悔しちゃうもん!先輩だってきっと後悔するはず…っ!」





私何で振られた相手の背中を押しているのだろう。

さっきまで涙を流していたイヴもちょっぴり微笑っている。





「大学蹴って海外まで追いかけに行け、と?相変わらずのあちゃんは大胆だね。」





先輩は少しだけ強い眼差しで私たちの方へ瞳をやった。





「聖先ぱいならきっと大丈夫です。だって先ぱいは世界一、白鳥先生のことを大好き、でしょ?」





イヴ…!





イヴも何だか力強く先ぱいを見つめ返している。

何だか私の知らなかったイヴの新しい表情(かお)だ。

何かいいなぁ。





「先輩!男の子でしょ!さっさと追いかけて追いついてきなさい。」





私は先輩の肩にバシッと手をやった。





「…わかった。追いかけるよ。」





「よし!」

「よし!!!」





これできっぱり先輩を諦められる。





するとイブがポケットから瓶を取り出した。

確かずっと前にプレゼントしたチョコレイトの香水。





「先ぱい?恋に必要なのは甘~い秘密のシロップですよ♪」





イブ…♪

私も図書室で借りてきた【チョコレイトの魔法】をかばんから出して先輩にそっと差し出した。





「他にもいろいろあるんだよ。ほろ苦スパイスとかとろ~りホットジャムとか、ね♪」





イブにだけ分かるように軽くウィンクをしてみせる。





「幸せの白い粉砂糖も降ったことだし、次は先ぱいの番ですね!」





「そうだよ!きっとうまくいくよ。だってノエルとイブの大好きな先輩だもん!」





幸せが降り注ぎますように…





「聖先輩…行ってらっしゃいっ。」








【チョコレイトの魔法】






寒いけど暖かい恋する季節。





偶然に二度も出逢ったチョコレイト色の奇蹟の一冊。






「…ありがとう。行って来ます。」






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