表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
34/42

第三十二話

遥の正式な学校の登校初日は前日とあまり変わらなかった

遥の自己紹介が終わった瞬間にクラスの男子(俺を除く)は大声で叫んだ

席は茜の近くが空いていたためそこに決まった

近くの男子は大喜びで


「我が世の春が来たー」


と叫んでいた

他の男子も群がったが、近くにいる茜を含む女子が蹴散らした

俺と美紅はその光景を雑談しながら見守っていた

休み時間になれば遥は男子が群がる前に俺の所に来て、膝の上に無理矢理座って俺にしがみついた

よっぽど群がる男子が怖いのか手は震えていた

俺は落ち着かせるため、頭を優しく撫でた

まぁ、当然の如く男子から殺気を帯びた視線を感じていた

そして、何故か美紅からも殺気を感じた、あと男子に紛れて別の殺気も感じた

授業が始まる直前になれば遥を無理矢理自分の席に戻した

そして、授業中に夜叉の気配を感じた俺は先生に保健室に行くと告げて保健室にむかった


恭介「遥…なんで付いて来た?」


遥「お兄ちゃん以外の男の人が怖いから…」


そりゃあんだけ群がったら怖くなるよな…


恭介「なら、絶対ここから出るなよ」


遥「…わかった」


俺はいつものように自分のマスクが置いてある場所を探すと…


恭介「…なんだこりゃ」


マスクではなくもはやお面である

しかも、ひょっとこである


恭介「これを着けるくらいなら…」


俺はお面を投げ捨てて、先生のものと思われるフード付きのパーカーを借りてフードを深く被った

夏にこれはさすがに暑いがしかない

一抹の不安があるが俺はグランドに出た



グランドには人型の夜叉が五体いた

俺は右手で刀、左手で拳銃を取り出し、そして一番前に出ているヤツを拳銃で撃った

弾は人でいうなら頭、顔、胸の三ヵ所に当たり、撃たれた夜叉は倒れた

残った弾を他の夜叉に撃って、空になった拳銃を捨て、刀を両手持ちにして夜叉に接近した

俺はまず、一体の首を切断し、そのままの勢いで別の夜叉の胴体を切断、他の夜叉が攻撃してきたが、横にステッブして回避、残り二体の距離が近かったから、一閃して二体まとめて斬った


恭介「…手応えがなかったな」


いつもなら二、三ヵ所に傷を作るはずなのに、今回は無傷ですんだ


恭介「考えるのはよそう」


俺はグランドから保健室に戻った


恭介「遥、大人しく…」


美紅「よ〜し、次は負けないからな」


遥「次も勝ちます」


恭介「お前ら保健室でなにやってんだー!」


美紅と遥は麻雀をやっていた、しかも雀卓で…


美紅&遥「麻雀だけど(だよ)」


恭介「そんなの見ればわかる…だいたい何で保健室に雀卓と牌があるんだよ…」


美紅「先生の私物だと思うよ、これそこの机の近くにあったし」


美紅は言いながら二つある机のうちの一つを指差した


恭介「これ…本当に教員の机か?」


机の上には携帯ゲーム機とソフトが散乱していた

引き出しの中を調べるとボードゲームなどがあった


恭介「何度も来てるのに、これは気づかなかった…」


とは言うものの実際、俺はここですることは、マスクを被るか負傷して応急措置をする、あとは気絶して運ばれるしかない


遥「お兄ちゃんもやろうよ」


遥は牌を列べながら言ってきた


恭介「東風戦をやったら、教室に戻るぞ」


遥「わかった」


美紅「いいよ」


雀卓に座り麻雀を始めた




久しぶりにこっちを更新しました

最近は別作の投稿しかやってなかったから、いざ書こうとするといろいろ忘れていました(-_-;)

しかも内容が薄い気がすると思ってしまう



そんなこんなで、次は美紅とのデートまでもっていけたらいいな〜と思ってます


それでは次回までノシ

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ