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第二話

俺は近くのスーパーまで買い物に来ていた

「えーと、これとこれとこれ」

食材をカゴに入れていき会計をすまして帰ろうとすると

「山本君?」

呼び止められた

しかも名前がわからない

彼女は困惑している俺に対して

「山本恭介君だよね?」

と再び聞いてきた

仕方なく頷くと彼女は突然笑顔になり

「買い物?茜ちゃんに頼まれたの?」

と聞いてきた

俺は結局名前を思い出すのを諦めて

「自分で材料の買い出しにきた、あと君は誰?」

それを聞いた彼女は少しガッカリして

「覚えてないの?クラスメイトなのに!?」

「ゴメン、俺あまり人の名前を覚えるの得意じゃないんだ」

彼女は呆れていた

「まぁいいわ、私の名前は神北真依、ちゃんと覚えなさいよ」

ちなみに彼女の見た目はちいさく多分140㎝だと思う髪は黒くツインテイルにしてある

世間一般で言うロリ体型である

「わかった、努力する」

俺は返事を適当にして

「覚えている自信はないけど」

と言い残して帰路についた彼女が呆れている顔をしていたことに俺はきがつかなかた


家に着くと茜があわてて出てきて

「大丈夫?何もなかった?」

「大丈夫、ただ神北真依ってやつに会っただけ」

「真依ちゃん?」

「多分茜が言っている人であってる茜のこと茜ちゃんって言ってたし」

「そうなの?」

「あぁ本当だ、それより少し待ってろ、晩御飯作るから」

そう言って台所に行きふと自分の姿をみると

「そういえば俺制服のままだ」

急いで自分の部屋に行き着替えてから再び台所に行き調理を開始した

味は茜より劣るがそこそこのできばえである


俺と茜は晩御飯を食べて少ししたら一緒に出かけた

もちろん夜叉を探しに

探している間は大抵雑談をしている

「恭兄そういえば私達が使っている力の名前って何だっけ?」

「ん?確か『架空武器庫』だったはず」

「変な名前だね〜」

「別に覚えなくても力は出せるんだし覚えなくてもいいよ」

俺は苦笑いしていると夜叉の気配を感じてすぐさまそこに向かった

そして俺は目の前の夜叉の群れに驚いた

ざっと数えて十体以上はいる

「恭兄は六体で私が四体ね」

そう言って茜は両手に拳銃を装備した

「しょうがないな」

俺は鞘に入ったままの刀を取り出し夜叉の群れに突っ込んだ

(まず二匹)

居合い切りで二匹の夜叉を倒した

しかし右の夜叉までは倒しきれずそのまま攻撃されると思ったが

夜叉の頭に数発の弾丸が当たっていた

「悪い茜、助かった」

「恭兄、ちゃんとしてください」

俺は鞘で攻撃を防ぎつつ夜叉を切っていた

茜の援護もありあまり時間がかからず夜叉をすべて倒した


家に帰って風呂に入り、自分の部屋に行き扉に幾重にも鍵を掛けて眠りについた


朝、目を覚ますと茜が目の前にいた

「何処から入った?」

あわてて起きて茜に聞いてみた

「何処って、扉からです♪」

そう言って扉を指さした

確かに鍵が解除(破壊)されていた

「鍵の数が三個から五個に増やしてるんだもん、解除するのに時間かかったじゃん」

解除って…破壊されているのもありますけど…

俺は内心そう思いながら鍵の数を十個に増やすことを考えていた

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