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第二十五話

俺たちは手当たり次第部屋に入り、調べて回っていたそしてほとんどの部屋に研究者たちの死体があった

顔が無い者、体が真っ二つに裂かれてる者、多種多様な死体があった

さらに実験が失敗していることを表す『失敗作(完全に夜叉化してる人間)』がいた部屋もあった

この状況からして生き残った研究者はいないだろうと思った

しばらく調べていると菊野たちがいたので、合流した


恭介「菊野…大丈夫だったか?」


菊野「俺はなんとか、けど女性二人が精神的にまいってる、背中に背負ってる子は誰だ?」


恭介「ここの唯一の生き残り、まだ子どもだったから連れてきた」


菊野「そうか…」


恭介「菊野…俺はここを爆破しおうと思う」


菊野「あぁ、俺もその方がいいと思う」


恭介「それじゃあ、茜付いてきてくれ、他はここから脱出しておいてくれ」


遥「…遥もお兄ちゃんと一緒に行く」


恭介「遥はみんなと一緒に先に行っててくれないか?」


遥「ヤダ!遥を一人にしたいで!」


俺を掴んでる手に力が入っていた


恭介「遥…全力で走るから振り落とされるなよ」


遥「わかった」


茜「じゃあ、行くよ恭兄」


恭介「それじゃあ、みんなはここから脱出しておいてくれよ」


美紅「うん…外で待ってるから」


菊野「ちゃんと出て来いよ」


葉山「お気を付けてください、まだ敵が残っているかもしれませんから」



佳山「三人ともちゃんと無事に出て来てよ」


そう言ってみんなは出口にむかった

そして俺たちは手当たり次第に部屋に入り爆弾を仕掛けて行った

さらに通路にも何ヵ所か爆弾を仕掛けた


恭介「これだけ仕掛ければ大丈夫だろう」


茜「うん、多分大丈夫だと思う」


恭介「じゃあ、俺たちも脱出するか」


茜「そうだね」


俺たちは出口にむかって走った

しかし出口までもう少しの所で『失敗作』に出会った


恭介「まだ居たか!」


茜「恭兄、どうする?」


むこうは一体、こっちの戦闘が可能なのは二人、しかし俺は遥を背負っているから接近戦は出来ない


恭介「今は戦闘は避けたいが…」


茜「あいつが通路を塞いでいるからむこうに行けないよね…」


恭介「仕方ない、麻奈出て来てくれ」


麻奈「なんじゃ?戦いか?」


恭介「麻奈単体で戦闘は可能か?」


麻奈「余り期待しない方がいいわよ」


恭介「なら俺と一体化してくれ」


麻奈「わかったわ」


俺に麻奈が入って来て徐々に一体化する感覚がした


茜「恭兄、その姿…」


恭介「茜、あいつを倒してから話してやる」


茜「うん」


俺は拳銃、茜はスナイパーライフルを取り出した

俺は拳銃に力を送り込んで敵にむかって撃った、それに続いて茜も撃った

俺は胸のあたり、茜は頭にむかって撃ったが、俺が撃った弾は腕にあたり、茜が撃った弾は避けられた

俺は続けて撃ちまくったがどれも急所を外した

そして茜は手榴弾を二、三個投げ込んだ

しかしまだあいつは立っていた


遥「お兄ちゃんあいつまだ立っているよ」


恭介「やっぱり、遠距離だとダメか」


茜「けど相当ダメージはあるんじゃない?」


確かにあいつの体のあちこちに弾があたっているが


恭介「いや、動きが全然鈍ってない、どれも急所は外している」


茜「ならどうするの恭兄?」


恭介「遥、少しだけ茜の近くにいてくれないか?」


遥「…うん」


遥は俺から降りて茜に抱きついた

それを見た俺は拳銃を捨てて、刀を取り出した


恭介「こっから、本気をだす、麻奈加減なんかするなよ」


麻奈「しないわよマスター」


俺は刀に力を送り込んで、一気に接近した

それに応戦するようにむこうも接近してきた

しかし力の差がありすぎた、最初に俺の攻撃を防いだ武器が壊れ、そして俺が一気に斬り刻んだ


恭介「これだけやればいいだろう」


そして目の前に倒れている死体は塵のようになって消えた

俺は刀を捨てて、麻奈を体から出した


恭介「やっぱりこの感覚は好きにはなれん」麻奈「そのうち慣れるわよ…多分」


遥「お兄ちゃ〜ん」


遥がいきなり背中に飛び付いてきた


恭介「遥、いきなり背中に飛び付くのはやめろ」


遥「だって、お兄ちゃんの背中は遥の特等席だもん」


恭介「…遥、まさか四六時中俺の背中にいるきか?」


遥「…ダメ?」


恭介「一日中はダメだ」


茜「そうよ遥ちゃん、恭兄にも色々あるんだから」


遥「わかった、遥我慢する」


恭介「それじゃあ出口に行くぞ」


茜「待って恭兄、さっきの姿は何?」


恭介「…俺と麻奈が一体化した姿」


茜「一体化って…」


恭介「茜、すまんがこれ以上は俺も話せない」


茜「わかった」


茜は残念そうにしていた

多分俺に何か悪影響があると思っているのだろう


恭介「心配するな茜、俺はここにいた奴等みたいにはならないから」


俺は茜に笑顔でそれだけ言っておいた



そして研究所から出た俺たちはみんながいることを確認して、研究所を爆破した



新しく小説を書こうと思います

内容は魔法もので恋愛系(できればハーレムを目指します)です

投稿は近々するつもりなのでよかったらチェックしてください

もちろん「日常の中の非日常」も更新していきます



それではノシ

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