第二十話
俺は玄関の前に立っていた理由は簡単、茜に締め出された…
恭介「……」
まずどうしてこうなったかというと茜に爆弾系(C4とか)の物を出せるかどうか聞いたらこうなった
何故爆弾系の物が必要かというと明日のしめに使うつもりだからだ
恭介「まさか茜に追い出されるとは…」
まさしく予想外だった
出せるかどうか聞くだけのつもりが家から追い出されるとは…
恭介「学校にあれを取りに行くか…」
俺は学校にむかった
もちろん土曜日なので一部の生徒や先生しかいない
そして目的の物は保健室にあるはずだ
恭介「お、あったあった」
俺は目的の物、自分たちの変装用(顔だけ)のマスクを持ち出した
そして学校を後にした
再び家の玄関前
取り敢えずチャイムを押してみた
茜「はーい、どちら様ですか?」
恭介「恭介だけど…入っていいか?」
茜「あ、恭兄ちょっと待ってて」
ドタドタ、バタ、ガチャ
茜「あはは、ごめんね追い出して」
恭介「まず理由を聞こうか」
茜「え〜と、爆弾系の物を作ってたから」
恭介「それだけ?」
茜「それだけ…」
恭介「色々聞きたいが取り敢えず中で話そう」
茜「そうだね」
そして俺は茜を質問攻めにした
それから学校からマスクを持ち出したことも伝えた
恭介「茜、一応確認な」
茜「何?恭兄」
恭介「本当にそれ茜が作ったのか?」
茜「そうだけど」
テーブルの上に置いてあった爆弾は本格的な出来映えだった
茜「それから私こうゆうのが出せるようになった」
茜はそうゆうと手榴弾とC4爆弾を取り出した
恭介「……」
まぁ確かに練習すれば出せなかった物も出せるようになるけど…それでも得意、不得意があってどうしても出せない物もあるが
茜にとって爆弾系の物は不得意ではないらしい…
恭介「明日のしめには茜が必要になったな…」
茜「そういえば何で爆弾が必要なの?」
恭介「明日目標の装置とかその他もろもろを破壊するため」
茜「…恭兄徹底的にやるんだね」
茜が呆れてるように見えたが気のせいだろ
それにしてもこれで明日の準備が整った
明日はうまくいくことを願った