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第十二話

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あれから数日…

病院に送られた俺は今日退院することになった


恭介「明日から普通の暮らしに戻るのか」


俺は病院生活を思い返していた

まず初日、茜が面会時間過ぎても病室に居続けて

何かと俺の世話をしてくれた

寝る時にベッドに平然と入って来ようとしたが追い出した


そしてその後日も茜や美紅が見舞いに来た


恭介「けど二人とも必要以上に俺の世話をしようとしてたな…」


茜はともかく何で美紅まで…

俺恩を売るようなことしてないのに…


恭介「まっいいか」


考えることを諦めて家に帰る準備をした


茜「恭兄〜迎えに来たよ」


茜が病室のドアを開けてそこに立っていた


恭介「もうそんな時間か」


俺は急いで残りをかたずけて病室を出た



恭介「暑〜」


今は七月で日が照って暑くて汗が出ていた


茜「恭兄、大丈夫?」


恭介「あぁまだ大丈夫だ」


そうして家にたどり着いた俺は自室に行き部屋中隅々まであるものを探した


恭介「二個あるとは…」


見つけたのは隠しカメラ

もちろん直ぐに破壊


恭介「茜の行動がますますエスカレートしてるな…」


これは茜の部屋に行き元を叩こうと思っていた


茜は昼から学校に出ていたこれはチャンスと思い茜の部屋に入った


恭介「以外と普通だな…」


茜の部屋は予想とは違い普通に女の子の部屋だと思えるぐらい普通だった


恭介「さて…探すか」


俺は部屋中を見渡し机の上にあるノートに気づいた


恭介「茜の日記かな…」


ノートを開いた俺は鳥肌が立った

ノートの中身は日記と言えば日記なのだが…


恭介「……茜」


ノートの中身はその日の出来事や俺の様子などが書かれていた…

俺はノートを元通り机の上に置いて部屋を出た


恭介「茜が部屋に入れたがらない理由がわかった気がする…」


俺は自分の部屋に戻りスポーツウェアに着替えて外に出た

病院では寝たきりだったので体が鈍っていそうだから走ることにした



恭介「よし、誰もいないな」


俺は人気のない場所で刀を出して素振りをした

以外とはやく感覚が戻って来たのでいろいろ試してみた


独り稽古を終わりにして家に帰った



家に戻ると茜がすでに学校から帰って来ていた


茜「恭兄、トレーニングしてたの?」


恭介「あぁ体が鈍っていたからな」


茜「私も一緒にしたかったな〜」


恭介「……今度一緒にしようなトレーニング」


茜「うん!」


茜は笑顔で頷いた


恭介「シャワー浴びてくる、茜覗いたらお仕置きだぞ」


茜「あはは〜覗かないよ〜」


茜の目は泳いでいて説得力ゼロである


とりあえず脱水所に行き隅々まで調べた

結果カメラ一台発見、即座に破壊した

そしてシャワーを浴びて、着替えてから戻ると茜が急いで脱水所に行き落ち込んだ様子で出てきた


恭介「茜…もうカメラ仕掛けてないよな?」


茜は少し青ざめて首を縦に振った

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