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第十一話


恭介「結構いるなー」


グラウンドに着いた俺の第一声はこれだった

いくら気配だけで夜叉の数がわかると言っても限界がある

俺は五匹(五体)までは数がわかるけど

それより数が多いとわからなくなってしまう


俺は右手に拳銃を装備して目で夜叉の数を確認した


恭介「えーと、十二体かよ…」


目の前にいる夜叉は人型だったけど

正直きついです

一人で十二体は…


恭介「でも、ヤルしかないか…」


俺は銃を構えて一体の夜叉の頭に数発撃ち込んだ

すると周りにいた夜叉が俺の存在に気づき襲い掛かってきた

俺は残りの弾で二体倒して銃を捨てた


恭介「残り九体か…いけるか?」


俺は刀を取り出して接近した


恭介「まずは二体…イテッ」


横に一閃したが横腹の傷から痛みがあった

そして一体は胴体から上を斬り落としたが、もう一体はうまく斬りれてなくてまだ動いてた


恭介「茜の援護は…期待できないだろうな」


俺は屋上を見たが茜は俺より多くの夜叉(人型?)と戦っていた


恭介「残り八体…」


左手で横腹を押さえて一息入れて再び夜叉に接近したそして刀で夜叉を斬る度に横腹が痛んだ

そして痛みで動きが鈍くなり


恭介「あぶね!」


咄嗟に刀で攻撃を防いだが力がうまく入らず押し負けていた

そして俺の動きが止まったのをいいことに他の夜叉が攻撃してきた


恭介「ウッうぅ」


横からの攻撃は何とか回避できたが背中に痛みが走った

どうやら背後からの攻撃は避けきれなかったらしい

俺は一体の首を斬り一旦夜叉と距離を置いた横腹から激しい痛みや斬られた背中からの痛みで力がうまく入らなかった


恭介「はぁはぁ、まだ動けるはずだ」


目の前にはまだ四体の夜叉がいた

そのうちの一体がこっちにむかって来て、攻撃をしてきた

咄嗟に刀で攻撃を防ぐが力が入らず吹っ飛ばされた

そして俺が立ち上がる前に夜叉が攻撃をしてきた

夜叉の武器は刀に似ていた今その攻撃にあたった確実に死が待っているが避けれない、体が反応しきれてなかった

俺は死を覚悟して目を瞑って


恭介「茜…ごめん…」


そう呟いた

が痛みがなかった

俺は目を開けたそして目の前で夜叉が燃えていた


???「恭介君無事!?」


恭介「え?」


誰だあれ?そう思ってしまった

見たことがないマスクを被った小柄な女性がいた


恭介「もしかして美紅?」


美紅「わっ正解、何でわかったの?」


恭介「いやだって、茜は屋上で戦ってるし、他に力が使えて、ち…」


小さい人と言おうとしたが顔の横に火の玉が飛んで来たので言えなかった


美紅「何か言いましたか?」


恭介「何も言ってません」


美紅は笑顔だが…

怖い、そして黒いオーラ的なものが見える


美紅「とりあえずこいつら倒そう」


そうして美紅は手を前に出して


美紅「炎よ我が敵を焼き払え、ファイヤー」


術文なのかそれを言った瞬間、赤い円形の陣が三つ出てきてさっき俺に放った火の玉よりデカイのがそれぞれの陣から出てきて夜叉にそれぞれあたると夜叉が勢いよく燃えた


恭介「すげー…」


これ以外言葉が出なかった一瞬にして三体の夜叉を倒したからだ




恭介「イッテテ…」


保健室に戻って体を見ると背中には斬られていて、横腹の傷は開いていて出血していた


美紅「昨日のケガが治ってないのに戦うからだよ」


茜「恭兄!大丈夫!?」


保健室のドアを勢いよく開けて茜が入って来て俺の近くに来た


美紅「正直重症、いっとき戦闘は無理だね」


美紅が茜に俺の状態を告げた


茜「あれ?美紅ちゃん何でここにいるの?」


美紅「恭介君をここまで運んで来たから」


茜「じゃあ美紅ちゃんが変な攻撃をしていた子?」


美紅「せめて魔法と言って欲しいな〜」


美紅は魔法が使えるらしいけど使える魔法は攻撃魔法だけで回復魔法は使えないらしい


そして俺はそのまま病院送りになった

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