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第十話

誰をメインヒロインにするか悩んでいます

朝、目が覚めたが…


恭介「…痛い、重い」


俺は自分の体の上に乗っている人物に声を掛けた


恭介「茜…痛いからどいてくれ、あと何で上に乗っている」


茜「ふぁ〜恭兄〜おはよ〜」


恭介「あぁおはよう、じゃあなくて痛いからはやくどいてくれ」


茜「あ、ごめん恭兄」


そう言って茜は俺の上から降りてベッドの横に立った


恭介「で、何で俺の上に乗っていたんだ」


茜「恭兄を体で感じたかったのと上に乗れば恭兄が私に……」


恭介「欲情はしないし、襲わない」


茜「欲情ぐらいしてくれてもいいじゃん…」


茜はショックだったのか少し落ち込んでいた


恭介「茜…まるで俺に襲ってもらいたいような発言はするな」


茜「ような、じゃあなくて襲ってもらいたいの恭兄に」


恭介「茜…もっと自分を大事にしろ…」


そうして俺たちは制服に着替え(茜は自分の部屋で)朝食を食べて学校にむかった


いつものように途中で健太と合流して学校についた

そして教室に行き席につくと


美紅「おはよう恭介君」


恭介「…おはよう美紅」


美紅が挨拶してきたので返事をすると…


美紅「後で話があるから休み時間に屋上に来て」


恭介「………わかった」


美紅が小声で話したので驚いていた


休み時間、美紅に言われた通り屋上に行くと美紅はいないのか辺りには高いフェンスしかなかった


美紅「思ったよりはやかったね」


振り返るとそこには美紅がいた


恭介「で、話ってなんだ?」


美紅「単刀直入に言うけど、恭介君昨日グラウンドで戦ってたでしょ?」


恭介「何のこと?俺その時保健室にいたけど」


美紅「他の人は騙せても私は騙せないよ、教室を出る前にはしなかった血と薬品のにおいが教室に戻って来たときにはしてたから」


恭介「で、もし仮に俺が昨日戦っていたやつだったらどうするの?」


美紅「一緒に戦えるようにお願いする…」


恭介「何で?」


美紅「その前にどうなの?昨日戦ってたのは恭介君?」


恭介「……あぁそうだよ昨日戦っていたのは俺だ」


美紅「どうしてみんなには隠しているの?」


恭介「それは言えない」


美紅「そう…なら無理に聞かないよ」


恭介「それは助かる、で何で一緒に戦いたいんだ?」


美紅「それは……」


美紅は顔を少し赤らめて下をむいた


美紅「そう特訓だよ特訓、私の特訓!」


美紅は顔を上げて言って来た


恭介「特訓?美紅には必要ないだろ、昨日の夜二匹夜叉倒しだろ」


昨日茜と探している時に感じた気配は二つだった

つまり二匹夜叉はいたことになる


美紅「……何でわかったの昨日の夜こと」


恭介「俺はある程度気配で夜叉の位置と数がわかる、そしてこの町には俺を入れて二人しか夜叉倒せるのはいない」


美紅「なるほど…それでわかったの」


恭介「で本当の狙いは」


俺は問い詰めようとしたが時間なのかチャイムが鳴った


美紅「教室に戻ろうか、授業が始まるよ」


恭介「あぁわかった」


俺と美紅は教室に戻った

そして……


恭介「先生、保健室に行って来ます」


先生との距離が遠かったので大声で言うとあっさり許可をもらった

美紅が一緒に行こうとしたが止めて、茜に目で合図した

すると茜が


茜「先生、私も保健室に行って来ます」


と行ってついてきた


場所はグラウンドと屋上だったので茜は屋上に行かせた

俺はグラウンドにむかって走っていた

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