か弱い幽霊ちゃんと戦闘モード?のカイ
超私事ですが、明日誕生日なんですよー♪
だから浮かれて明日投稿出来ないかもですね、、、
というか、私毎日投稿するとか言ってないんですけどね。
まぁ、一応言っときました。
ルリ「つ…着いたぁ…!」
二人は幽霊の居場所まで到着した。
カイ「ふぅ…。何のアクシデントも無く来ることができましたね。もしかしたらそこまで強い幽霊では無いかもですね。」
ルリ「じゃあ、逆に、強い幽霊ならなんらかのトラブルがあったかもってこと?」
カイ「はい、強い幽霊は自分の持つ力を抑え込めないので、周りにまで霊気が漂ってしまい、不幸なことが起こるのです。」
ルリ「ふぇ〜、ま、トラブル無かったし、カイの力で確実に何とかなりそうってことだね!」
カイ「そういうことですね。任せてください!」
そういうと、カイは叫んだ。
さっきとは全く違う、一瞬その瞳を見ただけで、死ぬよりも恐ろしい世界を見せつけられるような眼で叫んだ。
カイ「おい、お前がいるのは分かってんだ。さっさと出てこないと痛い目にあわすぞ。」
幽霊が出る気配は全くしない。
カイ「こうしねぇと分かんねぇかぁ!」
そういうと、カイはルリには分からないナニカを出した。おそらく超音波の様なものだろう。そうすると、
?「ぎゃぁぁぁ!ごべんなざぁい!!」
幽霊?が出た。10歳くらいの色白の女の子だ。
ルリ「え…と…、どなたですか??」
ルリの声はとても震えている。そして、震えた声が返ってきた。
?「はぅ!私…はぁ…、湯田理衣です…。」
ルリ「何でこんな所でこんな事をしているの?」
ルリが言うと、理衣はゆっくりと語り始めた。
理衣「私は、もう何十年も前に、この、今ホテルがある土地に建っている家に住んでいまいた。ですが私は体は弱く、おまけに一人暮らしで、病院に行けるお金も無く、ただ一人孤独に、病気によって息絶えました。そして、その出来事から数年後、私の存在が忘れられたまま、このホテルが建ちました。私は誰からも認識されず、独りだったのが未練で、ずっとこの土地に残っていたのですよ。ですから、ホテルの怪奇現象とかは、たまたま私がここにいるので、起こってしまったのですね…。申し訳ないです…。」
理衣の目には涙が溢れていた。
カイ「…悪気は無かったのか…。なら、存在を消すのは辞めましょう。ですがその代わり、何かホテルの人にお詫びをしないといけませんよ。だってホテル側は何も罪はありませんからね。」
そう言ったカイの眼はいつもの様に戻っていた。
理衣「お詫び…ですか…?ここから消えろと…?」
理衣は頭を抱えている。
ルリ「いや、そうじゃ無くて、何かホテルにとって助かることをしたら良いんじゃないかな?」
理衣「何か…、あっ!私、怪奇現象を起こせると言うことは、少なくとも、幽霊の身でも物に干渉出来ると言うことですよね!?だからホテルのお仕事を手伝えるかも!!」
カイ「なるほど。確かに良い案ですね。分かりました。私たちがホテル側に伝えておきましょう!」
理衣「あ…ありがとうございますぅ!」
今度は、理衣の目には嬉しさの涙で溢れている。
こうして、二人はホテルに今回の件を話し、この依頼は無事解決したのであった…。
いや、まだだ。何故ならお礼を貰っていないからだ。
そういうことを頭で考えていたルリはすぐに一度話したことのある、ホテルの受付に聞いた。
ルリ「あのぉ…!解決しましたよぉ…?お礼はありますか?」
受付「あ、そうでしたね!では、お礼を発表させていただきますね♪」
ルリ「え…?発表…?どういうこと…?」
受付「ふふん!実は、お礼とはぁ…、【このホテルでずっとタダ泊まりしても良い】でぇす!」
ルリ・カイ「え!?」
二人は顔を見合わせ、
ルリ・カイ「やった〜〜〜!」
叫んだ。
こうして数日が経ち、、、
ルリ「あれから理衣ちゃん、結構頑張ってるみたいだねぇ♪」
カイ「はい!良かったですね。しかし、普通の人間には姿が見えないのでちょっと怖いという意見もあるそうですが。」
ルリ「ま、それは仕方ないね。そのうち慣れる慣れる!」
こうして、本当にひと段落したが、勿論これで物語は終わらない。
だって、この話は、英雄伝の序章にも満たない一部に過ぎないのだから…。
ー???にてー
?「はぁ、はぁ、…。何とか殺されずに逃ることが出来たわね。……ふぅ…。どこかしら、この世界。…。………。…これも運命のイタズラかしら。私がこんな目に遭ったのも、凄く私の力が反応しているお方に出会えるのも。」
なんかホテルの怪奇現象事件2話で終わっちゃいましたね(汗)
早くないかな…?
もしかしたら、設定を省き過ぎたかもしれません。
もしここの説明分かんなかったー、とか、ここ説明してー、とかがあれば、遠慮なく聞いて下さいねっ!
読んでいただきありがとうございますっ!
評価、感想お待ちしてますっ!
良い感想を貰えると飛んで喜びます!
もしかしたら投稿頻度上がるかも…?です。
ではでは。