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始まりの1ページ

カイ「実は私、主様の本当の種族を知らないのですよ。」


ルリ「えっ、えぇ?本当ってどういうこと?」


カイ「前までの主様、つまり記憶を失くす前の主様は悪魔でした。ですが、今の主様からは悪魔の気配が一切感じ取れないのですよ。しかも、善も悪も、どちらも感じ取れないので本当に種族の特定が難しい状況です。すみません…。」


カイは深く頭を下げた。


ルリ「ま、いいよ。能力?とか、特訓していったらきっと分かるよ!」


カイ「はい!」


ここで、自分を知っている者に出会い、少し安堵したルリは、冷静になり、ようやくルリは自分の置かれている状況を理解した。


ルリ「…あっ!ここ森だ!住むとこ無い!野宿だ!(^o^)」


ルリは半泣き状態だ。


カイ「そうですね。近くにホテルがないか探しましょう。」


ルリ「え?どうやって…。」


カイ「ちょっとした技術ですよ。自分の力を周りに分散させ、波動を生み出すのです。そして、この波動から、何があるのか、周囲の状況を読み取ります。」


そう言い、カイは実際にやって見せた。


だが、素人のルリは、カイが生み出した波動も、カイの説明も、何一つ分からなかったので、ボーっとしていた。


カイ(あ、まだ主様に何も教えて無いので分からなかったのですね…。まさか、この程度の技術…いや、波動すらも感じ取れなくなっているとは…。これは思っていたより主様、弱いですね。)


カイ「まぁ、私の言葉は分からなくても今は大丈夫です。それよりも、ホテルがありましたよ!!」


ルリ「おぉ〜!ここからどれくらい時間かかる?」


ルリは手を叩きながら言った。


カイ「ここから歩いて6時間くらいです!」


ルリはその言葉を聞いた瞬間、固まった。


ルリ「…無理無理無理無理無理無理無理無理無理無理!」


カイ「んもぉ!私がそこまで連れて行くに決まってるじゃないですかぁ。流石に今の私でも6時間歩きはしんどいです。全然鍛えてませんからねー。」


ルリ「よ…良かったぁ。」



こうしてカイに連れられてホテルに来た。


カイ「運良くホテルの部屋が開いていましたね。しばらくはこの部屋を借りましょう。」


ルリ「え?ホテルの部屋を借り続けるの?お金は?」


カイ「今の所ゼロ円ですよ♪」


ルリ「え…じゃ…じゃあ、どう、する、の、ですか??」


ルリは驚きのあまり、カタコトになってしまった。


カイ「ま、明日から稼ぎましょうか。」


ルリ「うぅ…。そうだね。。。」


ーーこれが、新たな物語の、始まりの1ページ目である。



ー???にてー


?「はぁ‥、逃げたいつらい死にたい抜け出したい壊したい殺したい…。………。…っは!見つかった!」


カタ…


?「何これ…。あ!他世界転送装置だわ…!…使わせてもらうわよ…。」


ピカッ!!


ーーーーー転送ガ完了イタシマシタ

これで第0章は終わりですね!

そう!これは0章です!結構重要な設定の説明がありましたが、0章です。

次回の1章からは、戦闘も混じってきて、0章に比べたら楽しめる物になっていると思います!

お楽しみに!


読んでいただきありがとうございますっ!

評価、感想お待ちしてますっ!

良い感想を貰えると飛んで喜びます!

もしかしたら投稿頻度上がるかも…?です。


ではでは。

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