表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
スライムは魔王にあこがれる  作者: ななしちゃん
1/1

第1話 スライムは神様に出会う

 俺はスライム、魔物の中で最弱とよばれている。

 でもそれは事実だし今更変わらない。


 最弱でも俺には夢がある、《魔王》になることだ!


 理由は簡単、かっこいいからだ。

 しかし、なりたいからなれる物ではない、俺はスライムだしなおさら無理だ。


 今まで冒険者から何回逃げて来たことか。

 いつか魔王になって冒険者を返り討ちにしてやりたい………


 そんなことを考えていると、また討伐しに冒険者たちがくる。


 はぁ、また来たかあの冒険者、いつまでスライム狩りやってんだよ、仲良くしようぜ、


 俺は岩陰にかくれて冒険者の様子を見る、冒険者は俺に気づいていないようだ。


 よし、今のうちに逃げよう、俺は急いでその場を離れた。


 ここまでくれば大丈夫だろう、はぁ、いつまでこんな生活を送らないといけないのかな~………


 急いで逃げて来たので今どこにいるのかがわからなくなっていた。


 ここどこだろう、初めてくる場所だな~こんな所あったんだ。


 初めてといったら探検するしかないだろう!

 奥に進むことにした。


 探検~♪ 探検~♪


 探検は好きだ洞窟は初めてだからワクワクする。


 怖い魔物いないといいな~

 俺はどんどん奥に進んでいく。


 奥に進んで行くのはいいが何かおかしい、洞窟の中に魔物が1匹もいないのだ。


 洞窟って魔物いないのかな?

 そんなに悪くないのにな~


 どんどん奥に進んでいく、すると光輝く場所を見つけた。


 わぁ~

 ピカピカだ~

 なんでここだけピカピカなんだろ~


 光輝く場所に近づいてみたけど何も起こらない

 俺は好奇心で光輝く真ん中に行ってみた。


『スライムちゃん可愛い~』


 ん??何か声がしたような……


『スライムちゃん何しに来たの~?』


 声が聞こえる、誰?


『あぁそっかちょっと待っててね~♪』


 周りに誰もいないのに声が聞こえた、いったい何だったんだろう?


 周りに誰もいない、いや、誰かいる!!!!!


 俺の前には美少女がいた、羽がある、誰だ?


『スライムちゃん何しに来たの?』


 え……誰?


『神アイリスだよ、よろしくね!』


 神って神様ってことか!?


『そうだよ~♪』


 な、なんで神様がここにいるの?


『なんでって言われてもな~』


 俺に何か用?それとも、とうとう冒険者に殺されたのか?


『スライムちゃん可愛いいから遊びにきたの!』

『もちろん死んだわけじゃないよ!』


 でも、神様が見えてるし死んだようにしか思えないんだけど………


『来たばかりだけど、私はそろそろ戻らないといけないの……』


 そうなんだ……


 俺は今何が起きているか理解できていない。

 目の前に神様がいるなんて、想像したこともないし夢でもみてるのかな?


『スライムちゃんごめんね、時間がないから遊べないの……』


 そ、そうなんだ…ざんねんだね、


 俺は神様と話をしている。


『遊べない代わりに、スライムちゃんにすごい能力を使えるようにしてあげるわ』


 すごい能力?いいの?何もしてないのに、


『いいよ!今度あったときは遊びましょうね!』


 そう言ってアイリスは消えていった……


 その時目の前は真っ白になり俺はどうしたらいいかわからなかった。





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ