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いざなわれた少女たち  作者: おじぃ
北国の旅

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キャロル&明日香

 沙雪と羽心音ちゃんが泊まる隣の部屋に、私とキャロルは滞在中。


 なんてことない普通のビジネスホテルのツインルーム。


「うひょい! 冷蔵庫の中に缶のスポドリいっぱい入ってる! いただきまーす!」


 冬でもカラダは渇く。ドリンクサービスなんて、ホテルは気が利いてるねぇ! お、電気ケトルの横には緑茶と梅昆布茶うめこぶちゃ。朝にでもいただこうかな。朝茶はその日の難逃れっていうしね。


 プシュ! タブを開けてゴクゴク。


「ふはーっ、うまい!」


「それ、有料よ」


「え……」


「大丈夫、有料って言ったってせいぜい20ペイ。払えない額じゃないわ」


「自販機より3ペイ、日本円にして30円高いよ! だったら近くのコンビニで買ってくれば良かった!」


「この吹雪の中?」


「ええ商売してはりますわこのホテル。吹雪の中外に出ること考えると3ペイ払う価値ある」


 まったりのんびり、キャロルとふたりっきりは何気にハジメテかも。


 さてさて、今宵は寝込みをベロリンチョしちゃおうかな? フヒヒヒヒ……。


 しかーし、昔の私だったら襲ってたけど、やってしまったらいろいろ終わると理解できるくらいには成長した。最悪キャロルに攻撃されて命が終わる。


 ちな『相手に不快な思いをさせるからやめておこう』がベストアンサー。


 怒られるからやめておこうとか、そういう大人にはなっちゃいかんね。


 キャロル襲撃をあきらめた私は、部屋のお風呂に1時間くらい入ってからの賢者タイム。風呂上がりの水とスポドリのチャンポンはうまい。


 交代でキャロルが入浴。10分くらいで出てきた。


 バスタオル1枚ウヒョヒョヒョヒョ。


 アカン、また欲情してきてもうた。

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