22.5話
本編の21話でドn・・・連れてかれていった後の二人の話
今現在、青木先輩に引っ張られてます。
「ねぇねぇ」
「なんだ?」
一緒に引っ張られてた女の子が声をかけてきました。
「同じクラスの編入生の子だよね?私、柏木 椛[かしわぎ もみじ]って言うんだ宜しくね!」
そう言って、掴まれてない方の右手を出す柏木さん。
「あぁこっちこそよろしくな」
そう言って、私は掴まれてない方の左手を出しました。
「「・・・(これじゃ握手出来ないな(じゃん))」」
困った・・・両方共掴まれてない方の手は左手です。これじゃぁ普通に握手ができません・・・
「あっそうだ」
そう言って私は、もみじさんの手を外側から握りました。
「あぁ」
これなら、今の状況でも握手ができます。
「改めて宜しくね♪」
「あぁ宜しく」
そう言ってニコニコしてると、いきなり青木先輩が止まりました。
「こんにちは」「こんにちわー」「失礼します・・・」
教室に入りましたけど、ここは・・・
〔中等部夏白学園学生支援部〕
はい・・・?ドアの張り紙に書いてありますが・・・チガイマスヨネ?
「渚君! 学生支援部室にようこそ!」
「そんなこと言ってないで、あなたは仕事しなさい」
「ちぇー、じゃあまた後でね渚君!」
「じゃぁ、染めますか。そこの椅子に座ってください」
「あっはい」
とりあえず、言われた通り椅子に座ります。さっさと終わらせて、教室に帰りたいのです。
「「・・・」」
なんでしょう、すごく気まずいです・・・
《トットットッタタッシャッ》
時計の音が響いてますね、時々聞こえる音は柏木さんでしょうか?
「はいっできました。次からは自分でやって下さいね」
「あっ有難うございました・・・じゃぁ、戻りますね」
「はい、次からはおんなじことがないようにしてくださいね(ニコッ」
先輩!笑顔が黒いです!
「失礼しました」
よし、教室に戻ろう。
うん、誰か僕に表現力を分けてください。
握手っぽい奴した時のがわかりにくかった・・・
左手→右手に訂正しました。それに合わせて他の部分もちょっと訂正しました。