プロローグ
ラーメンに命を懸け、
ラーメンに魂を注ぎ、
ラーメンにすべてをつぎ込んだ男達の話・・・・
ではなく、(笑)
とあるラーメン屋での、そこに集まる人々のお話デス。(^^)
春。
長かった受験戦争を終え、
念願の大学生活が始まった。
僕の通った大学は関西ではそこそこ名の通った大学で
入学当初の4月はかなりの人で賑わう。
そこで男子校あがりの僕は浮かれに浮かれていました。
(でも子の頃はかなりのシャイボーイだったため
浮かれていたのは心だけである。)
「新歓コンパ」と称されたサークルの人員勧誘のための
飲み会にいくつか参加♪
今まで知らなかった新たな世界が急激に開かれたような感覚で
ある意味カルチャーショックを受けていました。
そこで気づいた。
やべぇ、もう財布に夏目さん1人しかいないやん・・・。
落ち着いたらバイト探さなきゃなぁ・・・。
でも僕は今までにバイトらしいバイト経験はなし。
家が小さな会社(工場)を自営しているので中、高と工場のお手伝い的なことと、
高校生の夏休みの間だけ
通販の配送センター的なところで
働いたことがあるだけで、接客などは未経験だった。
1か月ほどして、何人か友達も出来て大学生生活にも慣れてき頃
ふと、家にあった求人広告が目に入る。
アルバイト募集中!!
「夢麺庵」
ラーメン屋スタッフ
18歳~
時給850円~昇給あり
勤務日数・希望に応じて
場所:大阪府○○市○○△□町1234
お、家からけっこう近いかも!
でもどんなお店か知らんなぁ・・・
・・・・・・!!!!
もしかしたら!!!
あのラーメン屋!!!!!
その時浮かんだのは、いつも車で通る大きな大通り沿いの
大きなラーメン屋でした。
あそこの名前・・・・・こんな名前やったっけ???
ま、いっか(^^)
そう、僕は肝心な所でおっちょこちょいな癖がある。
いまだに自分はおっちょこちょいだとは認めてはいないが(笑)
~この時の僕の心境~
あの大きなラーメン屋ならバイトの人も一杯いーの
カワイイ女の子もいーの、バイト同士の恋愛的なことがありーの
ワイワイ♪キャピキャピ♪しーの・・・・・・・・etc
ハイ、
完全に不純な動機です。
バイト先での新たな出会いを妄想していました。
更新は不定期ですが、がんばります。