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第1章義妹のギャップが強すぎる!! 1話 親の再婚

俺の名前は桐谷陽翔。

どこにでもいる普通の高校生だ。

ただ一つ、普通じゃないことがある。

俺には好きな人がいる。

同じクラスの、一ノ瀬結衣。

クラスで一番かわいいと噂される女の子だ。

そして今日――

その一ノ瀬結衣が、俺の義妹になるかもしれない。

これは、俺とクラス1かわいい義妹のちょっとおかしくて甘い同居生活の物語だ。

第1話 親の再婚


俺は桐谷陽翔(きりたにはると)高校1年生だ。

そして、俺には好きな人がいる。

それは同じクラスの女子の、一ノ瀬結衣(いちのせゆい)さんだ。

クラスでも人気で優しい女の子だ。

それにクラスで1番かわいいと言われている。

そんな彼女に恋したのは、入学式の日だ。

あの日、入学式が終わったあと校庭で小さな子供高いところから落ちそうになっていた。危ないと思った俺はとっさにその子を助けた。

だが俺は、腕を少し怪我してしまった。

「大丈夫ですか?」

そう言って怪我をした僕に駆け寄ってくれたのが一ノ瀬さんだった。

彼女は心配そうな顔で俺の顔を見てティッシュを取り出した。

「血が出ています。少し押さえてください。」

そう言って、優しく手当てをしてくれた。

その時思った。俺はそんな優しい彼女に惚れてしまったと。

何気ない高校生活を送っていた俺だが急遽父が再婚することになった。

そして今日は、再婚相手と会う日だ。

父と一緒に約束のレストランへ向かう。

「もうすぐ着くぞ。」

父はそう言いながら緊張した様子で前を歩いていた。

正直俺も緊張している。

なぜなら、父が言ってたからだ。

再婚相手には娘がいて、俺と同い年。しかも同じ学校

に通っているという話だ。

正直どう接していいかわからない。

そんなことを考えているうちに、約束のレストランに到着した。

再婚相手はもう先に着いていた。

席に近づくと、父が嬉しそうに言う。

「紹介しよう!今日から家族になる一ノ瀬さんと娘の結衣ちゃんだ!」

父は自慢げに言った。

俺は軽く頭を下げながら、2人の方を見る。

まず目に入ったのは、優しそうな雰囲気の女性だった。

きっとこの人が父の再婚相手だろう。

そして、その隣に座っている女の子に目を向けた瞬間俺は固まった。

そこにいたのは同じクラスの一ノ瀬結衣だった。

(えっ)

(なんでここに一ノ瀬さんが?)

すると向こうも、俺に気づいたようだった。

結衣は少しだけ驚いた表情を浮かべる。

「……桐谷くん?」

その瞬間俺は冷静さを取り戻した。

父は驚いた顔で言った。

「2人はもう知り合いか?」

俺は父に説明した。

「一ノ瀬さんとはクラスメイトなんだ。」

父は安心したように笑った。

「陽翔と結衣ちゃんが上手く馴染めるか心配だったんだ。」

すると、今まで静かだった結衣が小さく口を開いた。

「これからよろしくお願いします」

俺も慌てて答える。

「こちらこそよろしく」

正直俺は混乱していた。

なぜなら−−−

好きな人が今日から家族になるんだから。

その後ぎこちない会話を終えて食事を終えたた。

レストランを出ると、父と一ノ瀬さんは会話をしながら前を歩いていた。

自然に俺と結衣は2人きりで後ろを歩いていた。

すると−−−

「桐谷くん」

結衣は小さな声で俺を読んだ。

「何?」

俺は結衣の方を向いた。

結衣は少し間を空けて言った。

「私たちってこれから家族なるんだよね?」

「うん」

すると結衣は少し小さな声で言った。

「桐谷くんのほうが生まれ早いよね?」

「そうだね。俺は5月20日生まれで、確か結衣は2月10日生まれだったよね?」

「うん合ってる。」

結衣は少し笑顔を浮かべた。

「じゃあさ……」

「これからは……」

一瞬だけ俺の目を見て

「お兄ちゃんって読んだほうがいいのかな?」

結衣は顔を赤くさせて言った。

その言葉を聞いた瞬間、俺の思考は完全に止まった。

(ちょっと待て)

(俺は好きな子にお兄ちゃんって呼ばれるの!?)

(学校ではクールな一ノ瀬さんが………)

(お兄ちゃんって……)

(可愛すぎなんですけど!!)

どうやら俺の平凡な高校生活、今日で終わりらしい。








ここまで読んでいただきありがとうございます!

第1話「再婚」はいかがでしたか?

まさかの好きな人が義妹になるという、陽翔にとってはかなり衝撃の展開でしたね。

これから二人は同じ家で生活することになります。

学校ではクラスメイト、家では兄妹という不思議な関係。

果たして二人の関係はどうなっていくのか……?

次回は第2話「同居生活」です。

お楽しみに!

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