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恋愛詩集  作者: 枯葉
6/17

紅潮する頬

教室の窓 揺れる陽炎

君の声に 響く夏の音

ふと視線が交わるたびに

胸の奥がざわめくの



初めて知ったこの感情

名前をつけるにはまだ早くて

伝えたいけど怖くて

言葉が風に消える



紅潮する頬 隠せない気持ち

鼓動が速くなるの 君を見るたびに

初恋の痛みも 甘い予感も

全部 君がくれた宝物



教科書の端 書いたイニシャル

消しゴムで隠す勇気の欠片

いつか話せる日が来るのかな

この想いが届く日



夕暮れ染まる帰り道

君の笑顔がふいに近づいて

「また明日ね」の一言に

夜空が輝き出す



紅潮する頬 涙の向こうで

未来の扉がそっと開く気がして

切なさの中でも 煌めく星たち

君と見る景色が欲しいよ



触れられない距離が

こんなに苦しいなんて

でも君がいるだけで

世界が眩しい



紅潮する頬 初めての恋を

そっと胸にしまって まだ夢を見てる

君のその隣で 笑える日まで

私の夏は終わらない



教室の窓 揺れる陽炎

君の声にまた恋をする



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