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住宅地でこそハイビーム

作者: xoo

 当地の日没は16時ちょっと過ぎ、晴れの日でも16時40分には夕焼けの欠片もない。冬の間ずっと、仕事帰りには真っ暗になってしまう。


 そうすると帰り道、運転していると「暗い影が動いている気がする」「靴っぽいものが動いている気がする」とハイビームに切り替えると、浮かび上がるは中高生。ジャージとブレザーも、コートの類まで暗色だからロービームだと全く見えないんだよ。


 いつか引っ掛けそうな気がするので最近は、積極的にハイビームに切り替えている。特に住宅地、街灯もあまりなく対向車もなく、ランニングしているオジサンと散歩している犬のリード以外は闇に沈んでいる。お互いのために、向こうは「眩しいなあ」と感じているかもしれないが、夜光反射材程度じゃ見えないんだよ。わんこレベルでピカピカ光ってくれないと、本当に人身事故の当事者だよ。



 ということで、ウチの子どものカバンに揺れるとピカピカ光る交通安全ライトをつけていたのだが、カバンを教室の棚にしまうと周囲の暗さをセンサーが感知して自動で点滅するため、評判が悪かった模様。電池切れとともにどこかに追いやられてしまった。

 でもさ、ホントにお前ら(中高生)見えないんだよ。デコトラまでとは言わないが、ナイトライダーくらいの自己主張してくれないかな。

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― 新着の感想 ―
それでもハイビームを嫌うひと、多いんですよね。 「眩しい」というのはつまり、それだけ存在が認識されてるということで、デコトラ以上にみんなから『見えている』ということなのに……。 あっ。もちろんすれ…
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