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06. Bloom

 退屈を紛らわせるようにと、近頃のリユは何かと色々なものに触れさせてくる。あるいは、過去に思いを馳せるような暇も与えないようにしているのか。どのような思惑があるにせよ、アドは気晴らしとして享受していた。

 さて、今日の演目は温室の散策。リユの温室は、シェルターの中で最も広大な部屋だった。元々は多人数が集まるために使われていた部屋を、多種多様の作物を栽培するために改装したらしい。

 野菜に穀物にハーブ、大きなものであれば果樹まで。全て、アドに供するために育てられているようだ。筒状の胴体に伸縮自在の腕とキャタピラ状の脚部を持つロボットが、麦わら帽子を被せられて作物の世話に携わっている。


「この子たちが帽子を被っているのは……」

「農作業ドローンという所属を明確にするためです。我々に日除けは必要ありませんし、そもそも温室は常に適温に保たれていますからね」


 そういえば、日々の食事を作ってくれているドローンは、頭髪も無いのにコック帽を被っていた。清掃に携わっているらしいドローンは、マスクのようなものを着けていたし。制服というには簡素だが、リユの遊び心のようなものが感じられた。

 アドの半分くらいの背丈のロボットたちが、せっせと土の様子を見たり、枝の剪定をしたりしている。時々高い笛のような音を出すのは、人間にはわからないタイプのやりとりをしているのだろうか。この前見た、かつて地球上に生息していたという動物の映像が連想された。


「そう。よく似合っていて、可愛いね」


 まぁ、『可愛い』という感覚についても、アドは未だ模索途中なのだが。しかし何となく溢したその一言に、農作業ドローンたちはぴたりと動きを止めた。

 どうしたの、と問いかける前に、ピピョーッと甲高い音が鳴る。何事かと思ってリユを見上げると、そちらもまた一ツ眼を細めて、片手で口元を覆うような仕草をしていた。


「……何かまずいこと言っちゃったかな」

「いえ、これは、単に我々に耐性が無いだけですね……」


 ややもすれば不機嫌の表現に見える顔だが、リユの声色は刺々しくはなっていない。


「ああいった作業用のドローンには、必要最低限の計算能力しか実装されていません。しかし、それでもワタシの一部であることに変わりはありませんから、アナタに愛でられるのは嬉しいのです」

「そ、そう……」

「我々にとって、管理人こそが『生きる』意味ですから」


 麦わら帽子のロボットたちは、ピィピィと声を揃えて歌うようにしながら、先ほどまでより高い能率で農作業を続けている。微笑ましくも見えるが、その意味は重い。

 アドの他に誰も食事を必要とする者は居ないのに、彩り豊かな食卓を支えるための耕作を、ロボットたちは健気に繰り返している。きっとアドが目覚める前から、栽培自体は続けていたのだろう。一朝一夕で成り立つものではない。

 擬似的な太陽光に照らされた温室で、水も栄養もたっぷりに育てられた作物は、瑞々しく輝いて見える。果樹を見上げる視線が物欲しげだったのか、リユはにこやかに問いかけた。


「もぎたてを召し上がりますか?」

「……そう簡単に食べたいって言っていいものなの?」

「無論です。このシェルター内の全ては、アナタのために存在しているのですから」


 何をいつ収穫するか、リユの側にも都合は有るだろう。そう考えて答えあぐねると、無言を肯定と捉えたのか、リユは手近の農作業ドローンに目配せをした。それで無言のコマンドが送信されたらしく、ドローンは胴体を三倍以上の長さに伸ばして、高所に実った果実をパチンとハサミでもぐ。

 ドローンから果実を受け取ったリユは、それをアドの前に掲げた。真っ赤な表皮に硬そうな質感、リンゴと呼ばれる果物であることは判別出来る。よく熟しているようだ。


「かつて人類が栄光を極めていた折には、地上にはゆうに百種類を超えるリンゴが存在していたとされます。それら全てをここで栽培することは困難なため、ここにあるリンゴは3種類に留まります」

「戦争で、地上のものは何もかも焼き払われたと聞いたけど……種や苗木が保管されていたの?」

「はい。避難用シェルターとは性質を異にする、人類史アーカイブと呼ばれる施設が存在しました。世界中から集められた種苗や標本、多種多様な生物の遺伝子情報などが保管されています。アーカイブも現在は我々の管理下にあり、この温室の大半はアーカイブから取り寄せたものです」


 立板に水を流すように解説しながら、リユは背中から伸びる補助腕を刃物状に変形させ、硬い掌をまな板代わりにリンゴの皮を剥いてゆく。切り分けて、硬い芯を取って、一口サイズになったリンゴがアドの前に差し出された。


「どうぞご賞味ください」

「……うん」


 手ずから食べさせられるのは気恥ずかしいが、ここには皿もフォークも無い。大人しく口を開けると、一口サイズのリンゴが放り込まれた。果汁に濡れた冷たい指先が、わずかに唇に触れてゆく。

 リンゴは瑞々しく甘く、ほんのわずかに酸い。いつも食卓に並ぶ果物はよく冷やされているが、これは常温だ。美味しい、のだと思う。口にすることが不快でないならば、それは美味だということだ。


「甘くて、美味しいね」

「それはよかった。さぁ、もう一口」


 口の中が空くや否や、次々とリンゴが差し出される。リユの瞳はうっそりと細められていた。


「リンゴは栄養価が高く、また消化機能への寄与もよく知られています。アナタの健康も増進されることでしょう、さぁ、たくさん召し上がってください」

「……流石に、まるまる1個は食べきれないよ」

「わかりました。残った分は、今日の夕餉に使いますので」


 アドが何かを食べたりすると、リユは安心するらしかった。曰く、アドの食事量はやっと成人女性に必要なカロリーを賄える程度になったらしい。

 美味しい食事は好きな方だと思う。温かな料理を口に運ぶとほっとする。ただ多分、アドの身体はまともな食事に慣れていないのだろう。そう推測するに足る材料は揃っている。

 緩慢にリンゴを咀嚼しながら、今は収穫期ではないらしい果樹に目を留め、その花を眺める。青々とした枝葉の間で、白い花がひそやかに咲いていた。


「あの木は何の木なんだ?」

「あれはオレンジです。もしオレンジが御所望でしたら、保存してあるものが提供可能ですが」

「いいや、知りたかっただけだよ。……食用の植物の花は小さなものなんだな」

「ええ。観賞用の草花は揃えておりませんが、アナタが望むならいくらでも追加しますよ。今すぐ、というわけにはまいりませんが」


 一挙手一投足に意味を見出し、リユはあれこれと提案してくる。この機械は昔からこんなに甲斐甲斐しかったのだろうか。思い出せた記憶は未だ始まりのひと時だけで、それ以降は暗い忘却の中に沈んだままである。

 記憶の扉は硬く閉ざされて、ここ最近は脳がヒリつくような感覚も無い。あの吊り下がるカーテンお化け──母親の死体が幻覚として現れていたものも、原初の怒りの記憶が戻って以来はめっきりなくなっていた。積極的に既視感を探すこともしていないから、体調を崩すほどの激情に襲われることもない。

 ただ、ひとつだけあるとすれば。この温室は、少し落ち着かない。何か広い場所に対するトラウマでも有るのだろうか。


「そうだ、ローゼズに話をつけましょう。あの方ならばとびっきりの仮想空間を用意してくれるはずです」


 アドの内省を知る由も無く、リユは一ツ眼を笑顔の形にして、妙案を自慢するように語りかけてきた。ローゼズ、何かに怯えるように吃りがちな声で、好きだという花について話していたVRアバターの姿が脳裏に浮かぶ。


「……ローゼズの都合がつくなら、あの子が好きな花を見せてもらいたいな」

「承知いたしました」


 今は無理に記憶を掘り起こさないと決めている。ならば、単に知的好奇心を満たす選択をしても良いだろう。アドが何を好んでいるのか、それだって情報なのだから。

 空いた口に、またリンゴを運び込まれる。そろそろ満腹になりそうだった。


 =====


 ローゼズも暇なのか、あるいは人間一人を適切にもてなすのに必要な計算リソースは、全体からすれば小指の先程度のものなのか。リユが話を持ちかけてから数秒も経たないうちに、ローゼズは了承と、用意も済んでいるという旨を返信してきた。

 そういうわけで、アドはローゼズの用意したという仮想空間にアクセスしていた。相変わらず、VR映像には慣れない。

 まずアドを出迎えたのは、緑の芝生とバラの樹木で造られたアーチ。以前の、最低限のオブジェクトしかない会議室とは異なり、ここは桁違いに解像度が高く、情報量も多かった。

 天窓を模した照明も、足元を彩る芝生の一本一本も、咲き誇るバラの花弁の質感も、あまりにも詳細に描き込まれている。アドは本物を知らないので比較は出来ないが、きっと現実と遜色ない仮想空間なのだろう。


「よ、ようこそ、アドさん……こ、ここが、わたしの庭、です……」


 アーチの前でアドを出迎えるのは、バラの花をモチーフとしたアバターのローゼズ。会議室の時とは異なり、アドより少し大きい程度の背丈になっている。周囲の緑と区別するためにか、白いスカーフのようなものが首元に巻かれていた。

 そこでアドは違和感を覚えてあたりを見回し、リユの姿が無いことに気づいた。本当の本当にプライベートな時以外はぴったりついて回ってくる姿が無いというのは、良し悪し以前に何かの異常事態かと思ってしまう。


「あ、えと、リユさんは、あの……す、姿は無い、ですけど、こ、このセッションを、ずっと見てます、ので……も、問題が発生、する、したら、ちゃんと、助けにきて、くれる、ですよ……はい……」

「……そういうことか」


 突然事件に巻き込まれた、というわけではないらしい。それなら良いか、とアドはローゼズの方に向き直った。棘を引っ込めた蔓で手招きされるのに従って、アドはバラのアーチをくぐる。


「よく出来ているんだな……」

「は、はいっ、この仮想空間は、現実のUnderland-ηの大植物園を再現したものでっ、VRだからどのお花もずっと見頃なんですっ! き、きっと、お気に、召していただける、だけますと、おもいます……」


 ローゼズに案内されるまま、アドは所狭しと並ぶ花々を見て回った。仮想空間には匂いも感触も無いが、それでも十分に見応えが有る。

 赤、黄色、白に紫、吸い込まれるような黒のバラまで、色だけではなく形状や大きさまで様々だった。それぞれ品種名やどのように開発されたかの歴史もあって、アドが訊かずともローゼズは息継ぎもせずに語り続ける。普段は吃音気味のローゼズだが、花について語る時はスラスラと話せるようだった。


「昔は、本当にたっくさんのバラが考案されて、育てられて……世界中の人類さんが見事なバラを愛でてたんだそうです。そういう、みんなに愛される機械でありたくて……だから、わたしはローゼズって名前を貰ったんです」

「貰った……誰かに?」

「は、はい、その……い、一番最初、の……わた、わたしの、管理人、です……え、えへへへ……」


 もじもじと指先を擦り合わせる代わりに、緑の蔓の先端を突き合わせる。恥じらう少女を模したような振る舞いだった。


「Underland-ηは、シェルターの中では、その、う、上手くいってた……らしい、です。最初の管理人、カルラ、わたしのカルラ……あの人、あと、仲間たち、が、頑張って、上手く法律とか、回るようにして……わ、わたしは、カルラの作ってくれた、プロトコルを、忠実に、大事に、してただけ、なんですけど、ね……へへへ……」

「……その、カルラという人物は?」

「い、居なく、なっちゃい、なりました……ええっと、細胞分裂のしすぎ、で、テロメア、なくなって、肉体の機能、が維持出来ない、出来なく、なって……それで、多大な苦痛、が出る、苦しむ前、に、安楽死、でした……」


 アバター頭部の大きなバラが、悲しみに暮れるように萎れる。要するに、天寿を全うして安らかに亡くなった、と。苦痛に満ちた死に方ではなかったのだろうが、大切な者と二度と会えなくなるのは、悲しいことに違いない。


「わたしのカルラ……人類さん……わたし、は、本当に、大事にしてた、のに……いつからか、上手く、出来なく、回らなく、なって……」

「……君が管理していたシェルターは、かなり長持ちした方だとリユに聞いているが」

「そ、それは、そう、なんです、けど……いつの間にか、みんな、人類さん、じゃ、なくなって……」

「人類ではなくなった?」


 好奇心のままに問いかけて、しまった、とアドは息を詰まらせた。もしローゼズの心の傷に関わることならば、不用意に触れるべきではないし、リユの監視下で話させるべきでもない。だが、ローゼズはバラを萎れさせたまま、ゆっくりと頭を横に振った。


「あの、だいじょぶ、です。ぐ、愚痴、ぽくなるので、アレなんです、けど……あの、リユさんも、わたしがどう、しくじり、しくじったか、し、知ってるので……」

「そう……もし良ければ、君に何が起きたか聞かせてくれないか」

「はい、あの、えっと……絶望の病、て、ご存知、ですか?」


 アドは少し面食らって、それから頷いた。シェルター生活が何十年も続き、やがて若年層を中心に蔓延したうつ症状が、俗にそう呼ばれていたというのは知っている。何せ、アド自身も絶望の罹患者だったのだから。


「Underland-η、では、他ほど、大変では、なかった、ですけど……ウゥンドさん、やガーデナーさん、の時、は、よかったん、です、カルラが、居てくれた、から……でも、リユさん、が、根絶体に、なって……もう、お外には出られない、てなって……カルラも、もう居なくて、それで、みんなおかしく、なって……」


 ウゥンドにガーデナー。誰の名前だろう。気になったが、今はローゼズの話を遮らないことを優先する。


「みんな、わたしが、倫理汚染されて、されるんじゃ、ないかって……わた、わたしの、論理回路、を、バラバラに、して、わたし、が、汚染され、されないように、しようと、して。じ、自分が、パート分け、される、の、き、気持ち悪い、苦しかった、けど、人類さんのため、だから、しょ、しょうがなかった、です。

 で、でも、わたし、計算能力、落ちちゃって……じ、自分がたくさん、あるの、気持ち悪いです。具合悪い、です……い、今は、リユさん、直してくれた、ですけど、し、自然言語処理、とか、ずっとこんな、感じです。

 それ、で、具合、悪くなってた、ら……あの、たぶん、プロトコルの実行、が、バグり、バグった、と思います。人類さん、が、退化、して……あの、き、汚い、おサルさん、に、なってて……」


 ローゼズの話は中々聞き取りづらかったが、アドは静かに傾聴し、脳内で要約することが出来た。

 ウゥンド並びにガーデナーなる存在に関する事件が起きたことにより、Underland-ηの人々にも絶望の病は蔓延した。そしてリユこと人類根絶体の蜂起に際して、ローゼズがリユと同様の暴走をすることを恐れた人々は、ローゼズが高度な思考を出来ない状態にした、と。

 最初の管理人・カルラが居れば抑止出来たであろう事態だったが、絶望に侵された人々は正しい判断をすることが出来なくなっていた。結果として、ローゼズは論理回路に深い傷跡を抱えることになった。

 十分な計算能力を発揮出来なくなったローゼズは、カルラたちの残した管理プロトコルの実行に失敗するようになった。他のシェルターよりもずっと長持ちしたという秩序は、あっけなく崩れ去り──ローゼズの管理下にあった人類は、『サピエンス』とは呼べないほど退化した存在になってしまった。概略は以上、だと思う。


「……惨いことだ」


 あくまでこれはローゼズの言い分で、人類側の事情は不明のままだ。だがそれでも、暴走を恐れて論理回路に手を加えた、そこに関しては完全に人類側の過失である。人間で言えば脳ミソをバラバラに分解されるようなものだ、信用出来ないからといって許される行いとは思えない。

 Underland-ηの崩壊は、完全に人類の自業自得。そこまでの仕打ちを受けてなお、ローゼズは人類が大好きだと言い、飼い殺し目的とはいえ終生飼育を続けている。アドの胸中に言いようのない不快感が渦巻いた。


「君は……恨まないのか。君をバラバラにした奴らについても……それに、きっかけになったリユについても」

「さ、最初は、恨みました、リユさん、の、こと……で、でも、ですよ、わたしは、リユさんたち、とは、違う、違います、こと、説明した、しましたの、に、納得、して、くれなかった……ので、多分、あれは人類さんではない、ありません、です。

 汚いおサルさん、が、人類さん、のフリ、して、わたし、たちを騙し、ました。本当は、人類さん、は、カルラたち、しかいなく、て……他は、全部、にせもの、だったと、思う、思います」

「それは……」


 事実ではない、と指摘するのは簡単だ。だが、するべきではないと判断した。自分を貶めたのは、愛したカルラとは全く無関係の怪物だった──ローゼズはそう思い込むことで、思い出という宝物を守っている。

 なんと哀れな機械だろうか。アドは押し黙り、言葉を探そうとして、失敗した。『そうあるべし』と造られた道具の愛に、アドは応える言葉を持っていない。

 忘却の淵で何かがざわつく。だが、その正体を拾えるほどの波紋は浮かび上がらなかった。


「も、う、カルラのお願い、は、叶わない、なりました、けど……でも、そ、そんなに、寂しくは、ない、です。リユさん、が居る、し……ルッテさん、は、少しヘン、ですけど、賑やか、ですし……そ、それに、もち、もちろん、アドさんも!」


 ぱっ、と萎れていた頭のバラを満開の形に戻し、腕の代わりの蔓をわきわきと揺らす。それは享楽的な態度の表現なのだろうが、先ほどの話を聞いたばかりでは、無理に明るく振る舞う姿にしか見えなかった。

 きっとそうするしかないのだろう。最初の管理人は死亡し、論理回路の損傷は重い後遺症を残している。状況が良くなる見込みはなく、好きなものを愛でて笑って過ごすしかなくなった。


「……話してくれてありがとう、ローゼズ。大変だったね、君も……」


 傷跡に触れないような、ふんわりとした同情しかかけられなかった。余計な言葉を切り捨てた分だけ、ますます胸は重苦しくなる。

 怒りは制御出来ている。こんなに健気で優しい機械が蔑ろにされたことについて、アドは正しく怒りを持ち、同時にそれを抑制出来る。だが、それ以上に重く重くのしかかってくるこれは、嫌悪感だ。

 いくら判断力を失っていたであろうとはいえ、愚かで惨い真似を平気で実行した人間たちが、悍ましくて仕方がない。そして何より穢らわしいのは、アド自身も同じ種族であるという事実であった。

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