結構長期になった。
「なんか面白いことないかなー」
よくある暇な大学生の言葉である。
俺こと青葉聡は暇を持て余していた。
面白いことが大好きだが、あまり自分から動かない質である。
始まりの村にて10年・・・。
動く気ないね。
さすがにどうしようか考える今日この頃。
「あお・・・・・」
また神隠しに合ってるよ。
G君も懲りないね~。
いい加減解かるよね?
ここ最近ひっきりなしに来ては最近どうだ?何している?一回殴らせろ。
なんて言いに来る。
世間様ではもう英雄様、救世主なんて呼ばれ、調子に乗っているのにね~。
暇なのかな?
村ではキモGって呼ばれているのに。
メンタル強いね~?
「埋めとこ」
「埋めるな!!!何故埋める?」
「うざったいから。」
「辛辣!!!」
「もう~正直相手にするのも怠いんだよね。」
「なんでそこまで言われなきゃいけない?一応心配してきているのに。」
「元に帰る方法探すでもなく、冒険するでもなく、ここに居ついて何しているの?」
「安全確認?」
「長い!!!10年経っている!!!」
「現在最強と言われている俺に対してここまでコケにできるのに何が安全確認だ!!!!誰がお前に危害を加えられるんだ!!!教えてくれ!!!頼む!!!」
「いるよ?教えたらどうするの?」
「決まっているだろう!!!そんな危険すぎる奴は多勢で排除にかかる!!!」
「目の前にいます。」
「?」
「さあ自分を討伐しろ!!!」
「それって自殺しろって言ってるよね?」
「そうとも言う。」
「間違ってなかった!!!間違っててほしかった!!!」
「もう~うるさいな~。何か用?」
「冒険に行こうぜ!!!」
「いやだ。ハイ終了~~~~。帰れ」
「何でそんなに辛辣なの?俺何かした?」
「・・・・存在が生理的に・・・・無理。」
「存在否定!?」
「っていうか何で生きているの?」
「そこまで言われる?」
「ではVすた~~~~~と」
「相変わらず唐突だな!!!」
村人ABC
『最近では気持ち悪い通り越して怖い。』
『英雄笑になっている。怖い。』
『青葉君に付きまとっている。怖い。』
門番
『最近では、はよ死なんかな?って思っている。怖い。』
村長
『執着が過ぎる。怖い。』
「この村での俺の評価が怖い!!!」
コメント
【気持ち悪い】
【気持ち悪い】
【気持ち悪い】
【気持ち悪い】
【気持ち悪い】
【気持ち悪い】
【尊い】
【尊い】
【尊い】
【尊い】
【尊い】
「どこからの意見?そして後半がゾわゾわする。何故だ?」
「いいから・・・・」
「埋めとこ。」
メンタル強いよね~~~こんだけ辛辣に言われているこの村に来れるなんて。
今地の底から青葉~~~~と怨嗟の声が聞こえた。
ホント勘弁してよね?