親玉登場!
「なんか面白いことないかなー」
よくある暇な大学生の言葉である。
俺こと青葉聡は暇を持て余していた。
面白いことが大好きだが、あまり自分から動かない質である。
最初の村についてから二年後。
すでに村人の一因となりつつある今日この頃。
「青葉~~~~~~~?聞こえるか~~~~~~~~~?」
何かいるな?触らぬ神に祟りなし。
「聞こえてるんだ・・・・・」
またもや神隠しにあったみたいだ。
異世界って物騒だね?
「離れていても落ちんのかよ!!!無駄だったわ!!!」
「早い。改造する身にもなれ!!!」
「やるな!!!結構ギリギリなんだぞ!!!」
「そこを超える・・・それこそが一流の・・・」
「絶対違う!!!違うからやめてくれ!!!」
「そしてそうじゃない!!!青葉に聞きたいことがあって来たんだ!!!」
「すいませ~ん、門番さ~ん、不審者が~」
「呼ぶな!!!門番呼ぶな!!!頼むから聞いてくれ!!!」
「はいはい、はいはい、はいはい、はいはい。」
「はいが多いな!!!一回にしろ!!!」
「は~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~」
「長い!!!短く一回で!」
「で何か御用でございましょうか?人類の救世主笑様?」
「思いっきり笑いをいれたな!!!いや確かに今そんな感じで呼ばれているが困っているんだ。」
「?」
「自己肯定感が強くて自己表現バリバリで俺すごくね?が前面に出ているG君がなにを困っているって?」
「そこまで言う!?否定できないけどそこまで言う!?もっと優しくして!!!」
「ウザっ。」
「とにかく聞いて!!!お願い聞いて!!!」
「この前とうとう魔物の親玉のとこまで行ったんだが・・・」
「ホ~~~~ン」
「すべてを倒し親玉の所にたどり着いたら留守だった。」
「ウケるwww」
「調べたところ、異質な魔法の痕跡があったってことだからお前が何か知らないかって思って・・・・」
「知らん!!!!俺が全て知っていると思うな!!!キモ屑が!!!」
「酷すぎない?・・・そうか、疑って悪かった。また・・・」
『@*#$&%‘++‘*?』
「ああ、それはそこに置いといて?」
「なんかいた!!!!そいつじゃないか!!!!」
「?」
『?』
「なんで不思議そうなの?そして、そいつは不思議そうにしてんの?」
「ゼンゼンワカラナイ」
「?」
『?』
「ふざけんな!!!!説明しろ!!!」
「何を?」
『?』
「ホントに?流れからわからない?明らかじゃない?」
「ではV」
「すべてを無視?」
『@**‘‘@@#$&54*@』
『何言ってるかわからない。ウケワラ』
『‘@:;‘*‘#$#$%z&&&‘*++』
『野球しようぜ!』
数時間後・・・
「いきなりトンだ!!!全てがトンだ!!!」
『お前なかなかやるな。』
『@@@:@:@:@$%#&‘』
「なんか戦った後感出してるけど見えているからな?明らかに遊んでた後見えてるからな?寧ろ良くそんないろいろ玩具あったな!あとで教えろ!」
『そうか・・・一緒に遊ぶか?』
『!@:34#$%%%*+‘』
「OK、それで連れてきたと」
「ていうか話通じてるの?」
「知らん!!!ニュアンスだ!!!多分通じていると思ったりなんかしたり、だったら良いな~って思ったり」
「解からないんかい!!!」
「?」
『?』
「だから不思議そうにするな!!!通じ合ってるわこれ!!!」
「しかし青葉、悪いんだがそいつは魔物の根源・・・・俺は・・・・」
「落ちてった。埋めとこ」
『*+?』
「ついでにトラップ世界の果てに転送っと」
一体G君は何がしたかったのだろうね?
さっぱりわからないよ。