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G君一流冒険者だってwww

「なんか面白いことないかなー」


よくある暇な大学生の言葉である。


俺こと青葉聡は暇を持て余していた。

面白いことが大好きだが、あまり自分から動かない質である。


最初の村についてから数日・・・・

G君とも別れ、なんでもない日が続いている。

さすがに異世界をいきなり出歩きまくるなんてことは出来ない。

何が出来て何をするのかを見極めないとね?




「あ、お~い、青・・・・」


突然人が消えた・・・。

異世界は物騒である。

やはり気を付けないと。


「待てい!!!何事もなかったかのように通り過ぎるな!!!」

「この落とし穴やっぱりお前か!!!」


「チッ!!!これはこれはG君。こにゃな~。」


「え?舌打ち?殺意高くない?あとそれ挨拶?」


「はぁ~~~~」


「盛大な溜息!!!」


「君はいつも馬鹿だな~。俺は異世界人だよ?異世界の挨拶をするに決まっているだろ?そんなこともわからないのか?あほすぎじゃ?」


「そっか!!!ごめん!!!」


「まあ、異世界でも異世界の挨拶と言われたが。」


「???」


「?」


「挨拶じゃないんじゃ?」


「?」


「?」


「ホント君は馬鹿だな~こんな挨拶あるわけないだろ!!!言葉が通じてるだろ!!!挨拶はあいさつに変換されるに決まってんだろ!!!」


「・・・スぅ~~~~~~~ハぁ~~~~~~~~、よし!!!」


「で?何の用だい?G君?」


「・・・よくそこから話振れんな!!」


「じゃあ帰れ。」


「そっけない!!!そっけないよ青葉君!!!」


「死ね」


「おっと毎回毎回そう簡単に・・・」


「落ちて行ったな・・・・さっいこ」


「待て行くな!!!」


「上がんの早くなっているな。深くしてトラップ増やそ」


「殺意をあげるな!!!」


「いい加減要件言ってくれないと困るよ~G君」


「・・・殴っていい?」


「駄目。ハイ終わり。」


「いや、違うんだ。本当は遂に俺一流冒険者として認められたことを伝えようと思って・・・・」


「はあ」


「興味なさそうだな!!!」


「はあ」


「冒険者にはランクがあって・・・」


「いや、良いんで。」


「冷たい!!!聞いて!!!」


「G君が一流なら世も末だな」


「そんな言葉はいらない!!!褒めて称えて祀って!!!」


「ずいぶん図々しいな!!!」


「世界に10人しかいないんだよ!?すごいんだよ!?」


「異世界人なんで」


「すぐに異世界人っていう!!!」


「異世界人なんで」


「異世界人は免罪符じゃない!!!」


「帰ります。」


「・・・いいのかな?元の世界に戻れるかもしれない情報を持ってきたのに~」

「っていない!!!マジか!!!」


「戻りたくないのか!!!」


「・・・すっごい速さで見つかったな」

「残念、青葉君は回り込まれた。」


「どうでもいいのか?元の世・・・」


「埋めておこう」


とりあえず落とし穴を埋め立てしてきた。

なんか元の世界がどうのって言っていたが俺トラックに轢かれてるし。

死んだことになってんだから別にって感じ。

…強がりじゃないよ?


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