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最初の村

「なんか面白いことないかなー」


よくある暇な大学生の言葉である。


俺こと青葉聡は暇を持て余していた。

面白いことが大好きだが、あまり自分から動かない質である。



落とし穴に落ちた何某君。今気づいた!!!

落とし穴下にトラップ仕掛けてあるや!!!

・・・あ~あ。いきなり人殺しになってしまった。

罪を償わなくては・・・・


「あっぶな!!何この落とし穴!!俺じゃなきゃ死んでたね!!」


「オウ!!這い上がってきた!!!おかえり!!!」


「この落とし穴って・・・」


「すごいね!!!こんなとこに落とし穴があるなんて!!!」

「よく串刺しにならなかったね!!!」


「俺は一流を目指す冒険者だからな!!!多少刺さっても大丈夫!!」


「刺さってたのか!異世界人丈夫だな!!!」


「ところで、今串刺しって・・・何で知っ・・・」


「もうこんな怖いとこはコリゴリだよ!!!人里プリ~ズ。」


「何か分かりかけていたが、まあいい。そうだな!人里行こうぜ!!!」


「イェ~レッツパリ~ゴ~。」


「何言ってるか解かんねぇ・・・」


何か死ななさ加減あれだよね?Gと呼ぼう。


「ところでG君ここは何処だい?」


「G君って?俺の名前はアインス・・・・・・」


「G君G君、ここは一体何処なんだい?私はいきなり異世界から飛ばされてきたから場所が全く分からないんだよ!よってまあ聞いたところで分からないんだがね。HAHAHA」


「じゃあなぜ聞いた?ていうか異世界ってなんだ?」


「そんな細かいことどうでもいいじゃないか?HAHAHAHAHA~」


「会話って知っているか?」


「馬鹿にするな!!!異世界の原住民が!!!知っているに決まっているだろう!!!」


「明らかに知らないよね?あと名前教えてもらっていないんだが・・・」


「お前の方が会話を理解していない!!!さすが原住民!!!」


「もしかして貴族様?しかも上の方?名前すら答えられないとか?」


「馬鹿にするな!!!原住民!!!平民に決まっているだろう!!!こんな貴族あってたまるか!!!」



「なんでそんなに偉そうなんだよ!?会話してくれよ!!!名前くらいいいだろ!!!」


「私の世界では名前を教えると呪われるということがあってね?名前だけは教えられないんだ。ごめんね?」


「お、おう。そんな理由があったのか。そりゃすまない。」


「うん、ごめんね?」


「わかったわかったよ。お?着いたぞ。ここがリャントウ村だ。」


門番

「名前と目的を答えろ。」


「あ~、スマン。こいつには名前を言えない訳があって・・・」


「青葉聡です。目的は保護してもらうことです。」


「おい!!!さっきの話はどうした!!!」


「?」


「なんでそんなに不思議そうな顔出来んだよ!!!呪われるんじゃなかったのかよ!!!」


「そんなわけないじゃないか?初耳だよ?馬鹿だな~G君は。」


「な・ん・で!!!俺が悪いことに・・・」



俺に近づ居てきたので、とっさに落とし穴に落としてしまった。

犯罪防止は最初期の挙動によって決まるよね?

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